当ページでは、すぐに使いやすい棚卸表のエクセルテンプレートを無料で掲載しています。あわせて、記入するときに見落としやすい項目や、保存期間の考え方もまとめました。

棚卸しの時期になると、数量は合っているのに単価欄が空いていた、ということが案外あります。そうした現場でのつまずきも踏まえて、使いやすい形にしています。

棚卸表のエクセルテンプレート

以下では、棚卸表テンプレートを6種類掲載しています。品名や数量などの項目はサンプルを入れてあるので、実際に使うときは自社の在庫や管理方法に合わせて調整してください。

とくに保管場所やロット番号は、あとで見返したときに差が出やすい欄です。最初に少し整えておくと、棚卸当日の手間が減ります。

棚卸表 テンプレート Excel 無料 A4縦01 在庫数・単価・金額の自動計算サンプル

棚卸表テンプレート エクセルA4縦01
棚卸表 テンプレート Excel 無料 A4縦02 ロット番号・保管場所管理用

棚卸表テンプレート エクセルA4縦02
棚卸表 テンプレート Excel 無料 A4縦03 商品カテゴリ別・棚番号管理

棚卸表テンプレート エクセルA4縦03
棚卸表 テンプレート Excel 無料 A4縦04 製造年月日・賞味期限欄つき

棚卸表テンプレート エクセルA4縦04
棚卸表 テンプレート Excel 無料 A4縦05 期末在庫評価・売上原価計算向け

棚卸表テンプレート エクセルA4縦05
棚卸表 テンプレート Excel 無料 A4縦06 小売向け SKU・バーコード対応

棚卸表テンプレート エクセルA4縦06

棚卸表とは?基本の役割と意味

棚卸表は、倉庫や店舗にある商品・製品・原材料などを、いまどれだけ持っているか確認するための一覧表です。

決算の時期には、この数字をもとに在庫金額を出したり、売上原価を確かめたりします。ふだんは在庫管理のための表でも、月末や期末になると会計資料としての意味合いが強くなってきます。

棚卸表の主な目的

  • 期末資産の確定
    決算に必要な在庫評価
  • 損益計算
    売上原価を算出し利益を正確に把握
  • 在庫管理
    数量・金額を把握し過不足を防ぐ

棚卸表の保存期間

棚卸表は法人税法に基づき7年間保存が義務付けられています。
引用: 国税庁|帳簿書類の保存期間

棚卸表の必須項目

棚卸表は、項目を増やしすぎるとかえって記入しづらくなります。

まずは、どの業種でも使いやすい基本の欄からそろえるのが無難です。少なくとも、品名・数量・単価・金額の4つは入れておくと、集計のときに困りにくくなります。

品名: 商品・材料の名称
数量: 在庫数
単価: 仕入単価または評価額
金額: 数量×単価で算出

その他の項目(必要に応じて追加)

業種によっては、基本項目だけでは足りないこともあります。

たとえば食品なら賞味期限、製造業ならロット番号、小売なら保管場所が入っていたほうが見やすい場面があります。棚卸しのあとで「どの在庫のことだったか分からない」とならないように、必要な欄だけ少し足していく形で十分です。

ロット番号: 生産や仕入れの管理番号
製造年月日: 製造日の記録
賞味期限: 消費期限・品質管理用
保管場所: 倉庫・棚番号の記録
状態: 良品・不良品などの管理

よくある質問(FAQ)

棚卸表はエクセル以外でも作成できますか?
はい。手書きでも作れますし、在庫管理システムで管理している会社もあります。ただ、紙だと集計のたびに手間がかかりやすく、修正が出たときも少し面倒です。その点、Excelなら数量や金額をその場で直しやすく、まずはこれで回している会社もかなり多いです。
棚卸表の保存期間はどのくらい必要ですか?
法人税法により7年間の保存が義務付けられています。税務調査や会計監査で必要になる場合があるため、電子データでも紙でも必ず保管しておきましょう。
棚卸表に決まったフォーマットはありますか?
法律で定められた様式はありません。基本項目(品名・数量・単価・金額)を含め、自社の管理方法や業種に合わせて自由にカスタマイズできます。
棚卸表はいつ作成すればよいですか?
最低でも決算期末には作成が必要です。さらに月次や四半期ごとに更新すると、在庫差異や不良在庫を早期に発見しやすくなります。
棚卸表の記入ミスを防ぐ方法はありますか?
数量×単価の計算は、最初から関数を入れておくとかなり楽です。あわせて、入力した人とは別の人が最後に1回見るだけでも、単価違いや桁ずれに気づきやすくなります。棚卸しの日は倉庫やバックヤードが慌ただしくなりがちなので、集計前の見直しを1手順入れておくと安心です。

まとめ

今回は、棚卸表のテンプレートと、記入するときに押さえておきたい項目をまとめました。

棚卸しは、正直なところ手間のかかる作業です。ただ、在庫数がずれたままだと、利益の見え方まで変わってきます。現場では後回しにされやすいのですが、だからこそ表はできるだけ書きやすくしておいたほうが回しやすいです。

まずはシンプルなテンプレートから使って、自社でよく使う項目を少しずつ足していく形で十分です。

■ このページについてこのページのテンプレートは、Bizroute編集部が作成・更新しています。棚卸表は、記入する人と集計する人が別になることも多いため、品名・数量・保管場所などを見返しやすい並びにしました。
倉庫や事務所で慌てて記入しても読み返しやすいよう、項目は増やしすぎず、できるだけ素直なレイアウトにしています。


■ 最終更新日