受領書は、お金や物を受け取ったことを、その場できちんと残しておくための書類です。

このページでは、ふだん業務文書を作っている実務チームが、すぐ使える受領書テンプレートを無料でまとめました。Word版とExcel版があります。

A4やA5の定番サイズだけでなく、2分割・4分割の省スペース向けも用意しています。Excel版なら、数量や金額の計算をそのまま任せられます。

受領書テンプレート(Word・Excel)

Word・Excel・PDFそれぞれで、A4、A5、2分割、4分割のひな形をそろえています。会員登録は不要で、そのままダウンロードできます。

Word形式|すぐ印刷・編集できるひな形

Word版は、印刷してそのまま使いたいときに扱いやすいです。計算式は入れにくいですが、紙に出したときの見た目が安定しやすく、押印して渡す場面とも相性があります。

受領書テンプレート 無料(Word|A4縦|金銭|シンプル)プレビュー

シンプルな金銭受領書(Word)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Word 2013以降
金銭の受け取りに特化したA4縦型の受領書。取引先との現金の受渡や謝礼金の支払いなど、証拠を残したい場面で活用できます。
受領書テンプレート 無料(Word|A4縦|金銭|簡易版)プレビュー

簡易的な金銭受領書(Word)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Word 2013以降
記入欄をかなり絞った、簡易タイプの金銭受領書です。少額の受け渡しや仮払いの記録など、さっと済ませたい場面で使いやすい形にしています。
 受領書テンプレート 無料(Word|A4縦|物品|シンプル)プレビュー

シンプルな物品受領書(Word)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Word 2013以降
品名と数量のみを記載するシンプルな物品受領書。社内備品や貸与品の受け渡しなど、簡易な受領確認に適しています。
受領書テンプレート 無料(Word|A4縦|物品|単価表付き)プレビュー

単価表付の物品受領書(Word)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Word 2013以降
品名・数量・単価・金額が記入できる明細形式の受領書。納品時のチェックや在庫管理資料としても活用できます。
受領書テンプレート 無料(Word|A4縦|物品|受領表付き)プレビュー

受領表付の物品受領書(Word)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Word 2013以降
複数の物品を一覧で記録できる表形式の受領書。確認欄付きで、受領サインや備考も書き込みやすくなっています。

Excel形式|計算・複数件管理に便利な受領書

Excel版は、数量と単価を入れると金額まで自動で出せるので、件数が増えたときに手が止まりにくいです。月末にまとめて処理したいときは、こちらのほうが楽かもしれません。

受領書テンプレート 無料(Excel|A4縦|物品|受領表付き)プレビュー

受領表付の物品受領書(Excel)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Excel 2013以降
物品名・数量・備考を一覧で整理できる受領書。社内の貸与品管理や備品チェックに便利なレイアウトです。
受領書テンプレート 無料(Excel|A4縦|金額表付き|自動計算対応)プレビュー

金額表付の受領書(Excel)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Excel 2013以降
金額の内訳を項目ごとに記載できます。数量・単価・金額の自動計算にも対応し、経理処理にも使いやすい形式です。
受領書テンプレート 無料(Excel|A4縦|受領商品表付き)プレビュー

受領商品表付の受領書(Excel)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Excel 2013以降
受領した商品名と数量を明細化できるExcel受領書。発注品の検品記録や納品書との突合用として活用できます。

A4・A5・4分割などサイズ別フォーマット

受領書テンプレート 無料(Excel|A4 2分割|物品)プレビュー

A4サイズ2分割の受領書(Excel)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Excel 2013以降
A4用紙1枚に2件分の受領書を出力できます。コスト削減・省スペース運用に最適で、小規模なやりとりに便利です。
受領書テンプレート 無料(Excel|A4 2分割|表付き)プレビュー

A4サイズ2分割の表付受領書(Excel)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Excel 2013以降
品名・数量を記載できる2分割形式。受領内容を一覧化しながら、手軽に印刷・保存したい場面に向いています。
受領書テンプレート 無料(Excel|A4 4分割|金銭)プレビュー

A4サイズ4分割の金銭受領書(Excel)
更新日:2025-10-09 対応バージョン:Excel 2013以降
A4用紙に4枚分の金銭受領書をまとめて印刷。イベント受付・現金支払いの記録など、複数件対応に便利です。
【実務経験コメント】
以前、ユーザーから「数量と単価から自動計算したい」と要望を受けた際、Excel形式の受領書が役立ちました。一方で、出力して押印が必要な場面では、Word版のテンプレートを使うことが多いです。

受領書とは?|目的と使い方

受領書は、お金や物を受け取ったことを後から確認できるように残す書類です。このページでは、現場で使いやすい形を意識して、用途ごとにテンプレートを分けています。

受領書の書き方と必須項目

基本項目

まずは、このあたりを書いておけば受領書として形になりやすいです。

・受領日
・相手先の名前(受け取る側)
・発行者名(渡した側)
・受領した内容(品名や金額など)
・数量・単価・合計(金額が絡む場合)
・署名か押印

意外と多いのが、書いたあとにそのまま渡してしまって、最後の署名や押印だけ抜けるケースです。机の上で折る前に、一度だけ見直しておくと安心です。

物品と金銭で異なる記載項目

物品受領書には金額が不要な場合もありますが、金銭を伴う場合は金額や印紙の要否も注意が必要です。

押印は必要?

サインまたは認印の押印が一般的。企業間取引では社印が必要なこともあります。

印紙が必要なケース

金額が5万円を超える受領書(特に金銭受領)は収入印紙が必要になります。詳しくは国税庁「No.7105」をご確認ください。

保管期間の目安

法人の場合、受領書などの取引書類は7年間の保存が義務付けられています。
参考:国税庁「No.5930」

カスタマイズ例(社内用・金銭専用など)

受領書は、そのまま使うより、用途に合わせて少し直したほうが扱いやすいことがあります。ここでは、現場でありがちな3パターンに分けて見ていきます。

例①:社内用にカスタマイズ
・部署名・社員番号の欄を追加
・提出先の部署名を記載
・備考欄に「貸与品返却確認済」など注記を追加
例②:金銭受領専用に変更
・「物品名」を「金額内訳」に変更
・印紙欄を追記し、収入印紙貼付チェックを明示化
・合計金額の再計算欄を追加
例③:備品管理と返却チェック用途
・貸出日と返却予定日を記入欄に追加
・貸与品リストを複数行で記載できる形式に
・返却チェック欄や署名欄を設置

備品の貸出・返却履歴を記録する目的で、受領書がそのまま貸与台帳としても活用可能です。

WordとExcelの違いと使い分け

受領書テンプレートは、Word版とExcel版の2種類です。どちらが良いかは使う場面で変わります。見た目を崩したくないならWord、計算や一覧管理まで考えるならExcel、という分け方がわりとしっくりきます。

それぞれの特徴と選び方

Word形式:印刷やPDF化に適しており、社名やロゴなどを挿入しやすいのが特長です。書面提出用に最適です。
Excel形式:数量や金額の自動計算が可能で、複数件の管理や修正にも柔軟に対応できます。内部処理や社内共有向きです。

印刷・編集・差し込み印刷など機能の違い

書類として印刷・提出するならWord、数字を扱ったり複数件をまとめるならExcelという使い分けが現場では多いです。Wordは見た目が崩れにくい分、提出前の見栄えが安定しています。Excelは式を組んでおけばあとが楽になります。

実務上の使い分け例

例1:出先で手書きが前提の受領書 → Word形式で印刷・持参
例2:備品の受け渡しを複数部署で管理 → Excel形式で一覧管理+関数活用
例3:社内で押印前に内容を回覧 → Word形式でレイアウト固定し、PDF化して送信
結局は、どこで誰が使うかで選ぶのがいちばん無理がありません。

受領書作成・運用での注意点と失敗例

受領書は、あとで「受け取った・渡した」を確認する材料になる書類です。書式だけ整っていても、記入漏れや保管のしかたが雑だと困ることがあります。ここでは、現場で起こりやすいミスを先に見ておきます。

よくあるミス(サイン漏れ・印紙忘れなど)

・署名や押印を忘れたまま渡してしまった
・金額や品名が空欄のままだった
・5万円超えの受領書なのに収入印紙を貼り忘れた

なかでも印紙の貼り忘れは、後から気づいても対応が面倒になります。金額が大きめの取引では、渡す前にもう一度確認しておくといいでしょう。

保管義務・保存期間の注意点

法人では、取引書類として7年間の保存義務があります。PDF化や社内サーバーへの保存も含めて、保存方法と期限の管理が重要です。

参考:国税庁「No.5930 帳簿書類等の保存期間」

実務で見落としがちな運用ミス

・控えを残さずに渡してしまう
・Excelファイルの改ざん履歴が追えない状態で保存
・担当者が変わるとテンプレ形式がバラバラになる

担当者ごとに書き方がずれていくと、あとで見返したときに地味に困ります。テンプレートと記入ルールは、早めにそろえておいたほうが後が楽です。

よくある質問(FAQ)

Q. WordとExcel、どちらを選べばいいですか?
編集や印刷して提出するだけならWord形式が便利です。
自動計算や複数件をまとめたい場合はExcel形式がおすすめです。
Q. 受領書テンプレートは無料で使えますか?
はい。すべて無料でダウンロード可能です。Excel・Wordどちらもご用意しています。
Q. 金銭受領でもテンプレートは使えますか?
はい。金銭専用フォーマットもございます。印紙欄などに対応した形式をお選びください。
Q. 商用でも利用できますか?
商用利用も可能ですが、再配布・販売はご遠慮ください。
Q. 受領書に収入印紙が必要なケースは?
金銭受領で金額が一定以上のときは貼付が必要になる場合があります。金額・契約形態により異なるため、国税庁の案内をご確認ください。
Q. 電子保存(PDF保存)でも有効ですか?
取引の実態が確認でき、社内の保存規程や法令(電子帳簿保存法等)に沿って保管されていれば有効に扱われます。原本性・検索性の確保など運用ルールを整備しましょう。

まとめ

ここまで、受領書の基本と、Word・Excelそれぞれのテンプレートを見てきました。

受領書は、金銭や物品のやりとりがあった事実を後から確認できる書類です。

作って渡して終わりにせず、控えはきちんと残しておくと安心です。紙で渡すならWord、計算や管理まで含めるならExcel、といった具合に選ぶと使いやすいと思います。