見積書テンプレートを、工事・建設業、業務委託、物品販売、軽減税率対応などの用途別にまとめました。無料・登録不要で使えるExcel形式を中心に、スマホですぐ作りたい方向けのWeb作成ツールも案内しています。
見積書は、ひな形を開いてすぐ入力できればそれで十分、と思いがちです。実際それで回る日もあります。ですが、月末の締め前や、同じ取引先に見積を出し直す場面では、最初に合う型を選んでおいたほうがあとで楽でした。工事なのか、業務委託なのか、物品販売なのか。この違いだけでも、見せたい項目が少し変わってきます。
このページの見方
Excelで編集して社内保管や再利用まで考えるなら、このページのテンプレート一覧から選ぶのが向いています。スマホでそのまま作ってPDF保存したい場合は、下のWeb作成ツール案内のほうが早いです。
Excelで編集して社内保管や再利用まで考えるなら、このページのテンプレート一覧から選ぶのが向いています。スマホでそのまま作ってPDF保存したい場合は、下のWeb作成ツール案内のほうが早いです。
見積書をブラウザだけで作成できます。(PDF形式)
スマホでそのまま見積書を作ってPDF保存したい方は、見積書のPDF作成ツールをご利用ください。Excelで編集・保管したい方は、この下のテンプレート一覧から選べます。
用途別の早見表
見積書は、あとで明細を組み直すより、最初に近い型を選んだほうが早いです。
特に工事見積は、汎用の見積書で進めると途中で「工期を入れたい」「材料費と労務費を分けたい」となりやすいです。朝のうちに出したい見積ほど、この選び方で手間が変わります。
特に工事見積は、汎用の見積書で進めると途中で「工期を入れたい」「材料費と労務費を分けたい」となりやすいです。朝のうちに出したい見積ほど、この選び方で手間が変わります。
| 用途 | こんなとき | 向いているテンプレート |
|---|---|---|
| まず1枚出したい | 急ぎで見積を出す、社内確認用のたたき台を作る | シンプル・汎用 |
| 工事・建設業 | 材料費・労務費・諸経費を分けたい、工事名や工期も入れたい | 工事・建設業向け |
| 業務委託・サービス | 作業内容、工数、回数、単価まで見せたい | サービス・業務委託向け |
| 物品販売・仕入れ | 数量×単価の明細が中心、品目数が多い | 物品・仕入れ向け |
| 税率が混ざる | 8%と10%を分けて見せたい、後で請求書にもつなげたい | 軽減税率・税率混在 |
| 個人名・屋号で出したい | フリーランス、副業、小規模取引で使いたい | 個人事業主・フリーランス向け |
見積書テンプレート一覧(用途別・クリックで詳細へ)
カードをクリックすると、該当テンプレートの詳細位置へ移動します。
汎用(一般的な見積書)
取引内容で選ぶ(工事/サービス/物品)
条件で選ぶ(税率/立場)
迷ったらここだけ(見積書テンプレートの選び方)
どれを使えばよいか迷ったときは、まず「シンプル・汎用(基本)」から見れば十分です。
ただ、工事の内訳がある場合や、物品の点数が多い場合、8%と10%の税率が混ざる場合などは、用途に合ったテンプレートを選んだほうが後で直しにくくなりません。
ただ、工事の内訳がある場合や、物品の点数が多い場合、8%と10%の税率が混ざる場合などは、用途に合ったテンプレートを選んだほうが後で直しにくくなりません。
- まずは提出できる形を作りたい → 「シンプル・汎用」
- 工事の内訳(材料・労務・諸経費)を分けたい → 「工事・建設業向け」
- 作業内容や工数も説明したい → 「サービス・業務委託向け」
- 数量×単価が中心で、明細が多い → 「物品・仕入れ向け」
- 8%・10%が混在する → 「軽減税率・税率混在」
- 個人名や屋号で見積を出したい → 「個人事業主・フリーランス向け」
迷ったときの決め方
最初に見るのは「何を売るか」より、「相手に何を説明したいか」です。
内訳を見せたいなら工事向け、作業範囲を見せたいなら業務委託向け、数量と単価が中心なら物品向け。ここが決まると、後の修正がかなり減ります。
最初に見るのは「何を売るか」より、「相手に何を説明したいか」です。
内訳を見せたいなら工事向け、作業範囲を見せたいなら業務委託向け、数量と単価が中心なら物品向け。ここが決まると、後の修正がかなり減ります。
見積書テンプレート(用途別・Excel無料DL)
見積書テンプレート(シンプル・汎用/基本)
見積書テンプレート(シンプル・汎用/基本)
業種を問わず使いやすい、基本の見積書フォーマットです。宛名、件名、明細、数量、単価、金額、小計、消費税、合計、備考欄までひと通りそろっているので、まずはこの形から始めたいときに向いています。
見積書テンプレート(シンプル・汎用/A4横)
見積書テンプレート(シンプル・汎用/A4横)
A4横で使う、定番に近いレイアウトの見積書です。明細の幅を取りやすいため、品目が多い案件や、内訳を少し広めに見せたいときにも使いやすくなっています。行数や備考欄は、社内ルールに合わせて調整してください。
見積書テンプレート(工事・建設業向け)
見積書テンプレート(工事・建設業向け)
工事見積でよく使う、材料費、労務費、諸経費などの内訳を書き分けやすいテンプレートです。工事名や工期、摘要も入れやすく、提出先に「何の工事で、どこまで含まれているか」が伝わりやすい形です。汎用の見積書から無理に直すより、この型から調整したほうが収まりやすいと思います。
工事・建設業向け見積書は、どんな場面で使いやすいか
工事見積は、金額だけそろっていれば終わり、という流れになりにくいです。
たとえば月末の午後、現場名が似た案件を並べて処理しているときほど、工事名・工期・内訳が見える形のほうが助かります。
こちらでは総額より先に、「この見積の中に何が入っているか」を聞かれることが意外と多かったです。
たとえば月末の午後、現場名が似た案件を並べて処理しているときほど、工事名・工期・内訳が見える形のほうが助かります。
こちらでは総額より先に、「この見積の中に何が入っているか」を聞かれることが意外と多かったです。
- 改修工事・修繕工事 → 材料費、労務費、諸経費を分けて出したいときに向いています。
- 建築・設備・内装の見積 → 現場名、工事場所、工期の記載があると整理しやすいです。
- 相見積や再提出 → 前回との差分を見てもらいやすく、説明もしやすくなります。
- 社内確認用のたたき台 → 最初は大きい費目で分けておき、細かい行は後から足す進め方もしやすいです。
工事向けを選ぶ理由
工事見積は、あとで項目を足すこと自体より、「どこに足すか」で迷います。
材料費なのか、諸経費なのか、別途工事として備考へ逃がすのか。この判断があるので、最初から工事向けの型にしておくと手が止まりにくいです。
工事見積は、あとで項目を足すこと自体より、「どこに足すか」で迷います。
材料費なのか、諸経費なのか、別途工事として備考へ逃がすのか。この判断があるので、最初から工事向けの型にしておくと手が止まりにくいです。
工事見積で入れておきたい項目
項目が多く見えても、全部を最初から細かく埋める必要はありません。
ただ、抜けると戻しやすい項目と、戻しにくい項目があります。工事名や工期は、後から気づくと少し面倒です。
ただ、抜けると戻しやすい項目と、戻しにくい項目があります。工事名や工期は、後から気づくと少し面倒です。
- 工事名 … 「○○工事一式」だけで済ませず、場所や内容が見える名前にしておくと混ざりにくいです。
- 工事場所 … 複数案件を同時に動かすときほど効きます。似た案件名の取り違え防止にもなります。
- 工期 … いつ頃の作業を想定した見積なのかが見えると、先方も社内も判断しやすいです。
- 内訳 … 材料費、労務費、諸経費をざっくりでも分けると、総額の根拠が伝わりやすくなります。
- 摘要・備考 … 養生、搬入、撤去、処分費、別途工事の扱いなど、口頭で流れやすい話を残す欄です。
- 有効期限 … 単価が動きやすい案件では、ここがあるだけで話がずれにくくなります。
現場ではこうなりやすいです
工期や工事場所は、相手のためというより、自分のために入れておく面もあります。
何件か並ぶと、同じ取引先でも見積の見分けがつきにくくなるからです。ここは地味ですが、あとで効きます。
工期や工事場所は、相手のためというより、自分のために入れておく面もあります。
何件か並ぶと、同じ取引先でも見積の見分けがつきにくくなるからです。ここは地味ですが、あとで効きます。
工事見積で詰まりやすいところ
ありがちな詰まりどころ
- 「一式」が多すぎる … 作る側は早いのですが、出したあとに説明が増えやすいです。
- 税抜・税込が見えにくい … 社内確認では通っても、提出先で止まりやすいところです。
- 別途費用の扱いが曖昧 … 搬入費、処分費、交通費などをどこに入れるかで迷いやすいです。
- 工期を書いていない … 金額が合っていても、前提条件が見えず確認が長引くことがあります。
- 工事名がざっくりしすぎる … 月末に見返したとき、自分でもどの案件か一瞬止まることがあります。
テンプレートを使う前と、使うときの違い
| 見る場面 | 意識したいこと |
|---|---|
| 使う前 | 材料費・労務費・諸経費を分けたいか、工期や現場名を入れたいかを先に決めておくと、型選びで迷いません。 |
| 使うとき | 全部を細かく埋めるより、案件名、内訳、税区分、別途条件を先に固めるほうが出し戻しが減ります。 |
| 再提出するとき | どこを直したかが伝わるように、費目か備考のどちらかで差分を見せると話が早いです。 |
工事見積を進めやすくするコツ
- 最初は大きい費目で分ける → 材料、労務、諸経費の3つだけでも、説明しやすさがかなり変わります。
- 別途扱いは備考に逃がす → 迷う費用を無理に本体へ入れ込むより、備考に書いたほうが整うことがあります。
- 案件名は少し長めでも入れる → 現場名や号室まで入れておくと、後で自分が助かります。
- 有効期限を入れる → 資材価格が動く時期は、ここがあるだけで説明しやすくなります。
こうすると進めやすいです
最初から完璧に細かく作るより、まず大きい費目で出して、必要なら後で明細を足すほうが現場ではやりやすいです。
見積は、作る速さと説明のしやすさ、その両方のバランスを見る感じになります。
最初から完璧に細かく作るより、まず大きい費目で出して、必要なら後で明細を足すほうが現場ではやりやすいです。
見積は、作る速さと説明のしやすさ、その両方のバランスを見る感じになります。
見積書テンプレート(サービス・業務委託向け)
見積書テンプレート(サービス・業務委託向け)
作業内容や工数、回数、時間、単価を整理しやすい、サービス提供や業務委託向けの見積書です。どこまでが見積範囲なのかを伝えやすく、追加作業や条件も書き添えやすい作りです。
見積書テンプレート(物品・仕入れ向け)
見積書テンプレート(物品・仕入れ向け)
数量×単価で計算する物品見積に向いたテンプレートです。品名、数量、単価、金額を見やすく整理できるため、注文書や納品書と照らし合わせる場面でも使いやすくなっています。値引きや送料のような調整項目は、備考欄でまとめて管理できます。
見積書テンプレート(軽減税率・税率混在)
見積書テンプレート(軽減税率・税率混在)
8%と10%の税率が混ざるケースに対応しやすい見積書テンプレートです。税率ごとに小計や税額を分けて整理しやすいため、食品やテイクアウトを含む案件などでも、金額の根拠を示しやすくなります。
見積書テンプレート(個人事業主・フリーランス向け)
見積書テンプレート(個人事業主・フリーランス向け)
屋号、氏名、連絡先を整理して記載しやすい、個人取引向けの見積書テンプレートです。有効期限、作業範囲、修正回数なども備考欄にまとめやすいので、初回の取引でも条件を伝えやすくなっています。
テンプレートの使い分けで迷ったら
全部の書式を細かく見比べる必要はありません。
まずは近いものを1つ選んで、後から備考や行を足すほうが進めやすいです。見積書は、選ぶ段階で悩みすぎないほうがうまく回ることがあります。
全部の書式を細かく見比べる必要はありません。
まずは近いものを1つ選んで、後から備考や行を足すほうが進めやすいです。見積書は、選ぶ段階で悩みすぎないほうがうまく回ることがあります。
よくある質問(FAQ)
見積書テンプレートは無料で使えますか?
はい、掲載している見積書テンプレートは無料で使えます。会員登録なしでダウンロードできるので、急ぎで見積を作りたいときでもそのまま使いやすいです。
工事見積書は、汎用の見積書テンプレートではだめですか?
だめではありませんが、工事名、工期、材料費、労務費、諸経費のような内訳を見せたいなら、工事・建設業向けのテンプレートから始めたほうが後で直しやすいです。現場では、総額より内訳の見せ方で止まることが意外とあります。
工事見積で「一式」と書いても問題ありませんか?
一式表記だけでも出せる場面はありますが、それが多すぎると提出後に説明が増えやすいです。少なくとも主要な費目だけでも分けておくと、確認が通りやすくなります。
Excelがない環境でも見積書テンプレートは使えますか?
Excel形式は、互換ソフトやGoogleスプレッドシートで開けることがあります。ただ、表示崩れが気になるときは一度PDFにして確認したほうが安心です。スマホでそのまま作りたい場合は、Web作成ツールのほうが早いこともあります。
見積書に有効期限は入れたほうがいいですか?
毎回必須というわけではありませんが、資材価格や条件が動きやすい案件では入れておいたほうが話がぶれにくいです。工事見積では、あとで単価や前提条件の確認が増える場面があるので、入れておくと助かります。
FAQで拾いきれない部分
見積書は、書き方の正解が1つに決まる書類ではありません。
社内ルール、取引先の見慣れた形式、案件の急ぎ具合で、少しずつ現場寄りの調整が入ります。そこはテンプレートをベースに整えていく感覚で十分です。
見積書は、書き方の正解が1つに決まる書類ではありません。
社内ルール、取引先の見慣れた形式、案件の急ぎ具合で、少しずつ現場寄りの調整が入ります。そこはテンプレートをベースに整えていく感覚で十分です。
関連テンプレート・併用される書類
まとめ
見積書は、取引内容に合う書式を選ぶだけでも、説明不足や計算違いをかなり防ぎやすくなります。
最初は汎用テンプレートから見ても大丈夫です。ただ、工事や建設業の見積だけは、最初から専用の型を選んだほうが後の修正が少なくなりやすいです。
最初は汎用テンプレートから見ても大丈夫です。ただ、工事や建設業の見積だけは、最初から専用の型を選んだほうが後の修正が少なくなりやすいです。
毎回ゼロから組むより、近い型を1つ持っておく。そのほうが実務では回しやすいはずです。急ぎの案件ほど、きれいに作ることより、迷わず出せる形にしておくほうが助かります。