見積書は、商品やサービスの価格や条件を顧客に事前に通知するためのビジネス文書です。
今回は、様々なビジネスシーンに対応した無料・登録不要の見積書テンプレートをご紹介します。
【実務経験コメント】
当サイトではビジネス文書専門チーム(累計2,000件以上の実務経験あり)が、用途別・業種別に使える無料見積書テンプレートを提供しています。 Excel・Wordで編集でき、登録不要で今すぐダウンロード可能です。
当サイトではビジネス文書専門チーム(累計2,000件以上の実務経験あり)が、用途別・業種別に使える無料見積書テンプレートを提供しています。 Excel・Wordで編集でき、登録不要で今すぐダウンロード可能です。
見積書テンプレート一覧(Excel・Word対応)
業種や用途に応じて選べる無料見積書テンプレートです。すべて編集可能で、商談・取引・社内承認にそのまま使えます。
シンプルな見積書テンプレート
もっとも利用頻度が高い定番デザイン。モノクロで印刷向き。
おしゃれな見積書テンプレート
カラーや背景デザインを取り入れたタイプ。見やすさやブランディング重視の企業向け。
A4横型見積書テンプレート
商品名や備考欄を広く取りたい場合に便利。多項目対応可能。
軽減税率対応見積書テンプレート
食品・飲食業などに必須の軽減税率対応フォーマット。8%と10%の区分が可能。
工事見積書テンプレート
建設・工事案件専用。工事項目や施工内容を詳細に記載できる書式です。
見積書の書き方と記載項目
見積書を作成する際に必要な基本項目と、正確に記載するためのポイントを整理しました。
基本構成(必須項目)
- 見積番号・発行日:
管理番号と発行日を必ず記載 - 宛名:
取引先会社名・担当者名を明記 - 有効期限・支払条件:
見積金額の有効期限と支払方法を明示 - 項目・数量・単価・金額:
商品やサービスごとの明細を正確に記載 - 合計金額・消費税・備考欄:
総額と税額を明記し、特記事項は備考に記載
書き方のコツ
見積書は、正確さだけでなく、読みやすさや信頼性を高める工夫も重要です。
- 条件は必ず明記:
納期・支払条件などを具体的に記載 - 曖昧表現を避ける:
単価や税率は数値で示し誤解を防ぐ - 読みやすさを意識:
表やレイアウトを整理し、顧客が一目で理解できるようにする
よくある質問
テンプレートの使い方や見積書作成時の実務ポイントを、短く要点でまとめました。
Excel以外(Word・PDF)でも使えますか?
基本はExcel対応です。PDFは「印刷→PDFに保存」で出力可能です。Wordで使いたい場合は、Excelの表を貼り付けるか、同じ項目構成でWordに表を作成してください。
軽減税率(8%)と標準税率(10%)の併用はできますか?
可能です。税率列を設ける方式、または「※」などの区分欄で8%/10%を分ける方式のテンプレートを用意しています。合計欄では税率ごとの小計・税額がわかるようにしてください。
工事見積書は通常の見積書と何が違いますか?
工事項目・施工内容・現場情報・工期・諸経費などを記載できる点が異なります。数量・単価のほか、「一式」や歩掛り等の表現を使う場合は根拠を備考に明記すると信頼性が高まります。
見積書の有効期限はどのくらいが一般的ですか?
相場変動を踏まえ、一般的には2週間〜1か月程度が目安です。資材価格や為替の影響が大きい案件は短めの設定が安心です。
見積番号の付け方に決まりはありますか?
法的な決まりはありませんが、管理しやすいルールを推奨します(例:YYYYMM-連番、取引先コード+連番など)。改定時は「Rev.2」や枝番(-A/-B)を付けると追跡しやすくなります。
内税・外税のどちらで表記すべきですか?
実務では税抜(外税)で単価を示し、税率・消費税額・税込合計を明記する方法が一般的です。相手先の運用に合わせ、いずれも一貫したルールで作成してください。
インボイス(適格請求書)への対応は必要ですか?
見積書は適格請求書の対象書類ではありません。ただし受注後の請求を見据え、税率・税額や適格請求書発行事業者の登録番号(T+13桁)を記載しておくと親切です。
端数処理(四捨五入・切り上げ・切り捨て)はどう扱えば良いですか?
単価×数量→明細小計→税額→合計の計算順と丸めルールを社内で統一し、備考にルールを明記してください。見積・請求で同一ルールにすると照合がスムーズです。
値引きの書き方は?
明細の最後に「値引き」行を追加し、金額をマイナスで記載します。税区分(課税/不課税)を明確にし、値引き後の小計・税額・合計が整合するようにしてください。
押印(社判・角印)は必要ですか?
法的に必須ではありません。相手先の社内規程に従います。電子取引では、PDF出力+送信記録や電子署名で代替するケースが増えています。
A4縦とA4横はどちらを選べば良いですか?
項目数が多い・品名が長い場合はA4横、配布・保管や印刷前提ならA4縦が扱いやすいです。用途に応じて使い分けてください。
見積書はメール送付でも問題ありませんか?
一般に問題ありません。改ざん防止のためPDFで送付し、件名・本文・署名を整えたうえで、必要に応じて送付状(見積書送付状テンプレート)を添付してください。
実費(交通費・発送費など)はどう記載しますか?
明細に「実費」「諸経費」などの項目名で追加し、税区分を明示してください。後日精算の予定がある場合は備考欄に条件を書き添えると誤解を防げます。
見積内容を修正・再発行する場合の注意点は?
見積番号の枝番や改定番号(Rev.)を付け、改定日と変更点(単価・数量・条件など)を備考に記載してください。旧版の破棄・差替え依頼も明確に伝えます。
まとめ
今回は、目的別や、おしゃれなものまで、多数の見積書テンプレートを紹介しました。
各テンプレートはエクセルでシンプルに作成してあるので、手間がかからずにオリジナルの見積書にカスタマイズすることができます。エクセルの関数は、各商品の明細の金額の合計と、見積合計に転記するところだけに設定してあります。
ぜひ、お気に入りのテンプレートを見つけてビジネスに活用してください。