このページでは、取引先・顧客に提出する社外向けの顛末書フォーマット(Word)を無料で配布しています。

納期遅延、誤納品、手配ミスなどで、社外へ経緯説明とお詫びを伝えるときに使う書式です。事実関係/お詫び/当社対応/再発防止策を1枚にまとめる形なので、取引先へ急いで提出する場面でも、書く順番で迷いにくいと思います。

社外向けの顛末書は、社内用のように原因分析を細かく広げるより、相手に関係する内容を短く整理するほうが読みやすいです。

たとえば、月末の納品処理で発送ミスが見つかり、夕方に取引先へ連絡するような場面ですね。社内の確認漏れや担当者間のやり取りを長く書くより、「何が起きたか」「どう対応したか」「次からどう防ぐか」を順に伝えるほうが、受け取る側も状況を追いやすいはずです。

社外向け顛末書フォーマット(Word・PDF作成対応)

このフォーマットが向いているケース
・納期遅延/誤納品/手配ミスなど、社外へ経緯説明を出す場合
・顧客への連絡内容、対応状況、再発防止策を簡潔にまとめたい場合
・社内向けの細かい原因分析ではなく、取引先提出用として整えたい場合

顛末書フォーマット(社外向け・Word・A4縦)

顛末書フォーマット(社外向け・Word・A4縦)
対応形式:Word(A4縦)/PDF作成対応
取引先・顧客に提出する社外向け顛末書フォーマットです。件名/発生事象(概要)/経緯(事実)/お詫び/当社対応/再発防止策に絞り、社外へ出す文書として読みやすい並びにしています。

含まれる項目:宛先/差出/件名/対象(案件名等)/発生事象(概要)/経緯(事実関係)/お詫び/当社対応/再発防止策/連絡先/署名欄

社外向け顛末書と社内向け顛末書の違い

社外向けと社内向けでは、同じ顛末書でも書き方が少し変わります。社内向けは、原因確認や再発防止の記録として細かく残すことがあります。一方で、社外向けは取引先やお客様が読む文書なので、内輪の事情を広げすぎないほうが無難です。

項目 社外向け顛末書 社内向け顛末書
主な提出先 取引先、顧客、お客様 上司、管理部門、社内責任者
書く内容 発生事象、経緯、お詫び、対応、再発防止策 発生状況、原因、関係者、社内対応、今後の対策
注意する点 内部事情や推測を書きすぎない 原因や対応履歴をできるだけ具体的に残す

社内提出用や事故・紛失など用途別の書式を探している場合は、顛末書フォーマット一覧をご覧ください。このページでは、取引先や顧客へ提出する社外向けに絞って説明しています。

社外向け顛末書の記入例

納期遅延の場合

件名:納期遅延に関する顛末書

このたび、貴社よりご注文いただきました下記商品の納品につきまして、当初予定していた納品日を過ぎる事態となりました。ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

発生の経緯は、出荷前の数量確認において一部商品の不足が判明し、再手配に時間を要したためです。現在、不足分の手配は完了しており、〇月〇日に納品予定です。

今後は、出荷前日の数量確認に加え、担当者とは別の確認者による照合を行い、同様の遅延を防いでまいります。

誤納品・手配ミスの場合

件名:誤納品に関する顛末書

このたび、貴社へ納品いたしました商品について、ご注文内容と異なる品番の商品を納品していたことが判明しました。ご確認のお手間をおかけし、誠に申し訳ございません。

原因は、受注内容を出荷指示へ転記する際に、品番の確認が不足していたことです。誤納品分につきましては、〇月〇日に回収し、正しい商品を同日に再納品いたします。

今後は、受注書と出荷指示書の品番確認を二名で行い、出荷前の照合作業を残す運用へ改めます。

お客様向けにお詫びを入れる場合

お客様に提出する場合は、硬すぎる説明だけだと、少し冷たく見えることがあります。とはいえ、感情的な文章を長く入れると、かえって読みにくいですね。

お詫びは、次のように1〜2文で添える程度が扱いやすいです。

このたびは、弊社の確認不足によりご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後は同様の事態を防ぐため、確認手順を見直し、再発防止に努めてまいります。

社外顛末書を作成する際の注意点(テンプレ補足)

  • 事実関係を中心に、日付・時刻・対応内容を短く整理します
  • 内部事情や推測(責任の断定、担当者名の出しすぎなど)は控えめにします
  • 当社対応と再発防止策は、実施済みと予定を分けて書くと伝わりやすいです
  • ありがちな失敗は、お詫びだけが長くなり、肝心の対応内容が薄くなることです

現場では、急いでいると「申し訳ございません」を何度も重ねてしまいがちです。もちろん謝意は入れますが、相手が知りたいのはその後です。いつ対応するのか、同じことをどう防ぐのか。ここが抜けると、読み終わったあとに少し不安が残ります。

よくある質問(FAQ)

Q. 社外顛末書には、原因分析(なぜ起きたか)まで書くべきですか?

A. 社外提出では、細かい原因分析よりも「事実関係」「当社対応」「再発防止策」を簡潔に示す形が合います。内部事情や責任の断定につながる表現は避け、相手に関係する内容を中心に書くと収まりがよいです。

Q. お詫びの文は、どの程度書けばいいですか?

A. 長文にせず、事象に対するお詫びを1〜2文で入れる程度が一般的です。その後に、対応内容と再発防止策を続けると、謝罪だけで終わらない文書になります。

Q. 取引先に出す場合、社内の担当者名まで書いた方がいいですか?

A. 基本的には、相手とのやり取りに関係する範囲にとどめる方がよいでしょう。個人名を細かく書くより、部署名や担当窓口としてまとめた方が、社外文書として扱いやすいです。

Q. 事故顛末書(社内向け)と同じテンプレートを使っても大丈夫ですか?

A. 社外提出では、社内向けの詳細な原因欄や承認欄が合わない場合があります。社内向けの事故顛末書が必要な場合は、→ 事故顛末書テンプレート をご利用ください。

まとめ|社外向け顛末書は、経緯説明と対応内容を簡潔にまとめる

社外に提出する顛末書は、内部事情を詳しく書くよりも、事実関係/お詫び/当社対応/再発防止策を順に整理する方が読みやすいです。

本ページの社外向け顛末書フォーマット(Word)は、取引先や顧客へ提出する場面を想定した書式です。納期遅延や誤納品など、早めに経緯を説明したいときの土台としてお使いください。

顛末書をブラウザ上で作成し、PDFで出力できます。
ダウンロード不要・個人情報送信なし