このページでは、ハラスメントに関する始末書テンプレート(社内提出用)を、実務で使いやすい形式で無料配布しています。
※このページは「被害申告(相談・告発)」のための書式ではありません。
本ページは、会社から提出を求められた方向けの「ハラスメントの始末書(反省・再発防止の整理)」テンプレートと書き方を掲載しています。
被害を受けた側の申告・相談・通報、または事実関係の調査依頼を行いたい場合は、社内の相談窓口(人事・コンプライアンス)や所定の手続きをご確認ください。
ハラスメントの始末書テンプレート(Word)
- ハラスメントの言動について、事実・経緯を整理して記載可能
- 原因・影響・再発防止策までを簡潔にまとめられる構成
- 社内提出を想定し、過不足のない分量で作成できる
書き方|ハラスメント始末書の基本構成
ハラスメントに関する始末書では、感情的な説明や言い訳を避け、事実関係と再発防止策を簡潔かつ客観的にまとめることが重要です。
会社側が本当に確認したいのは「何が起き、なぜ起き、今後どう防ぐか」です。
必ず記載する5つのポイント(事実・経緯・原因・影響・再発防止)
- 事実:発生日時・場所・関係者・該当する言動を簡潔に記載
- 経緯:問題が発覚するまでの流れ(指摘・報告など)
- 原因:自身の認識不足や配慮欠如など、主観的な反省点
- 影響:相手や職場環境に与えた影響
- 再発防止:具体的な行動(研修受講・相談ルール化など)
ケース別|内容の書き分けポイント
ハラスメントの種類によって、重視される観点が異なります。同じ構成を使いつつ、評価されやすい視点を意識して記載しましょう。
パワハラ・セクハラ・マタハラ・SNS等の考え方
- パワハラ:指導目的であっても、言動が過度であった点を明確にする
- セクハラ:本人の意図ではなく「相手がどう受け取ったか」を基準に記載
- マタハラ:配慮義務や業務調整への認識不足を示す
- SNS・チャット:発信した範囲・記録が残ることを軽視したことを記載
NG例|評価を下げやすい書き方
始末書では、内容によっては、反省が伝わらず再提出になってしまうこともあります。以下の点に気を付けてください。
避けるべき表現と理由
- 「誤解を与えてしまった」→ 責任転嫁と受け取られやすい
- 「冗談のつもりだった」→ ハラスメント性を軽視している印象
- 「相手も強く言われていた」→ 被害者側への責任転嫁
- 「今後は気をつけます」だけ → 再発防止策として不十分
記載例|ハラスメントの始末書サンプル文
そのまま使える標準例文
私こと、〇〇部〇〇課の〇〇〇〇は、令和〇年〇月〇日、業務中において私の不適切な言動により、同僚に対してハラスメントに該当する行為を行いました。
当該行為は、相手の立場や受け止め方への配慮を欠いたものであり、精神的な負担を与え、職場環境を損なう結果となりました。
本件の原因は、私自身の認識不足と、言動が相手に与える影響への理解が不十分であった点にあります。
今後は、ハラスメントに関する社内研修を受講するとともに、業務上の指導や意見を伝える際には、上司へ事前相談を行うなど、再発防止に努めてまいります。
このたびは、多大なご迷惑をおかけしましたことを、深く反省し、ここにお詫び申し上げます。
提出時の注意点
始末書は内容だけでなく、提出方法や記載範囲も評価対象になります。
提出先・期限・記載範囲の考え方
- 提出先は、上司・人事・コンプライアンス部門の指示を優先
- 期限は厳守し、遅れる場合は必ず事前連絡
- 被害者の個人情報や詳細な感情表現は必要最小限に留める
よくある質問(FAQ)
個人情報や機微情報を過度に記載すると二次被害につながるため、「関係者」「同僚」などの表現で足りるケースもあります。
不明点がある場合は「〇〇については確認中」などとし、提出前に上司・人事へ相談して記載範囲を調整するのが安全です。
研修受講・上司への事前相談・言動の記録と振り返り・面談の実施など、行動が分かる形で「いつ/何を/どう運用するか」まで書くと説得力が上がります。
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まとめ|始末書を作成する際の重要ポイント
- 事実は簡潔・客観的にまとめる
- 原因は言い訳を避け、自身の認識不足として整理する
- 再発防止策は行動レベルで具体的に示す
