納品書送付状テンプレートを探しているときは、だいたい「納品書を郵送するので1枚添えたい」「PDFで送るから、メール文面も整えたい」のどちらかです。

このページでは、納品書に添える送付状・送り状テンプレートをWord形式で配布しています。あわせて、納品書をメールで送るときの件名や短い例文もまとめました。

月末の夕方、請求書や納品書をまとめて処理していると、宛名や日付は入れたのに「同封書類の枚数」を書き忘れることがあります。地味ですが、あとで相手先から確認の電話が来ると少し面倒です。テンプレートを使うと、そういう抜けが減ります。

このページが合うケース

  • 納品書を郵送するときに、1枚添える送付状がほしい
  • 「納品書 送り状」と呼ばれている文書を用意したい
  • 初回取引なので、少し丁寧な文面にしたい
  • 納品書をメールで送るときの件名や本文を整えたい
  • 毎月使う文面を、いちから打ち直したくない
このページで扱う「送り状」は、納品書に添えて送る送付状・添え状のことです。宅配便の箱に貼る配送伝票とは別の書類です。取引先へ「納品書を送りました」「同封書類はこれです」と伝えるための案内文として使います。

納品書送付状テンプレートの選び方

まずは、送る相手と送付方法で選ぶと迷いません。社内で何度もやり取りしている取引先ならシンプル版で十分です。初回取引や、少しきちんと見せたい法人宛てなら丁寧版のほうが落ち着きます。

テンプレート 向いている場面 使うときの調整
シンプル版 毎月の納品書送付、いつもの取引先への郵送 宛名、送付日、同封書類を差し替える
丁寧版 初回取引、法人宛て、大口取引、担当者変更後の送付 挨拶文と確認依頼を相手に合わせて少し整える
郵送向け基本版 紙の納品書を送る、複数書類を同封する 同封書類の名称と枚数を先に確認する
丁寧め文面版 少し改まった印象にしたい、メール文にも流用したい 長くなりすぎる挨拶は少し削る

テンプレートを使う前は、「とりあえず宛名だけ変えればいい」と思いがちです。実際に手を動かすと、送付日を納品日にしてしまったり、納品書1通なのか請求書も同封するのかで止まったりします。先に送付方法と同封書類を決めてから開くほうが、作業は早いですね。

納品書・送付状・送り状の違い

納品書は、納品した商品やサービスの内容を確認する書類です。送付状は、その納品書を送るときに添える案内文です。

「送り状」という言葉は少しややこしく、会社によっては送付状の意味で使います。一方で、宅配便では配送伝票を指すこともあります。取引先から「納品書の送り状も付けてください」と言われた場合は、たいてい納品書に添える送付状のことです。

書類名 役割 見る人
納品書 納品した内容、数量、金額などを確認する 取引先の担当者、経理担当
送付状・添え状 納品書を送ったこと、同封書類、確認依頼を伝える 取引先の担当者
送り状 実務では送付状の意味で使われることがあります。配送では伝票を指すこともあります 取引先、配送業者

納品書送付状に入れておきたい項目

納品書送付状は、あいさつを添えるだけの紙ではありません。受け取った人が、机の上で封筒を開けたときに「何の書類か」「誰から来たのか」「何を確認すればいいのか」がすぐ分かる形にしておくと親切です。

  • 送付日:いつ送った書類かを後で追いやすくします
  • 宛名:会社名、部署名、担当者名まで入れると行き違いが減ります
  • 差出人情報:問い合わせが来たときに、すぐ担当者へ戻せます
  • 同封書類の名称と枚数:納品書1通だけなのか、請求書も同封したのかが分かります
  • 送付の趣旨:何の件で送った書類か、本文の冒頭で伝えます
  • 確認依頼の一文:相違や不明点があった場合の連絡につなげます

実務では、本文をきれいに整えるより、宛名と同封書類の確認に時間を取られることが多いです。特に新人の担当者だと、会社名までは入れても部署名や担当者名で迷います。前回のメールや発注書を見ながら、先に宛名を固めておくと進めやすいです。

納品書送付状テンプレート Word無料ダウンロード

以下のテンプレートは、Word形式で編集できます。郵送用としてそのまま使うほか、文面を短くしてメール本文へ流用してもかまいません。

納品書送付状テンプレート シンプル版

毎月の納品書送付や、いつもの取引先へ送る場合に使いやすいシンプル版です。文面は短めで、送付日・宛名・差出人・同封書類を確認しやすい形にしています。

納品書送付状テンプレート シンプル版 Word|納品書に添える基本的な送り状
納品書送付状テンプレート シンプル版(Word)

シンプル版の使いどころ

  • 毎月の納品書を郵送する
  • 取引先とのやり取りがすでにある
  • 長い挨拶より、書類内容をすぐ見せたい
  • 納品書1通だけを同封する

納品書送付状テンプレート 丁寧版

初回取引や法人宛て、大口取引など、少しきちんとした印象にしたい場面向けの丁寧版です。通常の送付状より挨拶文と確認依頼を少し厚めにしています。

納品書送付状テンプレート 丁寧版 Word|初回取引や法人宛てに使いやすい送付状
納品書送付状テンプレート 丁寧版(Word)

丁寧版の使いどころ

  • 初めて納品書を送る取引先
  • 法人宛てで、少し改まった文面にしたい
  • 担当者変更後の初回送付
  • 納品書と一緒に関連書類も送る

そのほかの納品書送付状テンプレート

文面やレイアウトの好みに合わせて、下記のテンプレートも使えます。社内で決まった言い回しがある場合は、本文だけ差し替えて使うと早いです。

納品書送付状テンプレート 郵送向け基本版 Word|送付日・宛名・同封書類を整理しやすい例
納品書送付状テンプレート 郵送向け基本版(Word)

納品書送付状テンプレート 丁寧め文面版 Word|メール本文にも流用しやすい例文
納品書送付状テンプレート 丁寧め文面版(Word)

納品書送付メールの件名・文章例

納品書をPDFで送る場合は、別紙の送付状を付けずにメール本文で済ませることが多いです。件名で書類名が分かり、本文で添付内容が分かれば、受け取る側も探しやすいです。

件名例

  • 納品書送付のご連絡/株式会社○○
  • 【納品書添付】株式会社○○ ご発注分
  • ○月○日納品分の納品書をお送りします
  • ○月分 納品書送付のご案内

基本のメール例文

株式会社△△
△△部 △△様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。

本日納品分の納品書をPDFにてお送りします。
添付ファイルをご確認ください。

内容に相違やご不明な点がございましたら、ご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社○○
○○

初回取引で少し丁寧に送る場合

株式会社△△
△△部 △△様

お世話になっております。
株式会社○○の○○です。

このたびはご発注いただき、ありがとうございました。
納品書をPDFにて添付いたしましたので、ご査収のほどお願いいたします。

ファイルが開けない場合や、内容に相違がございましたらお知らせください。
今後ともよろしくお願いいたします。

株式会社○○
○○

毎月の納品書を送る場合

株式会社△△
△△様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。

○月分の納品書を添付いたします。
お手すきの際にご確認ください。

ご不明な点がございましたらご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

株式会社○○
○○

メールは、丁寧に書こうとして長くしすぎると、かえって要件が見えにくくなります。いつもの取引先なら短めで大丈夫です。初回だけ少し丁寧にして、2回目以降は短くする。現場ではそのくらいの温度感がちょうどいいと思います。

郵送・メールで迷いやすいところ

送付状やメール本文は短い文書ですが、詰まる場所はわりと決まっています。

  • 送付日と納品日を混同する
  • 宛名が会社名だけで止まり、部署名や担当者名が抜ける
  • 納品書の通数を書かず、受け手が同封物を確認しづらくなる
  • 添付ファイル名が「document.pdf」のままで、相手先で探しにくい
  • 取引先が紙指定なのに、PDFだけ送ってしまう
  • メール本文を丁寧にしすぎて、納品書送付の要件が埋もれる
立場ごとに見ておきたいところ

  • 新人:まず宛名、送付日、同封書類の3つを埋めると止まりにくいです
  • 担当者:前回どの方法で送ったか、取引先ルールを先に見ておくと戻りが減ります
  • 管理側:件名とファイル名のルールをそろえておくと、担当が変わっても崩れにくいです

実務では、本文よりも「郵送なのか、メールなのか」の判断で迷うことがあります。郵送前提だった取引先が、途中からPDF添付へ切り替わることもあります。そのときに、送付状の文面を少し短くしてメール本文へ移せるようにしておくと、かなり楽です。

テンプレートを使う前に確認しておくこと

テンプレートを開く前に、先に確認しておくと手が止まりにくいのは次の3つです。

  • 送る方法:郵送、メール、FAXのどれで送るか
  • 同封・添付する書類:納品書だけか、請求書や明細もあるか
  • 相手先の表記:会社名、部署名、担当者名、敬称をどう書くか

「テンプレートを使う前」は、本文から直したくなります。ですが、実際は宛名と同封書類が決まらないと進みません。逆にそこだけ決まっていれば、本文はシンプル版でも丁寧版でもすぐ整います。

よくある質問(FAQ)

納品書送付状は毎回付けたほうがいいですか?
郵送で納品書を送るなら、付けておくほうが無難です。月末に複数の書類がまとめて届く相手先では、送付状がないと「何の書類か」が一瞬で分かりにくくなります。納品書1通だけでも、送付日と差出人が見えるだけで確認しやすさは変わります。
納品書送付状と送り状は同じものですか?
会社のやり取りでは、ほぼ同じ意味で使われることがあります。取引先や社内では「送付状」「送り状」「添え状」と呼び方が少しずれることもあります。ただし、宅配便では送り状が配送伝票を指すこともあるため、このページでは納品書に添える案内文として説明しています。
シンプル版と丁寧版はどちらを使えばいいですか?
いつもの取引先へ毎月送るならシンプル版で十分です。初回取引、法人宛て、大口取引、担当者変更後の初回送付なら丁寧版のほうが使いやすいと思います。迷ったら丁寧版を少し短くして使うと、角が立ちにくいです。
納品書をメールで送る場合も送付状は付けますか?
メール送付なら、別紙の送付状を付けずに本文で代用することが多いです。件名で要件をはっきりさせて、本文に「納品書を添付しております」と入れれば通る場面がほとんどです。ただし、取引先から書面形式を求められている場合は、PDFの送付状を一緒に添付したほうが話が早いです。
納品書送付メールの件名はどう書けばいいですか?
件名だけで何のメールか分かる形にしておくと楽です。たとえば「納品書送付のご連絡/株式会社○○」「【納品書添付】○月○日納品分」のような件名なら、受け手も迷いません。長く書きすぎるより、書類名と会社名が見えるほうが実務では使いやすいです。
納品書送付状でよくあるミスは何ですか?
多いのは、送付日と納品日を混同すること、宛名が会社名だけで止まること、同封書類の通数を書き忘れることです。メールなら、添付ファイル名が分かりにくくて相手先で探しづらいケースもあります。本文を整える前に、宛名・日付・同封書類の3つを先に見たほうが崩れにくいです。
送付状の本文はどこまで丁寧に書けばいいですか?
長く書けばいいわけではありません。いつもやり取りのある相手なら、送付の目的と確認のお願いが入っていれば十分です。逆に、初回取引や担当者変更の直後は、少し丁寧めにしておくと安心です。完全に一択ではなく、相手先との距離感で少し調整するくらいがちょうどいいです。

まとめ

納品書送付状は、ただの添え状というより、「何を、いつ、どの形で送ったか」を相手に迷わせないための文書です。短い紙でも、短いメールでも、ここが整っているとやり取りが滑らかです。

毎月の送付ならシンプル版。初回取引や少し改まった相手なら丁寧版。まずはその分け方で選ぶと迷いにくいと思います。

テンプレートを使う前に、送付方法、同封書類、宛名を確認しておく。あとは必要なところだけ相手に合わせて直す。それくらいの使い方が、実務ではいちばん回しやすいです。