当ページでは、これまで帳票作成・日付管理の支援を行ってきた経験をもとに、明治〜令和までを網羅した「西暦・和暦の早見表テンプレート(Excel/PDF)」を紹介します。
通常の西暦和暦を変換する早見表の他、データ用に「年」抜いたバージョンがあり、年号は漢字とアルファベットの両方が別の列になっています。
関数やマクロは使用していないため、データの加工が簡単にできます。
エクセル西暦・和暦 早見表
標準版(A4印刷・明治〜令和)
西暦・和暦を一覧で確認できる早見表(Excel版)です。明治元年から令和24年まで対応。A4一枚に収まる設計で、紙資料として管理したい方におすすめです。※「令和7年は西暦2025年」など、パッと見てわかるレイアウトです。
データ用(年抜き・元号列分割)
データベース管理やエクセル加工に最適な早見表です。西暦から年を抜いた形式、和暦の元号(漢字・アルファベット)を分けた列構成で、関数やマクロ不使用。CSVやスプレッドシートへの変換も簡単に行えます。
年齢付き 西暦・和暦早見表 エクセル
各年の年齢を自動計算した「年齢付き早見表」です。現在の年月日を基準に年齢差を算出しており、履歴書作成・入社時の年齢確認などに便利です。誕生日は考慮していないため、参考値としてご活用ください。
自治体の申請業務や企業の顧客管理システムで、和暦⇔西暦の変換表を求められることが頻繁にありました。年数がズレてデータエラーになることも多く、正確で加工しやすい早見表を作成することが、業務効率化には不可欠です。
・和暦の元号をローマ字表記(例:H、S、R)で入力する業務があるが、Excel関数での自動化が難しい
・西暦の「年」表記(例:2025年)が入っているとシステム上でエラーになることがある
・年齢早見表を使用する際、誕生日の有無によって年齢にズレが生じるケースがあるため「満年齢」の定義に注意
PDF版の西暦和暦早見表
PDF形式の早見表は、標準版と同じ内容をそのまま印刷できる形でご用意。オフラインでの閲覧・掲示資料・会議用配布物としても活用できます。
関数で自作する場合との比較|どちらを選ぶべき?
関数での自作はカスタマイズ性が高い一方で、配布先のExcelバージョンやセキュリティ設定によって思ったように動かないことがあります。早見表テンプレートは「表示の安定性」「配布の簡便さ」「データ互換性」を重視し、トラブルを最小化できます。
| 項目 | 関数自作(和暦⇔西暦変換) | 早見表(本ページ) | 
|---|---|---|
| 導入/配布 | 関数の説明・計算式保守が必要。相手環境の設定次第で崩れやすい。 | ファイルを配るだけで同一表示。印刷・掲示も想定済み。 | 
| 互換性 | 関数互換/地域設定で差異が出ることがある。 | 関数・マクロ不使用の固定表でバージョン差の影響が小さい。 | 
| データ整形 | 表記ゆれ(2025/2025年)や元号表現の統一に追加処理が必要。 | 「年なし」「元号(漢字/アルファベット)分割」列でそのまま投入可能。 | 
| 学習/教育用途 | 式の理解に学習コストがかかる。 | 一覧で関係が直感把握でき、授業配布/掲示に向く。 | 
| 保守工数 | 時折の誤更新や参照ズレに注意が必要。 | 静的表のため保守が軽い。更新時は差し替えのみ。 | 
・計算ロジックを組み込みたい、日付演算を自動化したい → 関数で自作
・配布/掲示の安定性、システム投入の下地づくり、教育配布 → 早見表テンプレート
選定チェックリスト
- 共有先のExcelバージョンや設定がバラバラ
→ 早見表テンプレート - CSV/名簿/基幹システムへ投入する前処理が多い
→ データ用テンプレート - 履歴書・社内掲示・配布プリントが主用途
→ 標準版(A4印刷) - 提出書類で年齢の参照が頻繁
→ 年齢付きテンプレート - 組織内で関数サポートや保守体制がある
→ 関数で自作も検討 
データ投入時のエラー要因は「年の文字列混在」「元号表現のゆれ」「全角/半角」。本テンプレの列分割・年なし形式を使うと、事前整形の手戻りを抑制できます。
和暦変換ツールとの違い|Excel版が便利なのか?
オンライン上には、西暦や和暦を入力してすぐに変換できるツールが提供されています。では、それらのツールとエクセルの早見表では、なにが違うのかを解説します。
本ページで紹介しているエクセル形式の早見表は、以下のようなニーズに対応したテンプレートです。
- 年度管理・書類作成で「複数年分を一括で確認したい」
 - エクセルやスプレッドシートでデータとして活用したい
 - オフライン環境や紙ベースの資料として使いたい
 
また、関数やマクロを一切使っていないため、社内ネットワーク制限のあるPCや古いExcel環境でも安心して利用できます。西暦や和暦の確認・変換を業務の一部にしている方には、変換ツールよりもエクセルの早見表が圧倒的に便利です。
スプレッドシート版に変換する方法|Googleドライブで使用可能
「エクセルは持っていないけど、Googleスプレッドシートなら使える」という方でも、本テンプレートは、Googleスプレッドシートで利用することが可能です。
スプレッドシート版への変換手順(簡単3ステップ)
- 1. 利用するテンプレート(.xlsx)をダウンロードします
 - 2. Googleドライブにアップロードします
 - 3. ドライブ上で右クリック →「Googleスプレッドシートで開く」を選択
 
これで、Googleスプレッドシート版としてそのまま編集・共有が可能になります。 スマホからの閲覧・印刷も可能なので、外出先で西暦和暦の確認をしたいときにも便利です。
Googleスプレッドシートに変換すれば、社内共有や複数人でのリアルタイム編集にも対応できます。
早見表のよくある質問(FAQ)
関連記事・参考リンク
まとめ
2042年(令和24年)までの西暦・和暦早見表をA4一枚で印刷可能、データ用、PDF版、年齢付をテンプレートとしてダウンロードできるようにしました。
早見表は、自分でも簡単に作成することができますが、データの入力が大変なのでこのようなテンプレートを活用した方が時短になります。
							
											

