このページでは、複数の顧客情報を一覧で整理する顧客管理表テンプレートを紹介します。

会社名、担当者、連絡先、対応状況、案件の進み具合などを横並びで確認できるExcelシートです。取引先が増えてきたとき、メールや名刺だけで管理していると「あの会社、誰が担当だったっけ」と探す時間が出てきます。

まずは一覧にしておく。そこから必要な列だけ足す。現場では、このくらいの使い方がいちばん続きやすいです。

このページ: 取引先・顧客情報を一覧で管理する「顧客管理表」

営業前の見込み先リストを作りたい場合:
営業リストテンプレートはこちら

1人ごとの履歴・要望を詳しく記録したい場合:
顧客カルテテンプレートはこちら

顧客管理表テンプレートの選び方

使う場面 おすすめテンプレート 向いている人
会社名・担当者・連絡先だけを整理したい 最小構成の顧客管理表 個人事業主、少人数チーム、新しく管理を始める担当者
住所やメールアドレスまでまとめたい 標準版の顧客管理表 総務、営業事務、取引先管理の担当者
会員番号や属性を一覧にしたい 会員・個人向け顧客管理表 教室、スクール、会員制サービスの担当者
問い合わせから納品・請求まで追いたい 顧客管理+案件進捗 制作会社、士業、フリーランス
業種に合わせて項目を少し変えたい 業種別の顧客管理表 サロン、飲食店、整体院、不動産、保険、士業など
これから電話する営業先を集めたい 営業リストテンプレート 法人営業、テレアポ、訪問営業の担当者
営業リストは別ページに分けました

営業前の見込み先、テレアポ用リスト、訪問先の整理は、顧客管理表とは少し使い方が違います。
これから連絡する会社を集めたい場合は、営業リストテンプレートをご覧ください。

この親ページでは、すでに接点がある顧客や取引先を一覧で管理するテンプレートを中心に掲載しています。

顧客管理表・営業リスト・顧客カルテの違い

種類 主な使い方 向いている場面
顧客管理表 複数の顧客情報を一覧で管理する 取引先管理、案件進捗、対応状況の確認
営業リスト これから連絡する見込み先を集める テレアポ、訪問営業、展示会後の名刺整理
顧客カルテ 1人ごとの履歴や要望を詳しく残す サロン、整体院、教室、個別対応が多い業種

営業リストは、まだ顧客になる前の「候補」を並べる表です。顧客管理表は、連絡済みの相手や取引先を管理する表。顧客カルテは、さらに1人ごとの履歴を深く書くものです。

似ていますが、使うタイミングが違います。ここを分けておくと、ページ同士も、実際の運用もごちゃつきにくいです。

用途別早見表

顧客管理表テンプレート(用途別・Excel無料)

顧客管理表(最小構成・連絡先+ステータス)

顧客管理表(最小構成・連絡先+ステータス)
対応形式:Excel・PDF
会社名、担当者、連絡先、ステータス、備考に絞ったシンプルな顧客管理表です。

まずは取引先や顧客を一覧にしたいときに使いやすい形式です。項目が少ないので、新人の担当者が入力しても迷いにくいと思います。あとから「次回連絡日」や「担当者」などを足して、自社用に調整していく使い方もできます。

顧客管理表(標準・会社/担当/住所/連絡先)

顧客管理表(標準・会社/担当/住所/連絡先)
対応形式:Excel
会社名、担当者、住所、電話番号、FAX、メールアドレスなど、取引先の基本情報をまとめる標準版です。

名刺やメールの署名から情報を転記して、社内で共有する場面に向いています。月末に請求書を送るとき、住所や担当者を探してあちこち開くのは地味に面倒です。まずこの表に寄せておくと、探す時間を少し減らせます。

顧客管理表(会員・個人向け/属性管理)

顧客管理表(会員・個人向け/属性管理)
対応形式:Excel
会員番号、氏名、性別、生年月日、職業、勤務地など、個人向けの属性を一覧で整理できるテンプレートです。

教室、スクール、会員制サービスなどで、会員名簿に少し管理項目を足したいときに使えます。最初から細かくしすぎると入力が止まるので、使わない列は削ってから配る方が楽です。

顧客管理+案件進捗(ステータス管理つき)

顧客管理+案件進捗(ステータス管理つき)
対応形式:Excel
顧客情報と案件の進み具合を、同じ表で見られるテンプレートです。問い合わせ、見積、受注、制作、納品、請求など、流れがある業務に向いています。

顧客名だけでなく「今どこで止まっているか」を見たい場合はこちらです。管理側が週明けに表を開いて、未対応や保留の行だけ拾う。そういう使い方がしやすい構成です。

クリエイター向け(顧客管理+案件管理)

クリエイター向け(顧客管理+案件管理)
対応形式:Excel
顧客情報と案件名、制作内容、進捗をまとめて管理できるテンプレートです。

デザイン、ライティング、動画制作など、同じ取引先から複数案件が入る仕事では、顧客名だけの表だと少し足りません。案件名と納期を一緒に見られるようにしておくと、締切前のバタつきが減ります。

フリーランス向け(顧客+案件/請求の管理)

フリーランス向け(顧客+案件/請求の管理)
対応形式:Excel
取引先、案件、納期、請求状況をまとめて見たい方向けのテンプレートです。

フリーランスの場合、顧客管理と案件管理と請求管理が別々になると、月末に少し焦ります。「この案件、請求したっけ」と確認する時間が出るからです。細かい会計管理までは別で行うとしても、一覧で見える表があると安心です。

士業向け(顧問/案件/期限の管理)

士業向け(顧問/案件/期限の管理)
対応形式:Excel
顧問先、案件、提出書類、期限、進捗などを一覧で管理する士業向けのテンプレートです。

顧問先が増えると、期限の近い書類や確認待ちの案件が見えにくくなります。朝にこの表を開いて、期限順に並べ替えるだけでも、今日見るべきものがかなり絞れます。

整体・整骨院向け(症状・施術履歴管理)

整体・整骨院向け(症状・施術履歴管理)
対応形式:Excel
来院者の症状、施術日、施術内容、変化などを一覧で記録できるテンプレートです。

ただし、医療機関の診療録や電子カルテの代わりに使うものではありません。あくまで、来院履歴や対応メモを一覧で整理するための表です。1人ごとの詳しい記録を残したい場合は、顧客カルテ形式の方が合います。

不動産向け(希望条件/内見/追客の管理)

不動産向け(希望条件/内見/追客の管理)
対応形式:Excel
希望条件、内見、連絡履歴、次回対応を一覧で管理する不動産向けのテンプレートです。

希望エリアや予算、内見済み物件を残しておくと、次の提案がしやすくなります。細かく書きすぎると続かないので、最初は「希望条件」「内見日」「次回連絡」くらいに絞るのもありです。

保険向け(面談/更新/提案の進捗管理)

保険向け(面談/更新/提案の進捗管理)
対応形式:Excel
面談、提案、申込、契約、更新などの流れを一覧で見られるテンプレートです。

更新月や次回面談予定を入れておくと、連絡漏れを減らしやすいです。全部を細かく管理するより、まずは「次にいつ連絡するか」が見える状態にしておく方が現場では使いやすいでしょう。

飲食店向け(常連/予約/来店履歴の管理)

飲食店向け(常連/予約/来店履歴の管理)
対応形式:Excel
常連客、予約、来店履歴、好みなどを一覧で管理する飲食店向けテンプレートです。

予約台帳とは別に、常連の好みや前回の来店日を残したいときに使えます。スタッフ全員が見る表なら、短いメモで分かるようにしておく方が読みやすいです。

サロン向け(来店/施術メモ/次回提案の管理)

サロン向け(来店/施術メモ/次回提案の管理)
対応形式:Excel
来店日、担当、施術メモ、次回提案などを一覧で整理するサロン向けテンプレートです。

施術内容を全部書き込むというより、次回の提案に使う情報を残すイメージです。忙しい時間帯でも入力しやすいよう、メモ欄は短く使う方が向いています。

テンプレートを使う前に決めておくこと

顧客管理表を使う前に、まず決めたいのは何を一覧で見たいかです。連絡先だけ見たいのか、対応状況まで見たいのか、案件の進み具合まで見たいのか。ここが曖昧なまま列を増やすと、入力する人が迷います。

見たいもの 入れておきたい項目 向いているテンプレート
顧客の連絡先 会社名、担当者、電話番号、メール、住所 標準版の顧客管理表
対応状況 ステータス、担当者、最終連絡日、備考 最小構成または案件進捗つき
案件の流れ 案件名、見積日、受注日、納期、請求状況 顧客管理+案件進捗
業種ごとの履歴 来店日、相談内容、希望条件、次回予定 業種別テンプレート

月末に請求先を確認したいだけなら、項目は少なくて十分です。逆に、担当者が複数いて、案件の進み具合まで共有するなら、ステータスや次回予定の列があった方が楽ですね。

最初から完璧な管理表を作ろうとすると、だいたい重くなります。まずは使う列だけ残す。足りなくなったら増やす。そのくらいで始める方が、現場では続きます。

Excelで顧客管理表を使うときに詰まりやすいところ

詰まりやすいところ 起こりやすい状態 調整のしかた
同じ顧客を二重登録する 会社名の表記ゆれや、別担当者の追加で重複する 社名と電話番号で定期的に確認する
ステータスが増えすぎる 確認中、対応中、保留、様子見などが混ざる 最初は5〜6個に絞る
備考欄が長くなる 電話内容や相談内容を全部書いてしまう 次に動ける内容だけ短く残す
誰が更新したか分からない 複数人で使うと、最新状況が追いにくい 担当者名、更新日、最終連絡日を入れる

ありがちなのは、同じ会社を別名で登録してしまうことです。「株式会社サンプル」「サンプル株式会社」「(株)サンプル」が別々の行に入ると、後で集計するときに困ります。

もうひとつは、ステータスの言葉が増えすぎること。新人が見たときに「対応中」と「確認中」は何が違うのかで止まることがあります。未対応、対応中、保留、完了、対象外くらいで始めても、最初は十分です。

関連テンプレート・関連記事

よくある質問(FAQ)

顧客管理表と営業リストは何が違いますか?
営業リストは、これから連絡する見込み先を整理する表です。顧客管理表は、すでにやり取りがある顧客や取引先の情報、対応状況、案件の進み具合を管理する表です。営業前の準備なら営業リスト、取引先や案件の管理なら顧客管理表が向いています。
顧客管理表にはどの項目を入れればいいですか?
まずは会社名、担当者名、電話番号、メールアドレス、住所、ステータス、担当者、備考があれば使い始められます。案件管理まで行う場合は、案件名、見積日、納期、請求状況、次回予定などを追加すると見やすいです。
顧客カルテとしても使えますか?
簡単なメモを一覧で残す用途なら使えます。ただし、1人ごとの来店履歴、相談内容、要望、施術メモなどを詳しく残したい場合は、顧客カルテ形式のテンプレートの方が合います。
複数人で使う場合に気をつけることはありますか?
ステータス名、担当者名、更新日、最終連絡日の書き方をそろえておくと混乱しにくいです。自由入力にしすぎると、同じ意味の言葉が増えて見づらくなります。最初に使う言葉を決めておく方が楽です。
Excelで顧客管理しても大丈夫ですか?
少人数での管理や、顧客数がまだ多くない段階ではExcelでも使いやすいです。ただし、個人情報を扱うため、保存場所、共有範囲、編集権限は先に決めておく方が安心です。複数人で頻繁に同時編集する場合は、専用ツールも検討した方がよいでしょう。

まとめ

顧客管理表は、顧客情報を一覧で見て、次の対応や案件の進み具合を確認するためのExcelテンプレートです。

営業前の見込み先を集めるなら営業リスト、1人ごとの詳しい履歴を残すなら顧客カルテ。親ページでは、その中間にある「一覧管理」を中心にしています。

最初は項目を増やしすぎず、会社名、担当者、連絡先、ステータス、備考くらいから始めるのがおすすめです。使っているうちに足りない列が見えてきたら、そのとき足せば大丈夫です。