備品管理表は、社内にある備品をリスト化して管理する書類です。
私自身も企業のバックオフィス業務を支援する中で、備品管理が形骸化してトラブルを招くケースを数多く見てきました。
「どこに備品があるのかわからない」「いつ契約が切れるかわからない」といった課題は、管理表を適切に運用することで大きく改善できます。
このページでは備品管理表(備品管理台帳)の無料エクセルテンプレートを紹介しながら、実務で役立つ作り方・管理のコツを専門的に解説します。
備品管理表(備品管理台帳)のエクセルテンプレート
備品管理表は、備品のリスト化・在庫管理・契約状況の把握に役立つ管理台帳です。 ここではエクセル形式の無料テンプレート(A4横・A4縦)をダウンロードできます。
A4横タイプ(シンプルで一覧性重視)
A4縦タイプ(詳細入力向け)
備品管理とは?導入のメリット
備品管理とは、会社の資産である物品を台帳に記録し、在庫・貸出・契約情報を可視化することです。 適切に行うことで経費削減・業務効率化・不正使用防止など多くのメリットがあります。
備品管理で改善できること
- 不正使用や無断持ち出しの防止
- 在庫の適正化による経費削減
- 使用状況の可視化による業務効率化
- 契約期限やリース品の管理精度向上
備品管理台帳の作り方
備品管理表は会社によって形式が異なりますが、以下の項目を含めると実務で役立ちます。
基本項目
- 管理番号
- 物品名・分類
- 保管場所
- 数量
- 登録日・更新日
貸出・返却に便利な追加項目
- 利用者名
- 利用日・返却日
- 備考(理由や用途)
会社での備品管理のコツ
備品管理を形だけで終わらせないためには、ルールの策定と運用が重要です。
ルールを明確化し統一する
物品の購入基準や利用方法をルール化し、全員が徹底して守ることが大切です。
定期的な棚卸を実施する
棚卸を行うことで、管理表と実物の乖離をなくし、紛失や過剰在庫を防ぎます。
よくある質問(FAQ)
まとめ
今回は、備品管理のコツやに備品管理台帳(備品管理表)の作り方について紹介しました。
備品管理は、ルールの作成も重要ですが、なによりも使用する人たちが決められたルールを守るということが大事です。そのため、備品管理の管理ルールを作成したら、周知徹底することが必要になります。
備品管理台帳は、ある程度の作り方がありますが細かい部分は各会社のやり方や仕組みにも依存します。 無料のエクセルテンプレートもダウンロードできるので、備品リストを1から作成するのが難しい方はぜひ活用してみてください。