社内規定違反の始末書は、就業規則や社内ルールに反する行為があったときに、本人が事実を認め、反省と今後の対応を伝えるための文書です。
このページでは、社内規定違反に使えるWord形式の始末書テンプレートを紹介しています。汎用版のほか、備品の私的利用、勤務時間中の副業など、社内で起こりやすいケース別の書式も用意しました。
社内規定違反の始末書テンプレートを用途別に選ぶ
| ケース | 使う場面 | おすすめテンプレート |
|---|---|---|
| 内容がまだ絞りきれない | 上司から始末書提出を指示されたが、規程名や違反内容を自分で差し替えたい場合 | 社内規定違反|汎用版 |
| 備品の私的利用 | 会社パソコン、社用スマホ、社内備品などを私用で使った場合 | 備品の私的利用用 |
| 勤務時間中の副業 | 勤務中に副業、アルバイト、私用作業、私用連絡をしていた場合 | 副業違反用 |
会社の会議室で上司から説明を求められたあと、席に戻ってWordを開く。そういう場面だと、ゼロから文章を考えるのはかなり重いです。テンプレートを使うと、書く順番が決まっているので、余計な言い訳を書きすぎずに済みます。
社内規定違反の始末書テンプレート(Word)
- 就業規則・服務規程・情報管理規程・備品管理規程など、幅広い社内ルール違反に対応
- 違反内容が「備品私用」「副業」などに限られない場合に使いやすい形式
- 新人・担当者が初めて始末書を書く場面でも、事実・原因・再発防止策を順番に整理しやすい構成
- 会社パソコンを私的な調べものや個人作業に使ったケースを想定
- 発覚経緯・認識の甘さ・今後の利用ルールを書きやすい構成
- 備品管理や情報セキュリティの観点で、社内記録として残したいときに使いやすい書式
- 勤務時間中に副業の連絡、作業、アルバイト対応をしていたケースを想定
- 副業そのものではなく、勤務時間の使い方に問題があった場合に向いている書式
- 本人の反省だけでなく、今後の時間管理や私用端末の扱いも書きやすい構成
内部規定違反とは?始末書が求められやすいケース
内部規定違反とは、会社が定めている就業規則、服務規程、情報セキュリティ規程、備品管理規程、副業・兼業規程などに反する行為のことです。
たとえば、会社のパソコンを私用で使う、勤務時間中に副業の連絡をする、社内資料を許可なく持ち出す、届出をせずに兼業する、といったケースですね。
法律違反とまでは言えない場合でも、会社のルールに反していれば、注意・指導や始末書提出の対象になることがあります。現場では「違反の重さ」だけでなく、「本人がどこまで認識していたか」「同じことがまた起きない形になっているか」も見られます。
テンプレートを使う前に確認しておくこと
- どの規程に反したのか
- いつ、どこで、何をしたのか
- 誰に迷惑や影響が出たのか
- 自分の判断のどこが甘かったのか
- 次からどう防ぐのか
その場合は、無理に条文番号を書かず、「就業規則」「服務規程」「備品管理規程」「副業・兼業規程」など、分かる範囲の規程名で書いておく方が自然です。あとで上司や人事が確認して、表現を直すこともあります。
例文:社内規定違反の始末書(汎用版)
令和〇年〇月〇日
株式会社〇〇〇〇
〇〇部 〇〇〇〇 様
〇〇部 〇〇〇〇
このたび、私は社内規定に反する行為を行い、会社ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしました。
具体的には、〇〇規程に定められている「〇〇〇〇」のルールを十分に確認しないまま、〇〇〇〇を行いました。本来であれば、事前に上長へ確認し、社内ルールに沿って対応すべきところ、自己判断で進めてしまいました。
今回の件は、私の確認不足と規程に対する認識の甘さによるものです。社内ルールは、業務を進めるためだけでなく、会社の信用や情報管理を守るためのものだと改めて認識しました。
今後は、該当する社内規程を再確認し、判断に迷う場合は必ず上長へ相談いたします。また、同様の行為を繰り返さないよう、業務上の判断を自己完結させず、確認を取ってから行動いたします。
このたびは誠に申し訳ございませんでした。
以上
社内規定違反の始末書に書く内容
| 項目 | 書く内容 | 迷ったときの考え方 |
|---|---|---|
| 違反内容 | どの社内ルールに反したのかを書く | 条文番号が分からない場合は、規程名だけでもよい |
| 発生日時・場所 | いつ、どこで起きたのかを書く | 日付が曖昧な場合は、分かる範囲で記載する |
| 原因 | 確認不足、認識不足、自己判断などを書く | 言い訳に見えないよう、短く整理する |
| 反省 | 会社や関係者に迷惑をかけたことへの謝罪を書く | 長く書きすぎず、事実に沿ってまとめる |
| 再発防止策 | 次から何を変えるかを書く | 「気をつけます」だけで終わらせない |
ありがちなミスと書き直し例
社内規定違反の始末書でよくあるのが、事情説明が長くなりすぎるパターンです。本人としては背景を伝えたいのですが、読む側から見ると、言い訳に見えることがあります。
忙しかったため、確認する時間がなく、結果として社内ルールに反する形になってしまいました。今後は気をつけます。
社内ルールを確認しないまま自己判断で対応したことが原因です。今後は同様の判断を行う前に、該当する規程を確認し、判断に迷う場合は上長へ相談いたします。
書いてみると分かりますが、「忙しかった」「知らなかった」を前に出すと、どうしても軽く見えます。そこは少し抑えて、確認不足だったこと、次にどう動くかを先に書く方が収まりがいいです。
再発防止策の書き方
再発防止策は、社内側がかなり見ている部分です。反省の言葉だけではなく、次から何を変えるのかを書きます。
| 弱い書き方 | 具体的な書き方 |
|---|---|
| 今後は気をつけます。 | 会社貸与品を私用で使用せず、判断に迷う場合は上長へ事前に確認します。 |
| ルールを守ります。 | 就業規則と関連する社内規程を再確認し、業務中の行動を見直します。 |
| 副業には注意します。 | 勤務時間中は副業に関する連絡・作業を行わず、私用端末も確認しません。 |
汎用版とケース別テンプレートの違い
汎用版は、違反内容がはっきり1つのケースに当てはまらないときに使いやすいテンプレートです。たとえば、社内資料の持ち出し、申請漏れ、社内ルールの確認不足など、個別テンプレートにぴったり合わない場合ですね。
備品の私的利用テンプレートは、会社パソコンや社用スマホなど、会社貸与品の使い方に問題があった場合に向いています。副業テンプレートは、勤務時間中の私用作業や副業連絡など、時間管理の問題がある場合に使いやすいです。
迷った場合は、まず汎用版を開いて、規程名と違反内容を差し替える方が早いと思います。そこから「これは備品の話だな」「副業の話だな」と分かれば、ケース別テンプレートに切り替える流れでも問題ありません。
よくある質問(FAQ)
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まとめ
- 社内規定違反の始末書は、社内提出・内部管理向けの文書です。
- 汎用版は、規程名や違反内容を差し替えて使える基本形です。
- 備品の私的利用や勤務時間中の副業など、内容がはっきりしている場合はケース別テンプレートを使うと書きやすいです。
- 事実関係は短く、原因と再発防止策は具体的に書く方が伝わります。
- 「気をつけます」だけで終わらせず、次から何を確認し、誰に相談するのかまで書くと収まりがよいです。


