遅刻や寝坊で始末書の提出を求められたとき、まず迷いやすいのが「会社へどう連絡するか」と「始末書に何を書けばいいか」だと思います。
このページでは、遅刻・寝坊の始末書テンプレート(Word)と、書き方・文例・会社への連絡例をまとめています。寝坊、電車遅延、渋滞、体調不良など、よくあるケースごとに確認しやすい形です。
・寝坊や遅刻が分かった朝の連絡例
・始末書に入れる内容と書き方
・遅刻1回で始末書が必要になるかの目安
・Wordテンプレートの使い方
白紙から書こうとすると、謝罪の文だけ長くなって、日時・原因・影響・再発防止がまとまりにくいです。テンプレートを使うと、この順で整理しやすくなります。ただ、寝坊と交通遅延、体調不良では少し書き方が違うので、そのままコピペせず、自分の状況に合わせて直すのが自然です。
まずは会社へ連絡、そのあと始末書です
遅刻や寝坊では、始末書より先に第一報が必要です。朝礼、受付、開店準備、訪問予定がある日は、連絡が遅れるだけで周りの動きが変わります。理由を長く説明するより、まずはお詫び・現在の状況・到着見込みを短く伝えるほうが通りやすいです。
現在向かっており、9時40分ごろ到着見込みです。
現時点では9時25分ごろ到着予定です。変動があれば改めて連絡いたします。
遅刻1回で始末書になる?反省文との違い
ここは会社ごとに少し差があります。1回の遅刻ですぐ始末書ではなく、口頭注意や反省文で済むケースもあります。一方で、開店準備や顧客訪問、朝一の当番業務に影響が出た日は、1回でも文書提出になることがあります。
現場では、回数だけでなく影響の大きさで決まることも多いです。たとえば、単なる10分遅刻でも、鍵開け担当や受付当番なら話が変わります。
反省文は気持ちの整理に寄った文面になりやすく、始末書は事実確認と再発防止の記録に寄ります。どちらを出すか迷ったときは、就業規則か上長の指示を先に確認しておくとぶれません。
遅刻の始末書|文例(寝坊・交通遅延・体調不良)
遅刻の理由によって、始末書の書き方は少しずつ変わります。寝坊、交通遅延、体調不良など、よくあるケースごとに使いやすい文例を載せています。
文例① 寝坊(自責)
このたびは私の不注意により、〇年〇月〇日(〇)、始業時刻9:00に対し9:28に出社し、28分の遅刻をいたしました。前夜の就寝が遅くなり、起床が遅れたことが原因です。開店準備および朝礼に支障を生じさせ、関係各位にご迷惑をおかけしました。再発防止として、アラームの二重設定、就寝時刻の見直し、始業30分前到着を徹底いたします。今後は同様のことを繰り返さぬよう努めます。
文例② 交通機関の遅延(回避努力不足を自省)
〇年〇月〇日(〇)、利用路線の運転見合わせにより9:20到着となり、20分の遅刻となりました。振替輸送の判断が遅れ、到着見込みの連絡も十分ではありませんでした。今後は代替経路の事前確認と早めの連絡を徹底し、始業30分前到着を意識して行動いたします。
文例③ 体調不良(事前連絡・受診の明記)
〇年〇月〇日(〇)、体調不良により9:35の出社となりました。朝の段階で上長へ遅延見込みを連絡し、昼休みに受診しております。今後は前日から無理を避け、必要な場合は早めに相談し、休養を取るようにいたします。
遅刻の始末書テンプレートダウンロード
| ファイル名 | explanation06.docx |
|---|---|
| ファイルタイプ | ワード |
| 対応バージョン | Word 2013以降 |
| 想定シーン | 寝坊・交通遅延・体調不良などの遅刻発生時 |
| 主な入力欄 | 日時・遅刻分数/原因(一次・二次)/影響/再発防止策・期日 |
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遅刻の始末書の書き方(ポイントと構成)
1. 事実の特定
遅刻した日付・予定始業時刻・実到着時刻・遅刻分数を明記します。時刻の書き方はそろえておくと、事実関係が伝わりやすくなります。
2. 原因の記載
寝坊・目覚まし未設定・乗り過ごし・交通遅延・体調不良などの直接の原因と、その背景にある事情(前日の就寝時刻、通勤経路の見直し不足など)を分けて書くと整理しやすくなります。
3. 影響の把握と謝罪
朝礼への欠席、開店準備の遅れ、引継ぎの遅延、来客対応への影響など、実際に生じた影響を書いたうえで、関係者への謝罪を入れます。
4. 再発防止策
再発防止策は、実際に続けられる内容まで落とし込んで書くほうが伝わりやすくなります。たとえば、目覚ましの二重設定、就寝時間の見直し、代替ルートの事前確認、始業30分前到着のルール化などがあります。
5. 再発防止の期日と自己誓約
対策の開始日や見直し時期も入れておくと、反省だけで終わらない文面にしやすくなります。
寝坊・遅刻の始末書の書き方(ケース別)
遅刻の理由ごとに記載すべきポイントが異なります。正しい表現方法と、避けた方がいい表現を確認しておくことで、提出時に迷いにくくなります。
寝坊の書き方(何をどう書く?)
寝坊の場合は、単に「寝坊しました」とだけ書くより、次の3点を整理して書くほうが伝わりやすくなります。
- 事実:
例「9時始業に対し9時28分に出社した」 - 原因の明確化:
「寝坊しました」ではなく、「前日の就寝時刻が遅く、起床が遅れたことが原因です。」のように具体化します。 - 再発防止策:
二度寝防止、目覚まし二重化、就寝時間固定など
避けたいNG表現
- 「寝坊してしまいました」
- 「起きられませんでした」
→ 原因と改善策が見えにくく、反省よりも言い訳のように受け取られやすいため避けたほうが無難です。
おすすめの書き換え例
交通遅延の場合どう書く?
交通遅延の場合は、会社側の判断にも関わることがあるため、次の点を整理して書いておくと確認しやすくなります。
- 利用路線名と遅延状況
- 振替輸送の利用有無
- 到着見込みの連絡をしたか
- 遅延証明書の添付の有無
適切な書き方の例は以下の通りです。
振替輸送と到着見込みの連絡が遅れたため、今後は早期の連絡と代替経路の把握を徹底します。
体調不良・寝坊の境界線と判断基準
体調不良の場合は、勤務の判断や始末書の扱いが変わることがあります。次の点を整理しておくと、文面を作りやすくなります。
- 朝の段階で上長に連絡したか
- 無理をして出社していないか
- 受診や客観的根拠があるか
体調不良の場合の書き方例
朝の時点で上長に遅延見込みを連絡し、昼休みに受診しております。
判断基準の目安
| ケース | 始末書が必要か |
|---|---|
| 寝坊・自己管理不足 | 必要 |
| 軽度の体調不良で結果遅刻 | 必要 |
| 診断書レベルの体調不良 | 会社判断で異なる |
遅刻・寝坊の再発防止チェックリスト
遅刻や寝坊は、日々の準備を少し見直すだけでも防ぎやすくなります。次のチェックリストを、再発防止策を考えるときの目安として使えます。
- 目覚ましを2系統(スマホ+置時計)に設定しました
- 就寝・起床時刻を固定(例:23時就寝・6時起床)にしました
- 通勤ルートを2経路以上事前に登録しました
- 始業30分前職場到着をマイルール化しました
- 体調不良時は前日中に上長へ相談する運用にしました
遅刻・寝坊の始末書作成時によくあるミスと注意点
- 感情的な表現や言い訳を増やしすぎず、事実→原因→影響→対策の順で簡潔にまとめます
- 交通遅延の証明(運行情報のスクリーンショットなど)は別紙添付にして整理します
- 医療情報は必要最小限にとどめ、書きすぎないようにします
- 懲戒や減給の可否は就業規則の手続に従い、自己判断で本文に書き込まないようにします
提出手順とフォーマット
始末書は、本文を書くことだけでなく、提出先や形式も社内ルールに合わせておく必要があります。ここでは提出の流れと、手書き・Wordの選び方を整理しています。
提出先・期限
直属の上長宛に当日または指示日までに提出します。メール提出の可否は社内ルールに従います。
手書き/Wordの選び方
手書きは気持ちが伝わりやすく、Wordは記録として残しやすい形式です。会社から指定がない場合はWordで作成し、必要に応じて署名だけ直筆にする形も使われます。
添付資料
運行情報の証明、受診控え、業務引継ぎメモなど、事実確認に使える資料があれば添付しておくと整理しやすくなります。
関連リンク
よくある質問(FAQ)
▶ 始末書をケース別に探す:始末書テンプレート一覧
遅刻・寝坊の始末書を出す前に確認したいポイント
- 事実(日時・遅刻分数)と原因は客観的に書けているか
- 寝坊の場合、自己管理不足と再発防止策まで具体的に示しているか
- 交通遅延の場合、遅延証明書や連絡のタイミングを明記しているか
- 体調不良の場合、必要以上の医療情報を書きすぎていないか
詳しい書き方の基本は、始末書の例文・文面まとめでも解説しています。