同意書とは、ある行動に個人が承諾したことを示す文書です。ビジネスだけでなく、地域の会合や学校、旅行で個人情報を共有する際にも活用されます。
この記事では、無料の同意書テンプレートを紹介します。特別な登録は必要ありませんので、ダウンロードしてお使いください。
同意書テンプレート
シンプルで簡易的なフォーマットの同意書から、例文のある同意書テンプレートをすべて無料でダウンロードできます。
ダウンロードページには、Excel, Word, PDF形式のファイルがあるので、目的に合ったテンプレートをダウンロードして使用してください。
個人宛
簡易的なフォーマットの同意書です。前文は「以下の内容に同意いたします。」、件名は「同意書」という簡易的なものなので、内容に合わせて修正してください。
宛先は個人宛に〇〇様という形式になっています。自治会や町内会、個人間の同意などに使用できます。
法人宛
こちらも簡易的な同意書テンプレートですが、法人向けなので宛先や受領者の形式が法人用になっています。仕事上の通知や案内に使用できます。
チェックボックス型
表とチェックボックスを使用して、文書への同意をチェックで確認するタイプの同意書です。
特に用途を制限しませんが、会社や自治体などメールで多人数に送付することを想定しています。
入社時の同意書
簡易的な同意書テンプレートです。会社に入社するときの同意書として使用するように、文言のサンプルが社員登用に関するものになっています。
内定時に使用する内定承諾書は以下の記事が参考になります。
内定承諾書テンプレート | 新卒・中途採用に使えるビジネス文書
個人情報に関する同意書
サービスの契約時などに同意を求めることが多い、個人情報の取得や利用に関する同意書のサンプルテンプレートです。
使用目的など一般的な、個人情報保護に関する文言のサンプルが記載されています。
参加同意書
イベントや大会などに参加する場合に交わす同意書テンプレートです。
サンプルの書式は、条件に同意できる場合に記名して押印する形式になっています。
保護者同意書
未成年者がアルバイトなど働く場合に必要な保護者同意書テンプレートです。
見本では、バイト先宛に、本人と保護者の署名、捺印を提出します。文言を修正することで未成年用のひな形として使用できます。
テンプレートのカスタマイズ
テンプレートを自分用にカスタマイズするには以下のように行ってください。
- テンプレートの選択と取得
- 基本データの入力
- 同意内容の調整
- 日付と署名欄の準備
- 内部での確認と承認
- 同意を求める人(法人)の団体名(氏名)
- 同意をした日付
- 同意を求める内容
- 同意する人の氏名(署名もしくは記名+押印)
まず最初に、自分の目的に最も適したファイル形式の同意書テンプレートを見つけ、ダウンロードします。
次に、テンプレート内の宛先、住所、連絡先といった情報の部分を自分たちに合うように書き換えます。
テンプレートに記載されている同意事項を、自分たちのポリシーと法的要件に基づいて調整します。必要があれば、新たな項目を追加したり、不要な項目を削除することで自分の目的に合うように変更します。
同意書の署名部分には、日付、会社の代表者の名前、役職、そして署名を記入するスペースが必要です(個人の場合は住所、氏名) また、相手方の署名欄も記載します。
自分たちが調整した同意書を専門家や関係者に見てもらい、細かい修正を行った後で文書を確定させ、承認を得ます。
以上のステップ通りに行えば、同意書テンプレートを自分たちの必要な情報に合わせることができます。ただし、同意書は法的な影響を持つ文書であるため、専門家に相談することも重要です。
同意書の書き方
同意書には特定の公式な書き方や形式が必要なわけではありません。大切なのは、同意書として必要な情報がきちんと書かれていることです。それが確認できれば、その文書は同意書として機能します。
次に、同意書に必要な内容とその書き方について説明します。
同意書のフォーマット
同意書の様式は特に決まったものがありませんので、同意を求める側がレイアウトや記載事項を自由に作成して構いません。
通常は、以下のような項目を盛り込むことで同意書として使用できます。
同意書の件名
同意書の件名は、特に規定はありませんが、通常は「同意書」とするか、「〇〇に関する同意書」と書くのが一般的です。もちろん、内容が同意書に沿っていれば、件名に「同意書」といれなくとも構いません。
同意書の日付
同意書の日付は、同意をした日付を書くのが一般的です。郵送する場合は、同意書を投函する日付を書きます。
また、同意書の内容に期間の定めがあるなど、日付の意味が重要な場合は同意者から日付の指定をされる場合もあるのでそれに従います。
同意書の印鑑
同意書へは確認した証として手書きのサインか印鑑を押印して同意を表明します。
印鑑を使う場合は、通常は認め印を押印します。
まとめ
今回は同意書の書き方と簡易的なテンプレートを中心に紹介しました。
同意書はフォーマットが自由で特に決まった形式がないので、自分が作成したい同意書の様式に近いテンプレートをダウンロードし修正して利用すればいいでしょう。