これまで中小企業や個人事業主の売上管理を多数サポートしてきた経験から、目的別に最適な売上表の選び方と活用法を解説します。
売上データの記録・分析は、経営判断や利益改善のカギとなります。
ここでは、無料で使えるエクセル売上表テンプレートを種類別に紹介し、それぞれの特徴や使い方のポイントも解説します。
売上表テンプレート一覧(無料エクセル)
売上表のエクセルテンプレートです。単に日ごとの売上を記録していくテンプレートや、取引先別、週ごとの合計額などを見比べるためのテンプレートなどがあります。
日別売上表
販売日ごとに売り上げを管理する日別売上表です。日別に取引先、商品名、数量、単位、金額を記入して、合計を算出します。
月間売上表
1か月間の月間売上表です。年月を入力すると日付を自動で設定する機能があります。
取引先別売上表
取引先別の売上表です。取引先ごとに売り上げ目標と実際に売り上げ実績、差額、達成率を表示します。 取引先ごとの売り上げを管理したい場合に使用します。
こちらも取引先別の売上表ですが、月ごとの売り上げを管理するように4月~翌3月まで月が設定されています。
横軸に取引先を指定したパターンです。月別の売り上げを取引先別に管理することができます。月はさらに週別の売り上げを管理するようになっています。
週間売上管理表
1週間の売り上げを管理するための売上表です。開始日を設定すると自動的に日付と曜日が設定されます。
商品別売上管理表
商品別の売上管理表です。商品が売り上げたときに商品と金額に加え、受注日、納品日、売り上げた担当者、などを記入していきます。
売上表とは?
形式はさまざまで、日別・月間・取引先別・商品別など、目的に応じて使い分けることで、売上の達成度や課題を明確にし、経営判断や改善策の立案に役立ちます。
売上表の作り方と管理のポイント
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目的別の項目設定
商品別・取引先別・期間別など、分析したい視点に合わせて項目を設定しましょう。例:商品別の場合は「商品名・数量・単価・売上額」、取引先別の場合は「取引先名・期間・目標・実績」など。
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長期的なデータ収集
短期間の変動では正確な判断ができません。数か月〜年間単位でデータを蓄積することで、季節変動や成長傾向の把握が可能になります。
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原価や利益率もあわせて管理
売上金額だけでなく、原価・粗利・利益率を記録することで、利益改善の具体的な戦略を立てやすくなります。
売上表を活用するメリット
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目標達成率の可視化
設定した売上目標に対して、現在の達成度を一目で把握できます。進捗が遅れている場合は、早期に改善策を検討できます。 -
売れ筋商品の特定
商品別売上表を使えば、売れ筋・不振商品の傾向がわかり、販売戦略や在庫計画に反映できます。 -
季節やイベントによる売上変動の分析
月別・週別データを比較することで、繁忙期やセール時期などの売上変動パターンを把握できます。 -
経営判断の迅速化
売上推移や利益状況をすぐに確認できるため、価格調整や販促施策などの意思決定がスピーディになります。
よくある質問(FAQ)
まとめ
売上管理表を作成し記録することで、商品や取引先ごとの売上状況や目標の達成率が管理できるようになります。
売上管理をする目的別に、原価の管理、売上目標との達成率、以前の売上との比較などデータを分析することも可能になります。
今回紹介した、さまざまな売上管理表のテンプレートを参考にして自社に合った売上管理表を作成してください。