お金や物の貸し借りは、口約束のままにすると後で話が食い違いやすいです。金額、返済日、返却日、利息の有無などを先に書面で残しておくと、あとから確認しやすくなります。
このページでは、借用書テンプレートを用途別にまとめて掲載しています。金銭の貸し借り、家族間、法人・会社用、物品の貸出など、使う場面に合わせて選べるようにしています。
WordとExcelの両方を用意しているテンプレートもあります。文章を整えて印刷するならWord、金額や返済回数を表で整理したいならExcelが使いやすいでしょう。
友人・知人への無利子の貸し借り、家族間の貸し借り、物品借用書など、用途が決まっている場合は専用ページも用意しています。
借用書テンプレートを用途別に選ぶ
借用書は、何を貸し借りするかで書く内容が変わります。先に用途を決めてからテンプレートを選ぶと、書き直しが少なくて済みます。
| 用途 | おすすめページ・書式 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 友人・知人とのお金の貸し借り | 個人間・友人向け借用書 | 無利子、一括返済、分割返済などを決めて貸す場合 |
| 家族・親子間の貸し借り | 家族・親子間の借用書 | 親子、兄弟、親族間で金銭の移動を記録したい場合 |
| 会社・法人との貸し借り | 法人・会社用借用書 | 会社と個人、会社と役員・社員などの貸し借り |
| 物品の貸し借り | 物品借用書 | 備品、機材、資料、社用物品などを貸し出す場合 |
| スマホで作成したい | 借用書PDF作成ツール | WordやExcelを使わず、その場で借用書を作りたい場合 |
借用書テンプレート一覧
ここからは、用途別にテンプレートを紹介します。この親ページでは、各テンプレートの入口をまとめています。細かい書き方や記入例は、専用ページで確認してください。
金銭の借用書
金銭の貸し借りに使う借用書です。友人・知人など個人間で使う場合は、返済期日、返済方法、利息の有無をはっきり書いておくと確認しやすいです。
友人・知人向けの無利子借用書、一括返済、分割返済などは、子ページ側で詳しく解説しています。
家族間・親子間の借用書
親子や兄弟など家族間でお金を貸し借りする場合も、書面を残しておく方が安心です。身内だと口約束で済ませがちですが、時間がたつほど「いつ返す予定だったか」が曖昧になりやすいです。
家族間では、返済条件や実際の返済記録を残しておくことが大事です。税務上の扱いが気になる場合は、国税庁の情報や税務署などで確認してください。
法人・会社用の借用書
会社と個人のあいだでお金を貸し借りするときに使う法人向けの書式です。個人用の借用書と似ていますが、宛名や署名欄に会社名、代表者名、担当者名などを入れる点が違います。
社内であとから確認することもあるので、会社名だけで終わらせず、代表者名や担当者名まで入れておく方が実務では扱いやすいです。

法人・会社から借金をする場合の借用書テンプレートです。会社名、代表者名、返済条件などを記載できる書式です。
このテンプレートの活用ポイント
- よくある実務例: 役員が会社へ資金を入れるとき、社員への一時的な立替・貸付を処理するときなどに使われます。
- 注意点: 宛先や署名欄を「会社名だけ」で済ませると、あとで確認しづらいことがあります。代表者名や担当者名も入れておくと安心です。
- カスタマイズ例: 社内処理用に、担当部署名や承認欄を追加しても使いやすいです。
国税庁:会社と社員の間で作成される借入申込書、金銭借用証書
物品借用書
物品の借用書は、お金の借用書とは書く項目が少し違います。金額ではなく、物品名、数量、返却期限、使用目的、破損した場合の扱いなどを記録します。
たとえば会社の備品、撮影機材、資料、工具などを貸し出す場合は、返却日まで書いておくと管理しやすいです。「社外持ち出し不可」「返却時に担当者へ確認」などの条件があるなら、その一文も入れておくと後で困りません。
借用書PDF作成ツール
WordやExcelを開かずに借用書を作りたい場合は、借用書PDF作成ツールも使えます。スマホやタブレットで入力し、そのままPDFとして保存したいときに便利です。
借用書テンプレートを使う前に決めておくこと
テンプレートを開く前に、先に決めておきたいのは「何を貸すのか」と「いつ返すのか」です。ここが曖昧なままだと、書式だけ整っていても、あとから読み返したときに条件がぼやけます。
- 貸し借りの対象: お金なのか、物品なのか
- 金額・数量: 金銭なら金額、物品なら品名と数量
- 返済・返却の期限: 「できるだけ早く」ではなく日付で書く
- 返済・返却方法: 振込、手渡し、持参、郵送など
- 利息・遅延時の扱い: 金銭貸借の場合は条件を明記する
- 署名欄: 借りる側、貸す側、保証人など必要な欄を確認する
実際に書類を作るときは、金額や日付よりも「返し方」で迷うことが多いです。手渡しなのか、振込なのか。分割なのか、一括なのか。ここを先に決めておくと、テンプレートへの入力はかなり楽です。
借用書の基礎知識
借用書を作る前に、言葉の違いや制度のさわりだけでも押さえておくと、文面を決めやすくなります。細かい法律判断まではこのページでは扱いませんが、実務でよく引っかかるところを簡単にまとめます。
- 借用書: お金や物を借りた事実を残すための書面
- 金銭消費貸借契約書: 貸す側・借りる側の双方で条件を確認する契約書
- 物品借用書: 物品名、数量、返却期限、使用目的などを記録する書面
- 公正証書: 金額が大きい場合などに検討される、より正式な書面
- 利息・遅延損害金: 設定する場合は数値と条件を明確にする
- 印紙税: 契約金額や内容によって確認が必要になる場合がある
借用書でよくある書き漏れ
テンプレートを使っていても、入力する内容が曖昧だと、あとで確認しづらくなります。特に次のようなところは抜けやすいです。
返済日・返却日を曖昧にする
「なるべく早く」「落ち着いたら」では、あとから判断しにくいです。金銭でも物品でも、返す日・返却する日は日付で書いておく方がいいです。
返済方法・返却方法を書かない
銀行振込なのか、手渡しなのか、持参なのか。方法を書いておかないと、あとで確認が面倒になります。振込の場合は、振込先口座や振込手数料の扱いも必要に応じて入れてください。
署名欄を省略する
借用書は、誰が借りたのかが分からなければ意味が弱くなります。住所、氏名、日付、署名欄は省略しない方がよいでしょう。
借用書のよくある質問
まとめ
借用書は、お金や物の貸し借りを後から確認するための書面です。テンプレートを使えば形はすぐ整いますが、金額、返済日、返却日、返済方法などが曖昧だと、あとで見返したときに困ります。
友人・知人との金銭貸借、家族間、法人用、物品用では、書く内容が少しずつ違います。このページでは全体の入口をまとめているので、用途が決まっている場合は専用ページからテンプレートを選んでください。
本テンプレートは、企業間の契約書や個人間の書面づくりに長く関わってきたチームが作成しています。実際によく起きる書き漏れや、あとで確認しづらくなる箇所を踏まえて、日常の貸し借りでも使いやすい形に整えています。


