営業時間変更のお知らせは、文章をきれいに整えるより、いつから・何時まで・何が変わるのかがすぐ伝わるほうが実務では助かります。
店頭の張り紙、取引先へのメール、飲食店の案内、電話受付時間だけの変更など、使う場面ごとに書き方は少し変わります。入口に貼る短い案内と、取引先に送る通知文を同じ文面にすると、どちらにも少し中途半端になることがあります。
このページでは、営業時間変更のお知らせに使える例文と、Word・PDFテンプレートをまとめました。臨時変更、閉店時間の短縮、電話受付時間の変更など、よく迷う場面ごとに選べます。
- 営業時間を臨時で変えるとき
- 1日だけ短縮営業にするとき
- 閉店時間をいつもより早めるとき
- 飲食店で営業時間やラストオーダーを見直すとき
- 電話受付時間や窓口受付だけを変更したいとき
- 年末年始や連休中の特別営業時間を知らせたいとき
白紙から作ると、「理由をどこまで書くか」「問い合わせ先を入れるか」「店頭とWebの文面をそろえるか」で手が止まりやすいです。テンプレートなら、店名・日付・時間を入れ替える場所が先に見えているので、朝の開店前や夕方の閉店前でも作りやすいです。
営業時間変更のお知らせを用途別に選ぶ
| 用途 | 向いているテンプレート・例文 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 1日だけ営業時間を変える | 臨時営業時間変更の張り紙 | 設備点検、社内研修、棚卸し、悪天候への対応 |
| 閉店時間を早める | 閉店時間を早めるお知らせ | 棚卸し、店内メンテナンス、スタッフ研修、臨時対応 |
| 電話受付時間だけ変える | 電話受付時間変更のお知らせ | 電話窓口、予約受付、問い合わせ窓口の時間変更 |
| 取引先・顧客に案内する | 取引先・顧客向け通知 | 郵送、メール、請求・受注窓口の時間変更 |
| 店頭に掲示する | 店舗掲示POP | 入口、レジ横、受付カウンターへの掲示 |
| 年末年始や連休だけ変える | 年末年始・特別期間の営業時間 | 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、連休中の営業案内 |
本ページの対応範囲と他テンプレートとの違い
- このページで扱うもの:通常営業の開始時刻・終了時刻の変更、短縮営業、延長営業、曜日ごとの営業時間変更、年末年始や連休中の特別営業時間のお知らせ
- 終日休業や臨時休業:営業時間の変更ではなく、1日まるごと休む場合は、休業のお知らせテンプレートのほうが合います
- 社外向けのお知らせ全般から探したい場合:近い文書をまとめて見たいときは、お知らせ・案内文・通知文の例文とテンプレート集も参考になります
- スタッフ向けの社内周知:店舗スタッフや従業員だけに伝えるなら、従業員へのお知らせ・社内通知文例集の書き方に寄せたほうが自然です
- 住所変更もあわせて伝える場合:移転と営業時間変更が同時なら、事務所移転のお知らせテンプレートと組み合わせたほうが収まりやすいです
- 送付状を付けて郵送する場合:文書を同封して送るなら、送付状テンプレートも使えます
営業時間変更のお知らせテンプレート(無料ダウンロード)
臨時営業時間変更の張り紙
1日だけ営業時間を変えるときの張り紙テンプレートです。設備点検、棚卸し、社内研修、台風などの悪天候で、開店時間や閉店時間を一時的に変える場面に向いています。
朝の開店前に入口へ貼るなら、理由を細かく書くより、本日だけ・何時から何時までを先に見せたほうが伝わります。Wordで店名と時間を差し替え、印刷用にPDFを使う流れが扱いやすいです。
閉店時間を早めるお知らせ
通常より早く閉店する日を知らせるテンプレートです。棚卸し、店内メンテナンス、スタッフ研修、イベント後の片付けなどで、閉店時間だけを変えるときに使いやすい形です。
閉店時間を早める案内では、「いつもは何時まで」「今日は何時まで」が並んでいないと、来店前のお客様が迷います。とくに夕方は急いで見られることが多いので、数字がぱっと見える文面にしておくと現場で説明が減ります。
電話受付時間変更のお知らせ
電話や窓口の受付時間だけを変更する場合のテンプレートです。店舗や会社の営業時間は変えず、問い合わせ・予約・サポート窓口だけ短くする場面に向いています。
ここは少し誤解が出やすいところです。電話受付を17時までにしただけなのに、店舗自体も17時で閉まると思われることがあります。文面には「店舗営業時間に変更はありません」「メールでのお問い合わせは通常通り受け付けています」など、実際の運用に合わせて一文を入れると安心です。
取引先・顧客向け通知(郵送・メール)
取引先や顧客にメール・郵送で案内したいときの基本形です。月末の締め処理、受注窓口、サポート窓口の受付時間が変わるときは、この形が使いやすいはずです。
社外向けでは、店頭掲示より少し丁寧に書きます。適用開始日、対象拠点、問い合わせ先を入れておくと、あとから確認の電話が入りにくいです。
店舗掲示POP(来店客向け)
入口やレジ横に貼る前提の短めのレイアウトです。朝の開店前に差し替えるなら、文章量はこのくらいのほうが読み飛ばされにくいです。
店頭掲示は、読む人が立ち止まってくれるとは限りません。少し離れた場所からでも日付と時間が見えるようにしておくと、レジ前での説明も減ります。
年末年始・特別期間の営業時間
連休中だけ時間が変わるときの雛形です。通常営業へ戻る日まで入れやすいので、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆休み前の掲示に合います。
年末年始は、休業日と短縮営業日が混ざりやすいです。表にしておくと、店頭に貼ったときも、スタッフが電話で案内するときも説明しやすいです。
コピペで使える例文
先に文面だけ見たい方向けに、よく使う例文をまとめました。テンプレートを使う前は「理由を入れるか」「店名をどこまで書くか」「明日以降の営業を書くか」で止まりやすいです。まずは近い例文を選び、不要なところを削るほうが早いと思います。
店頭掲示は、説明を足すより日付・時間・店名を先に大きく出したほうが読まれやすいです。逆に取引先向けメールは、理由を長く書くより適用開始日と問い合わせ先を先に置いたほうが、あとで確認の電話が増えにくかったです。
臨時営業時間変更の張り紙 例文
本日4月28日(金)は、店内設備点検のため、営業時間を下記の通り変更いたします。
通常営業時間 10:00~19:00
本日の営業時間 13:00~19:00
明日以降は通常通り営業いたします。
ご来店を予定されていたお客様にはご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
○○店
1日だけの変更は、理由を長く書くより「今日だけ」と「何時から何時まで」が先です。入口のガラス扉に貼るときも、このくらいの短さで十分だと思います。雨の日や強風の日は、外の張り紙が見にくいこともあるので、日付と時間は少し大きめにしておくと安心です。
閉店時間を早めるお知らせ 例文
本日5月10日(金)は、棚卸し作業のため、閉店時間を下記の通り変更いたします。
通常閉店 19:00
本日の閉店 17:00
なお、明日以降は通常通り営業いたします。
ご来店を予定されていたお客様にはご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
○○店
閉店時間を早める場合は、「本日の閉店 17:00」のように、変更後の時間をはっきり出すほうが伝わります。ここで理由を細かく書きすぎると、肝心の閉店時間が埋もれます。少しもったいないです。
飲食店向け|閉店時間を早めるお知らせ 例文
本日5月10日(金)は、店内メンテナンスのため、閉店時間を下記の通り変更いたします。
通常営業時間 11:00~22:00
本日の営業時間 11:00~20:00
ラストオーダー 19:30
明日以降は通常通り営業いたします。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
○○店
飲食店では、閉店時間だけでなくラストオーダーを書くかどうかで迷いやすいです。店頭とSNSを同時に出すなら、ここは省かないほうが現場での説明が減ります。
電話受付時間変更のお知らせ 例文
平素より当店をご利用いただき、ありがとうございます。
6月3日(月)より、電話受付時間を下記の通り変更いたします。
変更前 10:00~18:00
変更後 10:00~16:00
なお、店舗の営業時間に変更はありません。
お客様にはご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
○○店
電話受付時間だけを変える場合は、店舗の営業時間まで変わるのかが伝わりにくいです。「店舗の営業時間に変更はありません」と一行入れておくと、読む側の迷いがだいぶ減ります。
会社・事務所向け|電話受付時間変更のお知らせ 例文
平素よりお世話になっております。
このたび、社内体制の変更に伴い、6月3日(月)より電話受付時間を下記の通り変更いたします。
変更前 9:00~18:00
変更後 9:00~17:00
営業時間およびメールでのお問い合わせ受付に変更はありません。
ご不便をおかけする場合がございますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
株式会社○○
会社・事務所向けでは、店頭掲示より少し落ち着いた文面にしたほうが使いやすいです。電話受付だけ短くするなら、メール受付やWebフォームの扱いも一緒に書いておくと親切です。
飲食店向けの営業時間変更 例文
いつもご来店いただきありがとうございます。
仕込み体制の見直しに伴い、5月1日(水)より営業時間を下記の通り変更いたします。
変更後の営業時間
ランチ 11:30~14:30
ディナー 17:30~21:00
ラストオーダー 20:30
ご来店の際はお時間にご注意ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
飲食店の営業時間変更では、ランチ・ディナー・ラストオーダーを分けたほうが見やすいです。中休みがある店なら、そこも入れておくと問い合わせが減ります。
張り紙・掲示用の短文例文
5月10日(金)より
営業時間を下記の通り変更いたします。
平日 10:00~18:00
土曜 10:00~16:00
日曜・祝日 休業
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
○○店
張り紙は、入口で立ち止まる時間がほんの数秒です。文章を整えるより、数字と日付がひと目で入る配置のほうが結局強いです。
営業日変更のお知らせ 例文
7月1日(月)より、定休日を下記の通り変更いたします。
変更前 毎週水曜日
変更後 毎週火曜日
営業時間に変更はありません。
ご来店の際は営業日にご注意ください。
営業日変更は、営業時間変更と似ていますが、見る側はかなり混同します。なので「営業時間はそのままです」と一行入れておくと、現場ではかなり親切です。
取引先・顧客向け(メール・郵送)
このたび業務体制の見直しに伴い、2026年5月1日(金)より営業時間を下記の通り変更いたします。
新営業時間
平日 10:00~18:00
土曜 10:00~16:00
日曜・祝日 休業
対象拠点
○○支店(○○市○○1-2-3)
お問い合わせ
○○部 ○○窓口
TEL:00-0000-0000
E-mail:mail@example.com
受付時間:平日9:00~18:00
お取引先様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
取引先向けでは、対象拠点と問い合わせ先を省くと、社内で転送されたあとに誰へ確認すればよいか分からなくなることがあります。少し長くなっても、ここは入れておいたほうが後処理が楽です。
店舗掲示POP(来店客向け)
平素より当店をご利用いただき、ありがとうございます。
2026年5月1日(金)より、営業時間を下記の通り変更いたします。
新営業時間
平日 11:00~20:00
土日祝 10:00~19:00
ご来店の際はご注意ください。
ご不便をおかけしますが、今後ともよろしくお願いいたします。
お問い合わせ先
00-0000-0000
年末年始・特別期間の営業時間 例文
年末年始の営業について、下記の通りご案内いたします。
期間中は通常と営業時間が異なります。
年末年始 特別営業時間
12月28日(土)~12月30日(月) 10:00~18:00
12月31日(火) 10:00~16:00
1月1日(水) 休業
1月2日(木)~1月3日(金) 11:00~17:00
1月4日(土)より通常営業いたします。
通常営業時間 平日10:00~19:00
ご来店の際はご注意ください。
年末年始は、短縮営業と休業日が混ざります。表にしたほうが読みやすいですし、スタッフが電話で案内するときもそのまま読み上げやすいです。
書き方と入れておきたい項目
営業時間変更のお知らせは、言い回しより先に、読み手が迷いそうな項目を落とさないことが先です。とくに新人担当者が最初に迷うのは、「理由をどこまで書くか」よりも、「対象が店全体なのか、受付だけなのか」をどこに入れるかだったりします。
- 見出し・件名:営業時間変更のお知らせ、閉店時間変更のお知らせ、電話受付時間変更のお知らせなど、何が変わるのかを先に書きます
- 適用開始日:いつから変わるのかを最初に見せます。1日だけなら「本日」「○月○日だけ」を前に出したほうが伝わりやすいです
- 変更後の時間:平日、土日祝、ラストオーダー、受付時間など、ズレやすいところを分けて書きます
- 対象:全店舗なのか、特定店舗だけなのか、電話受付だけなのか。ここが曖昧だと問い合わせが増えます
- 理由:一文で十分です。設備点検、社内研修、棚卸し、体制見直し、連休対応など、読んだ人が納得しやすい範囲で添えます
- 問い合わせ先:取引先向けや顧客向けでは、電話番号やメールを入れておくとあとが楽です
- 通常営業へ戻る日:年末年始や臨時変更では、戻る日を書いておくと見落としが減ります
- 周知先:店頭掲示、公式サイト、Googleビジネスプロフィール、SNS、予約サイト、自動返信メールまで同時に見直します
掲示・周知のチェックリスト
朝の開店前や、夕方の混む時間帯に慌てて差し替えると、だいたいどこか抜けます。公開前にざっと確認できるよう、最低限の項目だけに絞りました。
- 店頭掲示の日付と時間が遠目でも読めるか確認する
- 公式サイト、Googleビジネスプロフィール、SNS、予約サイトの表記をそろえる
- 古い張り紙や固定投稿を外し、前の営業時間が残らないようにする
- 飲食店ならラストオーダー、受付窓口なら受付時間も合わせて直す
- 取引先向けでは、月末処理や配送受付に影響する時間変更がないか見直す
- スタッフにも共有し、変更初日は電話や店頭で口頭案内できるようにしておく
ありがちなミスと、先に直しておきたいところ
- 店頭の張り紙だけ直して、Webが古いまま:入口では17時閉店になっているのに、検索結果や予約サイトは19時のまま、というのは本当によくあります。同時更新が面倒でも、ここはまとめて触ったほうがあとで楽です。
- 営業時間変更なのか、受付時間変更なのかが曖昧:電話受付だけを短くしたのに、店舗自体が閉まると受け取られることがあります。受付だけなら、その一文は分けて入れておいたほうが安心です。
- 1日だけの変更なのに、戻る日を書いていない:臨時変更は「今日だけです」が抜けると、次の日も変わるように見えます。短文でも戻りの一文は入れておきたいところです。
- 飲食店でラストオーダーが未記載:営業時間だけを直しても、ラストオーダーが旧時間のままだと現場で説明が増えます。ここは後回しにしないほうがいいです。
- 複数店舗のうち一部だけ変更なのに店名が弱い:チェーン店や多拠点運営では、店舗名を大きめに入れないと別店舗の案内と混ざります。所在地まで入れるとさらに親切です。
よくある質問(FAQ)
関連リンク
まとめ
営業時間変更のお知らせは、きれいな文章を書くことより、読む側が迷わないことのほうが先です。とくに店頭掲示は、入口で数秒見られるだけなので、日付と時間がすっと入る形のほうが強いです。
白紙から作ると、理由をどこまで書くか、受付だけ別にするか、どの媒体まで直すかで意外と止まります。テンプレートを使うと、その迷いやすい場所が最初から見えているので、急ぎの差し替えでも崩れにくいです。
臨時変更、閉店時間の短縮、飲食店のラストオーダー変更、電話受付時間の見直しなど、現場では少しずつ条件が違います。近い例文を土台にして、削るところだけ削る。そのくらいの使い方で十分だと思います。





