この記事では有給休暇の義務化に対応した個人別の有給休暇管理表テンプレートを紹介します。
個人別の一覧表で自動計算に対応しているので、手作業で有給の日数を計算する手間がありません。
有給休暇管理表テンプレート
A4横
個人別のエクセル有給休暇管理表テンプレートのA4横版です。平成31年4月から始まった有給休暇取得の義務化に対応しています。
※2024年現在も、有給休暇に関する労働基準法の変更はありません。
各月の取得予定日、取得日、特別休暇、欠勤、早退、遅刻を記号で管理します。基準日欄と有効期間を入力して、実際に有給休暇を期間内に消化できているかを判断できます。
テンプレt-との使い方
前年度繰越日数と今年度付与日数に、それぞれ有給休暇の数を入力します。
毎月の有給休暇取得日、早退、遅刻などを記号で入力し、会社の規定に従って有給取得日を「取得」欄に数値を入力すると自動計算で、残日数が表示されます。
A4縦
エクセル有給休暇管理表テンプレートのA4縦版です。
個人別に分かれていて、1行に有給を取得する届出日、取得日を入力し本人印、承認印を押印します。取得日を入力すると自動計算で残日数が1減るようになっています。
前年度繰越分と今年度付与分を入力し、行ごとに有給を管理します。
有給休暇取得計画表テンプレート(自動計算)
平成31年4月から始まった有給休暇取得義務化に対応した有給休暇取得計画表のエクセルテンプレートです。
従業員複数名を一覧にして1枚のシートで管理できます。有給の予定と実際に取得した実績を比べ、有給をどれだけ消化しているか一目でわかります。この一覧表で有給休暇の取得漏れを防ぐことができます。
各月の有給数を入力すると取得数(実績)が自動計算で合計されます。
有給休暇の義務化とは
2019年4月から、労働基準法が改正され会社は法定の年次有給休暇付与日数が10日以上の全ての労働者に、毎年5日、必ず有給を取得させることになりました。(有給休暇の義務化)
有給休暇取得が義務化されたため、これまで以上に従業員の有給休暇を管理する必要性が高くなっています。
年次有給休暇の時季指定について
年次有給休暇は、原則として、労働者が請求する時季に与えることとされていますが、職場への配慮やためらい等の理由から取得率が低調な現状にあり、年次有給休暇の取得促進が課題となっています 。
このため、今般、労働基準法が改正され、労働者に年5日以上の年次有給休暇を取得させることが義務付けられました。
エクセル有給休暇管理表の作り方
有給休暇の取得義務により、基準日と対象の期間、実際の取得日数を管理し3年間保存する必要があります。
有給休暇の管理方法については、厚生労働省の説明資料に詳しく記載されているので一度目を通しておいた方がいいかもしれません。
まとめ
この記事では、有給休暇を管理する際の自動計算に対応した有給休暇管理表のエクセルテンプレートを紹介しました。
A4横版では、個人別に毎月の有給消化数を一覧で管理する形式になっており、年間の有給取得が一目でわかるようになっています。
A4縦版では、有給を取得する届を管理する目的です。有給届と取得日、本人印、承認印で実際に有給の取得を承認する形式です。月の取得数はわからないので、有給の期間が終わった時に計算する必要があります。