このページでは、社用車をこすった、ぶつけた、駐車場で接触したときに使う始末書テンプレートを無料でダウンロードできます。

物損事故だけで済んだ場合、通勤途中に私有車で事故を起こした場合、会社から「反省文も出して」と言われた場合など、社内提出で使いやすい例文付きです。

事故のあとって、車の傷を確認したり、上司へ連絡したり、保険会社の話を聞いたりで、思ったよりバタバタします。夕方の営業所で、修理見積もりの紙を見ながら「始末書にはどこまで書けばいいんだろう」と手が止まることもありますね。そんな場面で、先に型があると少し楽です。

始末書をブラウザだけで作成できます。(PDF形式)
ダウンロード不要・個人情報送信なし。社内提出用の下書きを作りたいときに使えます。

状況別に選ぶ|社用車・物損事故の始末書テンプレート

交通事故の始末書といっても、実際には「社用車をこすった」「駐車場で柱に当てた」「相手車両に軽く接触した」など、かなり具体的な場面で探されることが多いです。

まずは自分の状況に近いものを選び、事故の日時、場所、原因、事故後の対応だけ差し替えると書きやすいでしょう。

状況 使う書類 向いているテンプレート
社用車を柱・壁・縁石にこすった 始末書/反省文 社用車をこすった場合の始末書
社用車で相手車両にぶつけた 始末書/事故報告書 物損事故用の始末書
人身事故はなく、車両や設備の損傷だけ 物損事故の始末書 物損事故のみの例文
会社から「反省文でよい」と言われた 反省文 交通事故・物損事故の反省文例文
事故の経緯を時系列で詳しく残したい 事故報告書/顛末書 関連テンプレートを使用

テンプレートを使う前に確認しておくこと

  • 事故日時:令和〇年〇月〇日、〇時頃
  • 事故場所:会社駐車場、取引先駐車場、交差点付近、配送先敷地内など
  • 車両:社用車、私有車、トラック、営業車など
  • 事故の内容:こすった、ぶつけた、接触した、停車中の車両に当たったなど
  • 事故後の対応:上司への報告、警察への連絡、相手方への連絡、保険会社への連絡
  • 再発防止策:目視確認、バック時の一時停止、出発時間の見直し、運転前点検など

テンプレートを使う前に、ここをざっとメモしておくと本文が詰まりにくいです。

特に迷うのは「どこまで細かく書くか」ですね。始末書は警察や保険会社へ出す事故証明ではなく、社内向けの反省と報告の文書です。相手方の個人情報や、まだ確定していない過失割合まで細かく書きすぎると、あとで修正が面倒になることがあります。

会社の担当者や管理側としては、事故の事実、本人の反省、次に同じことを起こさないための行動が確認できれば、まず整理しやすいはずです。

始末書・反省文・事故報告書・顛末書の違い

書類名 主な役割 使う場面
始末書 事故の事実、反省、再発防止策を会社へ伝える 社用車事故、物損事故、通勤中事故など
反省文 謝罪と反省の気持ちを中心に書く 会社から「反省文でよい」と言われた場合
事故報告書 事故の発生状況を社内で共有する 初動対応、管理部門への報告、車両管理
顛末書 事故に至る経緯を時系列で詳しく説明する 原因や経過を詳しく残したい場合

始末書は「起こした本人が反省と再発防止を書いて提出する書類」です。事故報告書は、どちらかというと事実共有。顛末書は、もう少し経緯を細かく追う書類ですね。

現場では、最初に事故報告書を出して、そのあと上司や管理部門から始末書を求められることがあります。逆に、軽い接触事故なら始末書だけで済む会社もあります。このあたりは社内ルールに合わせて調整してください。

社用車・物損事故の始末書テンプレート(Word)

社用車をこすった場合|駐車場での接触・物損事故向け
柱・壁・縁石などに接触したときに使いやすい基本形
  • 駐車場や配送先での軽い接触事故を想定
  • 事故日時・場所・原因・事故後の対応を短く整理
  • 新人や営業担当者が初めて書くときも迷いにくい構成

社用車での物損事故|社外説明も想定した詳細報告用
取引先・元請けへの説明が絡む場合にも使いやすい項目別フォーマット
  • 事故経緯・原因・対応を項目ごとに記入
  • 相手方対応や保険会社への連絡を整理しやすい書式
  • 管理側が事故内容を確認しやすい詳細版

通勤中事故向け|私有車・自転車事故の簡易提出用
遅刻・欠勤・通勤災害の社内報告に使いやすい簡易版
  • 通勤途中の接触事故や物損事故に対応
  • 事実関係と反省点を短くまとめる書式
  • 朝の事故連絡後、社内提出を急ぐ場面でも扱いやすい構成

交通事故の始末書の書き方

交通事故の始末書は、謝罪文だけで終わらせない方がまとまります。

書く順番は、事故の事実、原因、事故後の対応、反省、再発防止策。この流れです。先に謝りたくなりますが、会社側が知りたいのは「何が起きて、どう対応して、次に何を変えるのか」ですね。

  1. 事故の日時・場所を書く:令和〇年〇月〇日〇時頃、取引先駐車場、会社敷地内など
  2. 事故の状況を書く:バック時に接触、左側面をこすった、停車中の車両に接触したなど
  3. 原因を書く:目視確認不足、車両感覚の誤り、焦り、車間距離不足など
  4. 事故後の対応を書く:上司への報告、警察への連絡、相手方への連絡、保険会社への共有など
  5. 反省と再発防止策を書く:次回から実際に変える行動を書く

ありがちなミスは、再発防止策が「安全運転を徹底します」だけで終わってしまうことです。気持ちは伝わりますが、管理側から見ると少し弱いです。

たとえば、駐車場でこすったなら「バック前に一度停止し、ミラーと目視で左右・後方を確認する」と書いた方が、次の行動が見えます。配送中なら「到着予定に余裕を持って出発し、焦って車両を動かさない」まで書くと現実的です。

社用車をこすった時の始末書例文

始末書

私儀、令和〇年〇月〇日〇時頃、取引先訪問後に社用車を発進させた際、駐車場内の柱に左側面を接触させ、車両を損傷させてしまいました。

本件は、周囲の確認が不十分なまま発進したこと、また車両感覚を過信していたことが原因です。幸い人身被害はありませんでしたが、会社の車両を損傷させ、関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深く反省しております。

事故後はすぐに上司へ報告し、車両の損傷箇所を確認したうえで、修理手続きに使う情報を共有いたしました。

今後は発進前にミラーだけでなく目視確認を行い、狭い場所では一度停止して周囲を確認してから操作いたします。二度と同じ事故を起こさないよう、運転前の確認を徹底いたします。

以上

令和〇年〇月〇日
所属部署
氏名 印

物損事故のみの場合の始末書例文

人身被害がなく、車両や壁、フェンスなどの破損だけで済んだ場合でも、業務中の事故であれば会社から始末書の提出を求められることがあります。

「物損だけだから軽く書けばよい」と考えがちですが、会社の車両や取引先の設備を損傷している場合は、事故後の対応まで入れておく方が後で話が早いです。

始末書

私儀、令和〇年〇月〇日〇時頃、業務中に社用車を運転していた際、交差点付近において前方確認が遅れ、相手車両に接触する物損事故を起こしました。

本事故は、前方の状況確認が不十分であったこと、また車間距離の確保が甘かったことが原因です。人身被害はなく、双方車両の損傷のみの事故でしたが、相手方および会社にご迷惑をおかけしたことを深く反省しております。

事故後は直ちに安全を確保し、警察へ連絡しました。その後、上司へ報告し、相手方および保険会社との対応を進めております。

今後は前方車両との距離を十分に取り、交差点や渋滞時には早めに減速します。また、業務中であっても急いでいる気持ちを優先せず、落ち着いて運転いたします。

以上

令和〇年〇月〇日
所属部署
氏名 印

社用車をぶつけた場合の始末書例文

始末書

私儀、令和〇年〇月〇日〇時頃、配送業務中に社用車を後退させた際、後方確認が不十分であったため、駐車中の車両に接触する事故を起こしました。

本件は、バックミラーの確認だけで十分と判断し、目視での確認を怠ったことが原因です。幸い人身被害はありませんでしたが、相手車両に損傷を与え、会社および関係者の皆様にご迷惑をおかけしました。

事故発生後は、車両を安全な場所に移動し、相手方に謝罪したうえで警察へ連絡しました。その後、上司へ報告し、保険会社への連絡に使う情報を共有しております。

今後は、後退時に一度停止して周囲を確認し、見通しが悪い場所では無理に操作を進めないようにいたします。配送時間に追われる場面でも、確認を省略しないよう改めます。

以上

令和〇年〇月〇日
所属部署
氏名 印

通勤途中で接触事故を起こした場合の始末書例文

始末書

私儀、令和〇年〇月〇日〇時頃、通勤途中に私有車を運転していた際、前方確認が遅れ、停止中の車両に接触する事故を起こしました。

本事故は、出勤時間に気を取られ、周囲の確認が不十分になったことが原因です。人身被害はありませんでしたが、相手方の車両に損傷を与えたこと、また始業時刻に遅れ、職場の皆様にご迷惑をおかけしたことを深く反省しております。

事故後は警察へ連絡し、相手方と連絡先を交換しました。その後、会社へ状況を報告し、出勤遅延についても連絡しております。

今後は出勤時間に余裕を持って自宅を出発し、焦りを感じた場合でも無理な運転をしないよう徹底いたします。

以上

令和〇年〇月〇日
所属部署
氏名 印

交通事故・物損事故の反省文例文

会社から「始末書ではなく反省文で出してください」と言われることもあります。

反省文は、始末書より少し軽い扱いのことが多く、事故の細かい経緯よりも、原因、反省、今後の行動を中心にまとめます。ただし、物損事故や社用車事故では、事故後の対応を一文入れておくと読み手が状況を把握しやすいです。

反省文

このたび、令和〇年〇月〇日、業務中に社用車を運転していた際、駐車場内で柱に車両を接触させ、損傷させてしまいました。

原因は、周囲の確認不足と、車両感覚への過信です。急いで次の訪問先へ向かう気持ちがあり、発進前の確認が不十分になっていました。結果として会社の車両を損傷させ、修理対応などで関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深く反省しております。

今後は、発進前と後退時に必ず一度停止し、ミラーと目視で周囲を確認します。また、時間に余裕を持って行動し、焦って車両を動かすことがないよう改めます。

今回の反省を忘れず、同じ事故を起こさないよう安全運転に努めます。

交通事故の再発防止策の書き方例

事故の原因 再発防止策の例
駐車場での確認不足 発進前にミラーと目視で左右・後方を確認し、狭い場所では一度停止してから操作する。
バック時の接触 後退前に障害物の位置を確認し、見えにくい場所では降車して周囲を確認する。
時間に追われて焦った 訪問時間に余裕を持って出発し、遅れそうな場合は無理に急がず事前に連絡する。
車間距離不足 前方車両との距離を十分に取り、交差点や渋滞時は早めに減速する。
車両感覚の誤り 社用車の車幅・長さを再確認し、普段と違う車両を運転する際は慎重に操作する。

再発防止策は、きれいな言葉よりも「次に何を変えるか」が見える方が伝わります。

たとえば「安全確認を徹底します」だけだと、少しぼんやりします。現場で使うなら「バック前に一度止まる」「見えない場所では降りて確認する」「遅れそうなときは先に連絡する」くらいまで書いた方が、読み手も納得しやすいです。

始末書を書くときに詰まりやすいところ

  • 原因を書きすぎる:言い訳に見えることがあります。事実と自分の不注意を分けて書くとまとまります。
  • 再発防止策が抽象的になる:「気をつけます」だけでなく、運転前・発進時・後退時の行動に落とすと書きやすいです。
  • 相手方情報を書きすぎる:社内提出用なので、個人情報や確定していない内容は控えめにします。
  • 事故報告書と同じ内容になる:始末書では反省と今後の行動を少し厚めに書くと違いが出ます。

実務では、最初から完璧に書こうとすると止まります。まずテンプレートに事故日時、場所、車両、事故内容だけ入れて、そのあと原因と再発防止策を足す流れが楽でした。

新人の方なら、いきなり長い文章にせず、箇条書きでメモしてから文章に直す方が早いです。管理側で確認する場合も、事故後の対応が抜けていないかを見ると修正しやすいと思います。

よくある質問(FAQ)

軽い物損事故でも始末書を出すことはありますか?
あります。社用車や会社の業務中に起きた事故であれば、軽い接触やこすっただけの事故でも、会社から始末書や反省文を求められることがあります。車両修理や保険対応が発生する場合は、社内記録として残す会社も多いです。
警察への届出が終わっていなくても始末書は出せますか?
社内向けの始末書として先に提出することはあります。ただし、事故内容がまだ確定していない場合は、断定的に書きすぎない方が無難です。「現時点で確認している内容」としてまとめると修正しやすいでしょう。
交通事故の反省文と始末書は同じですか?
似ていますが、少し違います。反省文は謝罪や反省の気持ちを中心に書く文書です。始末書は、事故の事実、原因、事故後の対応、再発防止策まで含めて会社へ提出する書類として使われます。
社用車をこすっただけでも、事故報告書は別に作った方がいいですか?
会社のルールによります。車両管理や保険対応がある場合は、始末書とは別に事故報告書を作ることがあります。始末書は本人の反省と再発防止、事故報告書は事実共有、と分けて考えると整理しやすいです。
手書きとWord、どちらで作成すればいいですか?
会社から指定がなければ、Wordで作成して印刷する形で問題ないケースが多いです。手書き指定がある場合は、テンプレートの文章を下書きとして使い、清書すると進めやすいでしょう。氏名欄や押印欄だけ手書きにする運用もあります。