履歴書の作成は就職・転職活動の初めの一歩です。企業側にとって、履歴書は応募者の人物像を知る最初の資料となるため、適切なフォーマットと正確な記載が求められます。
当サイトでは、中小企業の採用支援や履歴書の作成サポートに10年以上携わってきた経験を活かし、用途別に最適な履歴書テンプレートを提供しています。Word・Excel・PDF形式で無料ダウンロード可能。
パソコンでもスマホでも編集・印刷できるよう、使いやすさを追求しました。
これまで履歴書添削や記載指導を何百件と行ってきましたが、記載漏れやフォーマットの不備で選考対象外になってしまうケースも多く見てきました。そのため、正しい構成と用途に応じたテンプレート選びはとても重要です。
履歴書テンプレート
エクセル、ワード、PDFタイプの履歴書テンプレートを無料でダウンロードできます。キャリアや用途別に分かれています。Windows, Mac, スマホどれでも利用できます。
履歴書は、コンビニや文具店で用紙を購入することができますが、WordやExcelで作成し、自分で印刷することも可能です。
今回は、MacやWindowsなどのパソコン、そしてスマホでも利用できる履歴書テンプレートを紹介します。
転職に適したA4 2枚タイプや、アルバイトに適したA4用紙サイズの1枚タイプなど、用途に合わせてダウンロードしてください。
アルバイト・パート用(A4用紙1枚)
アルバイトやパートの応募に使用できるA4 1枚の履歴書テンプレートです。アルバイト用なので、職歴欄がなく、学歴欄も少なくなっています。インターンや高校生でも使用できます。「写真あり」と「写真なし」の両方のテンプレートがあるので、必要な方をダウンロードしてください。
・勤務可能時間の欄を拡張:週ごとのスケジュールや希望曜日を詳しく記入できるよう、枠を大きくする。
・通勤手段の追加:最寄駅や通勤時間を補足する欄を加えて、地理的条件を明示。
・写真なしタイプに手書き署名欄を追加:本人確認のための署名スペースを設けることで、紙提出にも対応。
転職用標準(A4用紙2枚)
転職やハローワークなどで使える履歴書テンプレートです。転職用なので学歴・職歴欄が多くとってあります。A4用紙2枚で写真を貼り付ける形式です。 「写真あり」版と「写真なし」版があるので必要に応じてダウンロードしてください。
・職歴欄を1ページ分増設:複数社での勤務経験を丁寧に記載したい方に対応。
・自己PR・志望動機を分割:それぞれの項目を別欄にし、文字数に合わせて自由記入できるように調整。
・扶養家族や希望年収欄の追加:転職時に求められることがあるため、必要に応じて追加可。
JIS規格用(A4用紙2枚 写真あり)
JIS規格(A4サイズ)の履歴書テンプレートです。学歴・職歴、資格・免許、志望の動機、特技、アピールポイントなどを書く欄が揃っています。
一般的な内容なので、新卒や転職など何にでも使用できます。
・学歴・職歴欄の罫線をカスタマイズ:西暦/和暦の切り替え対応や、備考欄を追加。
・資格・免許の記入枠を広げる:複数の資格を保有している方向けに、行数を増やす。
・自由記入欄の見出し変更:「趣味・特技」→「アピールポイント」に変更して自己表現に幅を持たせる。
テンプレートの見本と実際の例
以下では、実際にテンプレートをつかって作成する履歴書の見本例を紹介します。
A4 1枚の転職見本例
A4 1枚で作る履歴書は、短時間で簡潔に情報を伝える必要がある場合に使用します。
特にあまり多くの情報が必要ないアルバイトやパート、派遣社員としての応募に適しており、重要な情報を簡潔にまとめることが求められます。学歴や職歴は最も重要な部分を中心に記載し、自己PRや志望動機もポイントを絞って記述します。
・画像枠のサイズ変更:企業指定の証明写真サイズに合わせて調整(縦4cm × 横3cm → 縦3cm × 横2.4cmなど)
・画像の差し替え指示欄:写真貼付の代わりに「オンライン提出の場合は写真を別添」と明記できる補足欄を追加
アルバイト・パート見本例
アルバイト・パート用履歴書は、短時間労働を希望する場合に使用します。特に、自身の勤務可能時間を明確に記載することが重要です。
学歴や職歴は簡潔にまとめ、自己PRでは接客経験や特技など、即戦力となるスキルをアピールします。特に接客業やサービス業では、お客様への対応力やコミュニケーション能力を強調することで、採用担当者に良い印象を与えることができます。
IT系エンジニアの転職見本
この履歴書の見本例では、A4用紙2枚の履歴書を使用しています。豊富な職歴やスキルを持つ候補者が、経験や実績をしっかりとアピールできるため、ITエンジニアなどのスキルや経歴を多く書く場合の転職などに最適です。
1枚目には基本情報、学歴、資格・免許、職歴の概要を記載し、2枚目には具体的な職務内容やプロジェクト実績、使用した技術やツールを詳細に記述します。自己PRや志望動機も具体的に述べ、応募先企業が求めるスキルセットや経験にマッチすることを強調します。
・使用技術/スキル一覧表の追加:言語、フレームワーク、ツールなどを整理して記入できる表形式の欄を設ける。
・プロジェクト実績詳細欄の追加:1行では書ききれないプロジェクト背景や役割を補足可能に。
作成時のよくあるミス・注意点
- 学歴・職歴の「年号の記入ミス」
- 空欄が多すぎると意欲がない印象に
- 写真の貼り忘れや不適切なサイズ
- パソコン入力なのに手書き署名を忘れる
よくある質問(FAQ)
履歴書テンプレート まとめ
macやwindowsパソコンやスマホでも使える、履歴書テンプレートをA4 1枚とA4 2枚など6種類を紹介しました。履歴書の用紙は、コンビニや文具店でも購入できるので手書きで作成する場合は、そちらでもかまいません。
プリンタがあって、パソコンを使って記入したい場合はテンプレートを活用するときれいに履歴書を作成することができます。通常はパソコンで文字を打った方が読みやすくきれいですが、手書きの履歴書を求める会社もあるので、相手先に合わせて作成してください。