このページでは、転記用の簡易版から自動計算付きの実務仕様フォーマットの損益計算書テンプレートを紹介します。
また、製造業の原価計算や中小企業向け法人税(800万円以下の軽減税率)に対応したテンプレートもあり、Excel・PDF・スプレッドシートの各形式で利用できます。
損益計算書テンプレート一覧(早見表)
損益計算書テンプレート(Excel/PDF/スプレッドシート)の早見表です。画像をクリックすると拡大表示、タイトルをクリックすると各テンプレートの詳細説明(ダウンロード箇所)へ移動します。
損益計算書とは?
損益計算書は、企業や個人事業主が「どれだけの利益を生み出したか」を明確にするための書類です。決算時の提出書類であると同時に、日常の経営管理や将来シミュレーションにも活用されます。
- 売上高
- 売上原価
- 売上総利益
- 販売費および一般管理費
- 営業利益
- 経常利益
- 税引前当期純利益
- 当期純利益
中小企業の融資面談では営業利益と経常利益、さらに前期比の推移を担当者に特にチェックされます。テンプレートに毎月のデータを記載し、四半期・年次での増減要因(原価・販管費・特別損益)を説明できるようにしておくと審査や、社内での説明がラクになります。
損益計算書テンプレートの詳細(サンプル画像つき)
業務に必要なレイアウトを選択してください。
簡易版の損益計算書
・売上高・原価・利益など基本項目を記載できる
・転記用なので自動計算なし
・行や科目を自由に追加しやすいシンプルなレイアウト
年度別の損益計算書
・当年度と過去年度の売上・費用・利益を自動集計
・1期から10期までを比較しやすい一覧レイアウト
・売り上げと経費を入力するだけでシンプル
月次損益計算書
・自動計算式を設定し、利益や原価が自動で算出されます。
・法人税の自動計算も搭載(800万円以下区分にも対応)
・1〜12月の売上・原価・利益を自動計算して月次推移を可視化
・月次合計・年間合計・簡易的な前年同月比の確認に対応
・月次会議や経営モニタリングにそのまま使える構成
部門別・店舗別損益計算書
・部門別・店舗別の売上・原価・利益を自動集計
・全社合計も自動算出され、セグメント別採算を一目で比較可能
・部門追加や店舗追加にも対応しやすい列設計
個人事業主向け 超簡易PL
・売上と主な経費を入力するだけで利益を自動計算
・科目数を絞ったレイアウトで、初めてのPL作成にもわかりやすい
・青色申告前の収支整理や副業の収支管理に使いやすい
損益分岐点分析つきPL
・売上・変動費・固定費の入力から損益分岐点売上を自動計算
・限界利益・限界利益率・目標売上なども自動算出
・新規事業や値下げ・値上げの採算シミュレーションに最適
前期・前年度比較PL
・当期・前期の数値を入力すると、増減額・前年比を自動計算
・売上・原価・利益ごとの増減ポイントを把握しやすい構成
・決算分析資料や役員・銀行向け説明資料のたたき台に
製造業向けPL(原価詳細版)
・主要科目に自動計算式を設定し、入力するだけで利益や原価が算出されます。
・合計欄で法人税の自動計算(800万円以下区分にも対応)(月次は按分用に手入力)
・材料費・労務費・製造間接費など製造原価明細を自動集計
・仕掛品の期首・期末を考慮した売上原価計算に対応
・合計欄で中小製造業向けに法人税(年800万円以下の軽減税率区分)を自動計算
サービス業向けPL
・自動計算対応、利益や原価が自動で算出されます。
・法人税の自動計算可(800万円以下区分にも対応)
・サービス売上と人件費・家賃・広告費など主要経費を自動集計
・経費合計・営業利益・当期純利益まで自動計算
・サロン・クリニック・教室など、サービス業で使いやすい汎用フォーマット
よくある質問(FAQ)
関連リンク
まとめ
このページでは、用途に合わせて選べる9種類の損益計算書テンプレート(Excel・PDF・スプレッドシート)を提供しています。
売上・原価・経費の自動計算はもちろん、製造業向け原価計算や中小企業向け法人税(800万円以下の軽減税率)対応など、実務でそのまま使える機能を備えています。
- 簡易版:まず収支を把握したい・科目を最小限にしたい場合
- 年度別PL:複数年の比較や中期経営計画の検討に
- 月次損益(12ヶ月):毎月の売上・利益の推移を確認したい場合
- 部門別・店舗別PL:事業部・店舗ごとの採算管理に最適
- 個人事業主向けPL:副業・フリーランスの収支整理に
- 損益分岐点分析つきPL:新規事業やコスト削減のシミュレーションに
- 前期・前年度比較PL:増減分析や決算レビューに
- 製造業向けPL:原価内訳や仕掛品管理が必要な場合
- サービス業向けPL:人件費・固定費中心の業種に最適
自動計算式入りのテンプレートも多く、数値を入力するだけで損益が完成するフォーマットも用意しています。
Excel初心者から経理担当者まで幅広く利用できるよう設計されていますので、ぜひ業務に合ったフォーマットを活用してください。








