会議の生産性は、始まる前に決まります。このページでは、目的・議題・時間配分をひと目で共有できる会議次第(アジェンダ)テンプレートを無料配布し、実務で使える構成例・書き方・編集ポイントを解説します。
式典の進行表である式次第とは用途が異なりますので、ビジネス会議での使用を想定した内容に特化しています。

会議次第テンプレート(Word)
A4横のビジネス会議向けアジェンダです。
会議名・開催日時・出席者・目的・議題一覧・担当・所要時間・決定事項メモ欄を備え、時間配分と進行管理をしやすいレイアウトにしています。
定例会議、プロジェクトミーティング、取締役会、委員会などでご利用いただけます。
ファイル名 | shikishidai03.docx |
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ファイルタイプ | ワード |
対応バージョン | word2016以降 |
ファイルサイズ | 14.34KB |
想定用途 | 定例会議/プロジェクト会議/取締役会/委員会 |
主な項目 | 会議名/日時/場所/出席者/目的/議題・担当/所要時間/決定事項・アクション |
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・テンプレートのご利用によるトラブルの対応やサポートはしておりません。
会議次第の構成(必須項目)
会議次第を作成する際の最低限盛り込むべき情報を抜け漏れなく記載することで、参加者全員が同じ認識で進行できます。
- 会議基本情報:
会議名・日時・場所・出席者・配布資料 - 会議の目的:
何を決める/どの状態になれば成功かを一文で明記します - 議題一覧:
番号・議題名・目的(共有/決定/討議)・担当・所要時間 - 決定事項/アクション:
誰が、何を、いつまでに(責任者・期限) - 次回予定:
暫定日時・持ち帰り事項・フォローアップ
書き方と作成手順
会議次第はただ項目を並べるだけではなく、目的や時間配分を意識し、以下のように実務に沿った手順で作成します。
1. 目的を先に決めます
議題より先に会議の到達点(決定事項・合意事項)を定義して逆算します。
2. 議題を分類します
共有/討議/意思決定に分け、決定系は早めの時間帯に配置します。
3. 時間配分を設定します
過去の実績を参考にしつつ、予備時間(全体の10〜15%)を確保します。
4. 役割と資料を明確化します
各議題に担当者と必要資料を紐づけ、事前配布を徹底します。
5. 決定事項の記録欄を用意します
その場でアクション(担当・期限)まで確定できる欄を必ず入れます。
編集・運用のヒント(実務担当者向け)
会議をスムーズに進めるために、担当者が押さえるべきポイントをまとめました。
- オンライン会議:
出席者に役割(司会・タイムキーパー・記録)を明記します - ハイブリッド:
会場・オンラインの発言順を交互に設計し、沈黙を防ぎます - 意思決定の明確化:
議題に決定方法(多数決/合意/責任者決裁)を追記します - 時間厳守:
各議題の開始・終了予定を分にして明記します - 議題テンプレ化:
毎回出る報告事項は定型ブロックにして再利用します
文例(目的・議題・決定事項)
実際の会議で使える具体的な文例を紹介します。自社用に調整して使用してください。
第3四半期の販促施策を3案から1案に決定する
議題(例):
議題2「販促案の比較検討(決定)」担当:営業部長/所要:20分
決定事項(例):
販促案Bを採用。担当:営業部長、初回実施:10月15日、効果測定:11月末
チェックリスト(ミス防止)
会議次第の作成でありがちな抜け漏れを防ぐために、確認すべきポイントです。作成後に必ず確認しましょう。
- 会議の目的・到達点が一文で書かれている
- 議題の目的(共有/討議/決定)が明示されている
- 担当・所要時間が全議題に入っている
- 決定事項/アクションの欄がある
- 必要資料の事前配布と配布締切が設定されている
会議次第と式次第の違い
「会議次第」と「式次第」は似ていますが、以下のように用途が異なります。
- 会議次第:
ビジネス会議の議題・時間配分・意思決定を管理します(本ページの対象) - 式次第:
入学式・表彰式・式典などの式の進行順を案内します(式次第テンプレートをご利用ください)
関連テンプレート
テンプレートの使い方
- ダウンロード:上部のボタンからWordファイルを保存します
- 自社用に編集:ロゴ・会議名・定型議題・決定事項欄を自社標準に置換します
- 版管理:バージョンと更新日をフッターに記載し、共有ドライブで一本化します