当サイトでは、10年以上にわたって帳票テンプレートを提供してきた専門チームが、インボイス制度にも対応した「個人向け請求書テンプレート」を無料でご提供しています。
PDF・エクセル形式ともに、登録不要ですぐに使えます。源泉徴収や立替金、軽減税率対応など、用途別に豊富なバリエーションを紹介しています。
請求書PDF作成ツール
個人向け請求書テンプレート【無料ダウンロード】
個人や個人事業主向けの請求書テンプレートです。 合計や消費税は、エクセルの関数で自動計算されます。
テンプレート一覧(PDF・Excel対応)
インボイス制度対応について
請求書の種類別テンプレート
軽減税率対応の請求書テンプレート
請求書テンプレートの軽減税率対応版です。請求する商品の表に、区分と税率を記入する欄があります。税率は自分で8%か10%を区分に合わせて入力してください。「小計」、「8%対象税額合計」、「10%対象税額合計」、「合計」は自動的に計算されます。
源泉徴収対応の請求書テンプレート
源泉徴収税を記載する欄が必要な場合の請求書テンプレートです。 個人が次のような種類の業務で報酬を請求する場合には、支払側が源泉徴収をする必要があります。その場合は、請求書に源泉徴収税を計算する欄が必要になります。
2. 弁護士、司法書士などの特定の資格を持つ人
3. Webサイトやロゴなどのデザイン料
4. その他特定の業種や業務
詳細については、国税庁のページで確認してください。
源泉徴収が必要な報酬・料金等とは 国税庁
源泉徴収税は、エクセルの関数で自動計算するようになっています。 テンプレートの計算式は、以下のようにしています。一般的には端数は切り捨てなのでINT関数で切り捨てますが、提出する会社によって計算方法は異なるので、適時修正してください。
INT(IF(請求額<=1000000,請求額*10.21%,(請求額-1000000)*20.42%+102100))
内税方式(総額表示)テンプレート
消費税を内税で表記する請求書テンプレートです。商品の詳細の表には税込金額を表示し、小計から税額を算出して表示しています。
請求書兼領収書テンプレート
請求書の下部に領収書が付いたテンプレートです。請求書を提出してすぐに領収書をもらえるため手間が省けます。
納品書兼請求書テンプレート
納品時に納品書と請求書の両方として使える納品書兼請求書テンプレートです。内容自体は請求書と変わりませんが、タイトルと文言が違っています。
立替金対応の請求書テンプレート
請求書を発行する際に立替金が発生した場合の請求書テンプレートです。立替金は、サービスを行った時などに請求先に代わって商品などを実費で請求する際に使用されます。
Googleスプレッドシート版テンプレート
Googleスプレッドシート版のシンプルな個人向け請求書です。以下のリンクから表示できますが、そのままで編集はできませんのでエクセルやCSVでダウンロードするか、シートをコピーして自分のスプレッドシートに貼り付けしてください。
エクセルへのダウンロード方法
- スプレッドシートを開く
- メニューから「ファイル」をクリック
- 「ダウンロード」をクリックしてダウンロードしたい形式をクリック
請求書のカスタマイズ例【個人事業主向け】
- 銀行振込欄を自由入力式に変更:
振込先の形式を自由記述にすることで、複数口座や振込条件に対応できます。 - 振込手数料の記載欄を追加:
「手数料はご負担ください」などの表記で、誤解を防ぎましょう。 - 備考欄に電子帳簿保存法対応を明記:
「電子帳簿保存法に対応した形式です」と記載すれば信頼度が高まります。 - 支払期限を自動で反映:
発行日+30日など、Excel関数を使って自動入力されるように調整できます。
請求書を作成する際の注意点【個人利用時のチェックリスト】
- 屋号や住所を記載して信用力アップ:
氏名だけでは不十分な場合もあるため、事業用の屋号・住所・連絡先を明記しましょう。 - 税率の記載漏れ・計算ミスに注意:
軽減税率(8%)と標準税率(10%)が混在する場合は特に要確認。 - 源泉徴収の対象業種かを確認:
デザイン業・原稿料・講師料などの場合、源泉徴収が必要なケースがあります。
よくある質問(FAQ)
まとめ
個人事業主やフリーランスで使用できるインボイス制度対応の請求書のテンプレートをエクセル、PDFの両方のフォーマットで紹介しました。
請求書は、商品やサービスの対価を請求するための重要な帳票です。 請求漏れが無いように、記録をとって管理するようにしましょう。
取引先が増えて、請求書の発行が多く管理が煩雑になってくれば販売管理や請求管理システムの導入を検討すると便利です。 クラウドで管理できる会計サービスなら、請求書の発行だけでなく確定申告までできてしまうものもあるので、余計な手間が大幅に削減できます。