会社のパソコンを落として画面が割れた、デスクの飲み物をこぼして電源が入らなくなった、外出先で社用PCを紛失した。こういう場面では、修理の手配だけでなく、上司や総務から始末書の提出を求められることがあります。
正直、壊した直後はかなり焦ります。月末処理の途中だったり、取引先へ送る資料が入っていたりすると、「どこまで正直に書けばいいのか」「修理代のことも書くのか」で手が止まりがちです。
このページでは、会社のパソコンを壊してしまったときに使える始末書の例文と、落下・水濡れ・画面割れ・紛失など状況別の書き方をまとめています。テンプレートを使う前は文章の組み立てで迷いやすいですが、テンプレートを使うときは、日時・場所・破損状況・原因・再発防止策を自分の状況に合わせて入れ替えるだけなので、かなり進めやすくなります。
会社のパソコンを壊したとき、まず何を書くべきか
会社のパソコンを壊した始末書では、最初に「何が起きたのか」を落ち着いて整理します。ここが曖昧だと、反省や再発防止策もぼんやりします。
- いつ、どこで、どのパソコンを破損したか
- 落下・水濡れ・画面割れ・紛失など、何が起きたか
- 業務やデータにどのような影響が出たか
- 自分の不注意や確認不足がどこにあったか
- 今後、同じことを防ぐために行動をどう変えるか
たとえば「パソコンを壊しました」だけでは、読んだ側が状況をつかみにくいです。会議室への移動中に落としたのか、デスクで飲み物を倒したのか、外出先でバッグごと強くぶつけたのか。原因が変わると、再発防止策も変わります。
テンプレートを使うときは、まず事実を書き、次に自分の落ち度、最後に再発防止策を書く流れにするとまとまりやすいです。ここは急いでいても、少し丁寧に書いたほうが後で直しが少なくなります。
会社のパソコンを壊したときの始末書の基本構成
始末書には、事実関係の説明・謝罪・再発防止策の3つを入れます。会社に提出する文書なので、感情的に書きすぎず、起きたことと今後の対応を順番にまとめると読みやすくなります。
- 破損した日付と時間
- 発生した場所
- 落下、水濡れ、画面割れ、紛失などの状況
- そのとき行っていた業務や移動の内容
- 片手で持ち運んでいた
- 机の上に飲み物を置いたまま作業していた
- バッグやケースに入れずに移動した
- 外出先で携行品の確認を怠った
- 修理や交換の手配が発生した
- 業務データの確認に時間がかかった
- 他部署や上司に対応を依頼した
- 取引先対応や社内作業に遅れが出た
- 会社、上司、関係者への謝罪
- 自分の扱い方に問題があったこと
- 同じミスを繰り返さない意思
- 移動時は必ずケースやバッグに入れる
- パソコンの周囲に飲み物を置かない
- 外出時は出発前・移動前・帰社前に持ち物を確認する
- 業務データのバックアップを定期的に確認する
パソコン破損の始末書で迷いやすいところ
「壊れました」だけだと原因が伝わりにくい
会社のパソコンを壊した始末書でありがちなのが、「不注意により破損しました」で終わってしまう書き方です。短くまとまってはいますが、読んだ側は、何が起きたのか少し見えにくいです。
たとえば、会議室へ移動中に片手でパソコンを持っていて落としたのか、デスクで飲み物を倒したのか、外出先でバッグごと強くぶつけたのか。ここが変わると、再発防止策も変わります。
「今後は注意します」だけより、「今後は移動時に必ずケースへ入れ、資料とパソコンを片手で同時に持たないようにします」と書いたほうが、現場では伝わりやすいです。少し面倒ですが、ここを具体的にすると始末書らしくなります。
修理代や弁償の金額は自己判断で書かない
会社のパソコンを壊すと、修理代や弁償が気になります。ただ、始末書の中でいきなり「全額弁償します」と書くのは避けたほうが無難です。
修理代の扱いは、会社の就業規則、故意か過失か、業務中か私用利用かによって変わります。実務では、まず破損の経緯と反省、再発防止策を書き、費用負担については上司や総務の判断に従う流れが多いです。
不安な場合は、始末書を書く前に「修理代の扱いは別途確認でよいでしょうか」と聞いておくと、あとで文面を直す手間が減ります。
手書きかWord作成かで迷うことがある
始末書は手書きで出す会社もあります。一方で、Wordで作成して印刷し、署名または押印して提出する会社もあります。
パソコンを壊した始末書の場合、「パソコンで書くのは印象が悪いのでは」と迷う人もいますが、社内の提出ルールに合っていれば問題ないことが多いです。迷ったら、上司や総務に「手書きとWord、どちらで提出すればよいですか」と確認してから進めるのが早いです。
Wordで作る場合は、文章が軽く見えないように、原因・反省・再発防止策を自分の状況に合わせて直します。テンプレートのまま提出するより、当日の様子が少し入っていたほうが自然です。
状況別の書き方と例文(落下・水濡れ・画面割れ・紛失)
ここからは、よくあるトラブル別に、会社のパソコンを壊してしまったときの始末書例文を紹介します。
実際に提出する際は、会社のルールや就業規則に合わせて、日付・所属・機器名・影響範囲を調整してください。
パソコンを落として壊した場合の例文
当日は、会議資料とパソコンを同時に持って移動しており、パソコンを片手で持った状態になっていました。そのため、廊下を移動している途中で手を滑らせ、床に落としてしまいました。
本来であれば、専用ケースに入れて両手で持ち運ぶべきところ、私の安易な判断と不注意により、会社の備品を破損させる結果となりました。修理手配や代替機の準備などで、上司および関係部署の皆様にご迷惑をおかけしました。
今後は、社内移動であってもパソコンを必ずケースに収納し、資料と同時に片手で持ち運ばないよう徹底いたします。また、業務データについても保存状況を日常的に確認し、同様の事態が起きても業務への影響を抑えられるようにいたします。
このたびは、私の不注意により会社および関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
パソコンの画面を割った場合の例文
当日は、外出先での打ち合わせ後、パソコンをバッグに入れて移動していましたが、バッグ内の書類や備品と一緒に収納していたため、移動中に圧力がかかり、帰社後に画面のひび割れを確認しました。
本来であれば、パソコン専用の収納スペースに入れ、画面部分に負荷がかからないよう管理すべきところ、私の確認不足により破損事故を招いてしまいました。業務で使用する機器を適切に管理できておらず、深く反省しております。
今後は、外出時には必ず専用ケースを使用し、バッグ内で他の荷物と接触しないよう収納方法を見直します。また、移動前後に機器の状態を確認し、異常がある場合は速やかに上司へ報告いたします。
このたびは、私の不注意によりご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
飲み物をこぼして故障させた場合の例文
当時、パソコンのすぐ近くに飲み物を置いたまま作業しており、資料を取ろうとした際に容器を倒してしまいました。本来であれば、機器の周囲に飲み物を置かずに作業すべきところ、私の不注意により会社の備品を故障させてしまいました。
この件により、作業の一時中断や修理確認の手配が発生し、上司および関係者の皆様にご迷惑をおかけしました。特に、当日処理していた資料の確認に時間を要し、周囲の方に余計な対応をお願いすることになりました。
今後は、パソコン周辺に飲み物を置かないことを徹底し、作業机の上も整理した状態で業務を行います。また、保存データの確認とバックアップを日頃から行い、業務への影響をできるだけ抑えられるようにいたします。
このたびは、私の不注意によりご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
社用パソコンを紛失した場合の例文
訪問先での打ち合わせ終了後、次の移動先へ向かう際に、パソコンを入れたバッグを手元で確認しないまま移動しました。その後、移動中にバッグが手元にないことに気づき、訪問先および移動経路を確認しましたが、発見には至りませんでした。
本来であれば、外出先を離れる前に社用機器の所在を確認すべきところ、私の確認不足と注意不足により、会社の備品を紛失する事態となりました。業務データの確認やセキュリティ上の対応が発生し、会社および関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしました。
今後は、外出時の携行品確認を徹底し、訪問先を出る前、移動前、帰社前の各タイミングで社用機器の所在を確認いたします。あわせて、紛失防止タグや鍵付きケースの利用についても上司に相談し、同様の事態を防ぐよう努めます。
このたびは、私の不注意により大変なご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
会社に損害を与えてしまった場合の書き方
- 修理・交換・代替機の手配など、発生した対応を書く
- 業務の遅れや取引先対応への影響があれば簡潔に書く
- 言い訳に寄せず、事実と自分の確認不足を分けて書く
- 費用負担については自己判断で断定しない
損害が大きいと、つい「全面的に責任を取ります」と書きたくなることがあります。ただ、修理代や弁償の扱いは会社の判断も関わるため、始末書では事実・反省・再発防止策を中心にまとめるほうが安全です。
始末書と設備故障報告書・破損届の違い
「会社のパソコンが壊れた」といっても、自分の不注意で壊したのか、機器の経年劣化で故障したのかによって、提出する書類が変わることがあります。
始末書:原因と責任、再発防止を示す文書
始末書は、自分のミスや過失が原因でトラブルが起きたときに、その経緯・原因・会社への影響・謝罪・再発防止策をまとめて提出する文書です。
たとえば、移動中に落とした、飲み物をこぼした、外出先で紛失した、といったケースでは、始末書の提出を求められることがあります。
設備故障報告書・破損届:事実を報告するための書類
設備故障報告書や破損届は、機器の状態や故障内容を事実ベースで報告するための書類です。
原因が経年劣化や機器不良にある場合は、始末書ではなく、設備故障報告書だけで対応する会社もあります。たとえば、通常どおり使用していたのに突然電源が入らなくなった場合などです。
両方を出すケースもある
実際の現場では、「自分の不注意」と「機器の古さ」が重なっていることもあります。
その場合は、総務へ破損届を出し、上司へ始末書を提出するような運用もあります。どちらを出すか迷う場合は、自分で判断せず、上司や総務に確認してから進めたほうが早いです。
修理代・弁償はどうなる?始末書に書くべきか
会社のパソコンを壊してしまったとき、「修理代を自分で全額払うことになるのか」と不安になる人は多いです。画面割れや水濡れだと修理代も安くありませんし、会社支給の端末となると、かなり気になります。
- 修理代の扱いは、就業規則や社内規程によって変わる
- 故意か過失か、業務中か私用利用中かで判断が変わる
- 始末書の中で「全額弁償します」と自己判断で書かない
- 費用負担は、上司・人事・総務の判断に従う流れが多い
始末書は、修理代の支払いを約束する文書ではありません。基本的には、事実関係、反省、再発防止策を示す文書です。
費用の扱いが不安な場合は、始末書を書く前に「修理代についてはどのように記載すればよいでしょうか」と確認しておくと安心です。ここを自己判断で書くと、あとで会社側の判断とズレることがあります。
破損報告書として書く場合の簡単な例文
始末書ではなく、まず破損報告書や破損届として提出する場合は、謝罪や反省を長く書くより、機器の状態と発生状況を整理します。
落下後、液晶画面の右上部分にひび割れが発生し、画面表示に一部不具合が出ています。電源は入りますが、通常作業には支障がある状態です。
現在、上司へ報告済みであり、修理または代替機の手配について総務部へ確認中です。保存データについては、クラウド上に保管されているものを確認しています。
以上、破損状況について報告いたします。
破損報告書は、あくまで「状態の報告」です。自分の過失や反省まで求められる場合は、始末書として別にまとめるか、会社指定の書式に合わせて記入します。
パソコン破損の始末書テンプレートダウンロード(Word形式)
本ページは「会社のパソコンを壊した場合の始末書」専用の解説ページです。落下・水濡れ・画面割れ・紛失など、社用パソコンの破損に合わせて文面を調整して使えます。
汎用フォーマットを探している方は、始末書テンプレート一覧をご覧ください。
| ファイル名 | explanation08.docx |
|---|---|
| ファイルタイプ | Word |
| 作成バージョン | Word 2013 |
| ファイルサイズ | 16.62 KB |
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