この記事では、A4サイズで印刷可能な無料テンプレートを紹介しています。

文書作成に20年以上携わってきた著者が、使いやすさ・見やすさを意識してデザインしたテンプレートです。実務でも使用できるフォーマルなものから、季節のイラスト入りで心を届けるカジュアルなものまで幅広く取り揃えています。

シンプルな便箋テンプレート

白地に罫線のシンプルな便箋テンプレートです。横書き、縦書きの両方で罫線の幅が異なるタイプがあります。一般的な手紙では、「標準」幅のテンプレートを使用して下さい。

罫線サイズ(細)

a4用紙サイズで罫線サイズ(細):縦罫13行、横罫20行のシンプルな便箋テンプレートです。細めの便箋では、比較的長い手紙の内容のときに使うといいでしょう。罫線だけのシンプルな便箋なので、ビジネスにも使用できます。

罫線サイズ(標準)

A4用紙に罫線サイズ(標準):縦罫11行、横罫17行の罫線を引いた便箋テンプレートです。通常の用途の場合、このサイズが一般的です。便箋はフォーマルなものや、目上の方へは縦罫線を使用しますが、ビジネスでは横罫線の便箋を使用することも多いです。

罫線サイズ(太)

標準より少し幅の太い罫線サイズ(太):縦罫9行、横罫14行の便箋テンプレートです。文字数が少ない場合は、細すぎる罫線幅だとバランスが悪いのでこのテンプレートを利用するといいでしょう。

春の便箋テンプレート

春にぴったりの花や木などのイラストが入った便箋テンプレートです。無地ではちょっと寂しいという人用です。3月、4月、5月ごろの季節に使用できます。

春の花

草木

夏の便箋テンプレート

夏に手紙を出す場合には、便箋に涼しげなイラストがあると受け取った人もうれしいですよね。7月、8月、9月ごろに出す和風の手紙に適しています。

金魚・祭り

かわいい海のイラストがワンポイントで入っているので、子どもへの手紙などにいいでしょう。

夏の花

秋の便箋テンプレート

紅葉や落ち葉、十五夜、秋の味覚など、かわいい秋の画像が挿入された便箋テンプレートです。10月、11月ぐらいに使用するといいでしょう。

紅葉・落ち葉

秋のイベント

冬の便箋テンプレート

雪や街並み、クリスマス風など、おしゃれな冬のイラストが挿入された便箋テンプレートです。12月、1月、2月ごろの季節の使用に適しています。

罫線幅と用途の比較表(文章量・相手・季節での選び分け)

便箋を選ぶ際に「どの罫線幅を使うか」で迷います。文章量や送る相手、使うシーンによって選び方が変わります。以下の表で用途ごとの選び分け方を確認してください。

罫線幅 行数 おすすめ用途
縦13行・横20行 文章量が多い手紙/詳細なビジネス文書
標準 縦11行・横17行 一般的な用途/フォーマルな挨拶状
縦9行・横14行 短い手紙/カジュアルなメッセージ

印刷前チェックリスト(A4/余白/拡大縮小/片面両面)

便箋をきれいに印刷するには、事前に設定確認をします。印刷時のミスを防ぐため、次のチェックリストを活用してください。

  • A4サイズに設定されているか
  • 余白が「上下左右10~15mm」に設定されているか
  • 拡大縮小が「100%」になっているか
  • 片面印刷/両面印刷の選択を確認

便箋の基本(用紙サイズ・罫線幅・縦書き/横書きの使い分け)

便箋は同じサイズでも、縦書きか横書きか、罫線幅の違いで印象が大きく変わります。縦書きはフォーマルで格式を重視する場面に、横書きはカジュアルやビジネスメール風の用途に適しています。

縦書き:フォーマル
横書き:カジュアル

参考:公式ガイドへのリンク

郵便を送るときの、正しいマナーを確認するには公式の資料が役立ちます。詳細は以下をご参照ください。

関連記事・参考リンク

よくあるご質問(FAQ)

Q. 便箋テンプレートは無料で使えますか?
A. はい、すべてのテンプレートを無料でご利用いただけます。商用利用も可能です。
Q. Word形式とPDF形式はどう使い分ければいいですか?
A. Word形式はパソコン上で編集可能です。PDF形式はそのまま印刷して、デザインをそのまま使います。手書きで作成する場合に便利です。
Q. 罫線の幅はどのように選べばよいですか?
A. 手紙の文章量に応じて選びましょう。内容が多い場合は細い罫線、少ない場合は太めがバランスがよく、より見やすくなります。
Q. 自社のロゴを入れるカスタマイズはできますか?
A. Word版をご利用いただければ、ヘッダー部分にロゴや社名の画像を挿入してご利用いただけます。

このテンプレートを作成・監修した人

ビズルート編集部(株式会社エクシア)

20年以上にわたり中小企業向けに業務改善用のテンプレートを提供。便箋テンプレートは、社内外の手紙文化に精通したスタッフが「個人やビジネスで使用できること」を念頭に設計しています。印刷してすぐ使える、そして相手に伝わるフォーマットづくりを心がけています。