リモートワークや部署間の郵送が増える中、社内であっても送付状を添えることで、文書のやり取りがスムーズになり、ミス防止や印象向上につながります。
私たちは、これまで中小企業の業務改善支援や、帳票・社内文書の作成支援を行ってきた中で、実際に現場で使える社内向け送付状のフォーマットを多数作成してきました。
この記事では、社内用の送付状の書き方と、すぐに使えるテンプレートを紹介します。
【実務経験コメント】
実際に社内の総務部で文書のやり取りを担当していた際、郵送で部署間に資料を送ることが多くありました。送付状がないと内容確認の手間が増えるため、簡単でも送付状を添えることが社内効率化に直結していました。
実際に社内の総務部で文書のやり取りを担当していた際、郵送で部署間に資料を送ることが多くありました。送付状がないと内容確認の手間が増えるため、簡単でも送付状を添えることが社内効率化に直結していました。
社内送付状の書き方【社外とは何が違う?】
社内宛でも送付状は必要です。ただし、以下のような違いがあります。
- 住所・会社名の記載は不要
- 敬語や時候の挨拶は簡潔でOK
- 要点が伝われば十分(挨拶・送付内容・署名など)
書き方の基本構成
- 日付:和暦/西暦どちらでもOK
- 宛先:部署名+担当者名
- 送付元:部署・役職・氏名・連絡先
- 挨拶文:例:「お疲れ様です」
- 本文:例:「以下の書類をお送りします」
- 記書き:送付書類の内訳
社内送付状テンプレート一覧
自分の社内の別の部署へ書類を送る場合の送付状の例文テンプレートです。送付状の書式やフォーマットは、通常の送付状と変わりありませんが、文言や宛先などが社外への送付状と異なっています。
カスタマイズ例(現場のニーズに対応)
・支店間のやりとりが多い場合:送付元に「○○支店」と記載
・上長宛に送る場合:役職名や敬称を丁寧に記載
・稟議書など重要書類:文末に「ご確認の上、ご署名ください」等の追記
・支店間のやりとりが多い場合:送付元に「○○支店」と記載
・上長宛に送る場合:役職名や敬称を丁寧に記載
・稟議書など重要書類:文末に「ご確認の上、ご署名ください」等の追記
⚠️ よくあるミス・注意点
・社外向けと同じフォーマルな形式を使ってしまう(堅すぎる印象に)
・書類名・部数の記載漏れ
・誰から送ったのかが不明瞭(支店間では特に重要)
・社外向けと同じフォーマルな形式を使ってしまう(堅すぎる印象に)
・書類名・部数の記載漏れ
・誰から送ったのかが不明瞭(支店間では特に重要)
よくある質問(FAQ)
社内用送付状でも送付元情報は必要ですか?
はい。部署名・役職・氏名・連絡先などを明記しておくと、確認がスムーズになります。
送付状はWordとExcelどちらで作成するのが良いですか?
編集の自由度を考えるとWordがおすすめです。印刷して手書きするならPDFでも構いません。
送付状に時候の挨拶は必要ですか?
社内向けの場合は不要です。「お疲れ様です」など簡単な挨拶で十分です。