営業日報テンプレートを無料でダウンロードできるページです。Excel形式なので、訪問先、商談内容、相手の反応、次回アクション、売上見込みなどを、自社の営業スタイルに合わせて編集できます。
このページでは、項目を少なめにしたシンプル版、書き方を見ながら使える入力例付き、商談記録向け、顧客管理向け、KPI管理向けの営業日報テンプレートを掲載しています。
夕方の事務所で、その日の訪問内容を思い出しながら日報を書くと、意外と細かい話が抜けます。「先方が何を気にしていたか」「次に何を送る約束だったか」あたりですね。テンプレートを使うときは、きれいな文章にするより、あとで見返して動ける内容を残すほうが現場では使いやすいです。
営業以外の日報を探している場合は、日報テンプレート一覧(用途別)から選べます。事務作業の日報、作業日報、業務日報とは、書く内容が少し違います。
営業日報テンプレート(Excel形式・無料)
まずは、使う場面に近い営業日報テンプレートを選んでください。新しく、項目を絞った「シンプル版」と、書き方を確認しながら使える「入力例付き」を追加しました。
| テンプレート | 向いている使い方 | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| シンプル版 | 項目を少なめにして、毎日の提出を続けやすくしたいとき | 新人営業、少人数チーム、まず日報を定着させたい場合 |
| 入力例付き | 何を書けばよいか迷う人向け。記入例を見ながら編集できます | 新人研修、日報の書き方をそろえたい部署、初回導入時 |
| 標準記録型 | 訪問先、内容、結果、次回予定をバランスよく残したいとき | 毎日の営業報告、既存顧客フォロー、通常の営業活動 |
| 個人営業・小規模チーム向け | 案件数が多すぎず、顧客ごとの動きを整理したいとき | ルート営業、個人営業、担当者ごとの営業記録 |
| 商談・顧客管理重視型 | 商談内容、顧客の反応、次回アクションを詳しく残したいとき | 法人営業、提案営業、引き継ぎが多い案件 |
| KPI・進捗管理型 | 訪問件数、商談数、見込み金額などもあわせて追いたいとき | 営業チームの進捗確認、月末の案件管理、目標管理 |
シンプル版 営業日報テンプレート
最初に営業日報を導入するなら、項目を増やしすぎないほうが続きます。シンプル版は、訪問先、内容、結果、次の予定を中心にしたテンプレートです。
テンプレートを使う前は、担当者ごとに書き方がばらつきます。「A社訪問」「資料送付予定」だけで終わる人もいれば、かなり細かく書く人もいます。シンプル版では、最低限そろえたい欄だけに絞っているので、新人営業にも渡しやすいです。

入力例付き 営業日報テンプレート
営業日報を書き慣れていない人向けの、入力例付きテンプレートです。顧客名、商談内容、相手の反応、次回アクションの書き方を見ながら、自社用に書き換えられます。
ここで迷いやすいのは、「どのくらい具体的に書くか」です。たとえば「反応あり」だけだと、翌週にはもう思い出せません。「価格より導入時期を気にしていた」まで残すと、次に出す資料が決めやすくなります。入力例付きは、そのあたりの粒度を合わせるための見本としても使えます。

標準記録型 営業日報テンプレート
毎日の営業活動を、ある程度きちんと残したい場合に使いやすいテンプレートです。訪問先、営業内容、結果、次回予定を一通り記録できます。
項目が少なすぎると、月末に見返したときに「この案件、何待ちだったかな」となりがちです。標準記録型は、細かすぎず、でも次の行動が消えないくらいの形にしています。

個人営業・小規模チーム向け 営業日報テンプレート
個人営業や少人数チームで、日々の動きを整理したい場合に向いているテンプレートです。担当者ごとの活動が見えやすく、顧客フォローの抜けも拾いやすい形です。
小規模チームでは、口頭で共有して済ませることも多いです。ただ、担当者が外出している日や、急に別の人が顧客対応をする場面では、記録がないと少し困ります。最低限の履歴が残っているだけで、電話をかける前の不安が減ります。

商談・顧客管理重視型 営業日報テンプレート
商談内容や顧客ごとの反応を残したい場合に使うテンプレートです。法人営業や提案営業のように、1回の訪問で終わらず、何度かやり取りする案件に合います。
商談後すぐは覚えているのに、数日たつと細かな反応がぼやけます。会議室を出た直後に、相手が気にしていた言葉だけでも残しておくと、次回提案の切り口を作りやすいです。ここは少し手間ですが、あとで効きます。

KPI・進捗管理型 営業日報テンプレート
訪問数、架電数、商談数、見込み金額などを一緒に管理したい場合に向いています。日報をただの報告で終わらせず、週次・月次の営業管理にもつなげたいときに使いやすいテンプレートです。
数字を入れる欄があると、月末の確認が少し楽です。とくに、見込み案件が複数あると「動いている案件」と「止まっている案件」が混ざります。KPI管理型では、件数と次アクションを同じ表で見られるので、上司側も確認しやすいはずです。

営業日報テンプレートに入れておきたい項目
営業日報テンプレートは、項目を増やせば良いわけではありません。毎日使うものなので、入力に時間がかかりすぎると続きにくいです。
まずは、次の項目が入っていれば実務では回しやすいと思います。
- 日付
- 担当者名
- 訪問先・顧客名
- 商談・連絡の目的
- 話した内容
- 相手の反応
- 結果・決まったこと
- 次回アクション
- 期日
- 売上見込みや案件状況
全部を毎回きっちり埋める運用にすると、担当者が疲れます。たとえば既存顧客への定期連絡なら、商談内容は短くて十分です。逆に、新規提案や失注しそうな案件は、相手の反応を少し詳しく残したほうが後で助かります。
テンプレートを使う前は、メモ帳、メールの下書き、頭の中の記憶に営業内容が散らばりがちです。使うときは、同じ欄に同じ順番で残せるので、月末の見直しや引き継ぎで探す時間が減ります。ただし、不要な欄まで無理に埋める必要はありません。現場では、空欄よりも「次に動ける内容が残っているか」を見たほうが実用的です。
営業日報テンプレートの記入例
入力例付きテンプレートを使う場合でも、書き方の感覚を先に見ておくと編集しやすいです。ここでは、営業日報でよく使う項目に沿って、少し具体的な記入例を入れます。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 訪問先 | A社 総務部 田中様 |
| 目的 | 勤怠管理システムの切替提案 |
| 商談内容 | 現在はExcelで勤怠を集計しており、月末処理に半日ほどかかっているとのこと。費用よりも、既存データの移行方法を気にしていた。 |
| 結果 | 導入事例と移行手順を確認したいとの返答。競合B社とも比較中。 |
| 次回アクション | 金曜午前までに移行手順を1枚にまとめて送付。来週前半に再打合せ予定。 |
| 所感 | 価格説明より、移行時の手間を減らせるかが判断材料になりそう。次回は導入後の作業イメージを先に見せたほうがよさそう。 |
少し弱い書き方と、あとで使いやすい書き方
A社訪問。資料説明。質問あり。再提案予定。
あとで使いやすい書き方
A社総務部へ訪問し、勤怠管理の切替案を提案。田中様は費用より、現行データ移行の手間を気にしていた。金曜午前までに移行手順を1枚にまとめて送付予定。競合B社とも比較中で、来週前半に再打合せ見込み。
「質問あり」だけだと、翌週には何を聞かれたのか分からなくなります。商談直後のエレベーター待ちの間に、スマホへ一言だけ残しておく。これだけでも、夕方の日報入力がだいぶ楽です。
営業日報テンプレートを使うときの調整例
テンプレートは、そのまま使ってもかまいませんが、現場に合わせて少し削ったほうが使いやすいこともあります。
新人営業向けに使う場合
新人営業に渡す場合は、最初から項目を増やしすぎないほうが無理がありません。訪問先、話した内容、相手の反応、次にやること。この4つが残っていれば、上司がフォローしやすいです。
細かいKPIや金額欄は、慣れてから追加しても遅くありません。最初から完璧な日報を求めると、文章を書くことが目的になってしまいます。
既存顧客フォローで使う場合
既存顧客フォローでは、毎回長く書くより、前回から変わったことを残すほうが使いやすいです。
たとえば「担当者変更あり」「来月予算確定」「競合から新提案あり」などです。こういう小さな変化は、電話のあとすぐ書かないと抜けやすいです。
月末の案件確認で使う場合
月末に営業日報を見返すなら、次回アクションと期日の欄をそろえておくと確認しやすいです。
「再提案予定」だけでは、いつ誰が動くのか見えません。「5/15までに再見積送付」「5/20に導入可否を確認」のように書くと、止まっている案件を拾いやすくなります。
上司・管理側が見る場合
管理側は、文章のうまさよりも、案件が進んでいるか、止まっている理由が何かを見ます。
価格で止まっているのか、決裁者に届いていないのか、導入時期が先なのか。そこが見えると、声をかけるタイミングを判断しやすいです。担当者を責めるためではなく、詰まっている場所を見つけるための記録にすると、日報の空気も少し変わります。
営業日報テンプレートでよくあるミス
- 件数だけで終わる:訪問数や架電数だけでは、案件の温度感が見えません。相手の反応を一言でも残すと、次回の動きにつながります。
- 次アクションがあいまい:「再提案」「確認する」だけだと止まりやすいです。誰が、いつまでに、何をするかまで書くと追いやすいです。
- 顧客名だけで案件名がない:同じ会社で複数案件が動いていると混ざります。商材名や案件名も入れておくと後で探しやすいです。
- 相手の反応が主観だけになる:「感触よい」より、「導入時期は前向きだが初期費用に懸念」のほうが次に使えます。
- 入力欄が多すぎて続かない:使わない欄は削ってかまいません。毎日入れる欄と、商談時だけ入れる欄を分けると少し楽です。
営業日報テンプレートは、欄を増やすほど立派に見えます。ただ、現場で続くかは別です。外回りから戻って、机の上に名刺や資料を置いたまま日報を書く時間を想像すると、項目は少し少ないくらいがちょうどいい場面もあります。
営業日報・営業報告書・営業日誌の違い
営業まわりの書類は名前が似ています。テンプレート選びで迷う場合は、次のように分けると選びやすいです。
| 書類名 | 主な使い方 | よく入る内容 |
|---|---|---|
| 営業日報 | その日の営業活動を残す | 訪問先、商談内容、相手の反応、次回アクション |
| 営業報告書 | 特定の商談や案件の結果をまとめる | 提案内容、結果、受注見込み、所見 |
| 営業日誌 | 日々の活動を簡単に残す | 行動履歴、訪問先、連絡内容、簡単なメモ |
このページのテンプレートは、毎日の営業日報を前提にしています。ただ、商談内容や結果欄を広めに使えば、簡単な営業報告書としても使えます。逆に、訪問先と対応内容だけを短く残すなら、営業日誌に近い使い方もできます。
営業日報テンプレートに関するよくある質問
まとめ
営業日報テンプレートは、毎日の営業活動を同じ形で残すためのExcel書式です。
テンプレートを使う前は、商談内容がメモ、メール、担当者の記憶に分かれやすくなります。使うときは、訪問先、相手の反応、次回アクションを同じ場所に残せるので、翌日のフォローや月末の案件確認がしやすくなります。
まず日報を始めるならシンプル版、書き方に迷うなら入力例付き、商談内容を詳しく残したいなら商談・顧客管理重視型、数字も見たいならKPI・進捗管理型を選ぶと使いやすいです。最初から全部をきれいに書こうとせず、自分の現場で続く形に少し直して使ってください。