現品票とは、工場内を移動する製品・半製品・部品・材料といった品物に必要な情報を書いて付与する伝票のことです。
製品コードや製品名、数量、日付、バーコードなどが現品票に書かれますが、企業や製品によって内容は変わってきます。
今回は、現品票のエクセルテンプレートを紹介します。現品票作成の際の参考にしてください。
現品票テンプレート
A4用紙 横で6枚作成できる現品票と、A4用紙 縦で8枚作成できる現品票のテンプレートです。バーコードは、現品票コードに値を入れることで表示されるようになります。
バーコードの形式を変更したり、削除したい場合は、テンプレートを開いて「開発」→「デザインモード」を選択し現品票の下部にある空白部分をクリックすると修正や削除できるようになります。
A4縦8枚 バーコードなし
A4用紙 縦で8枚分の現品票を作成できる現品票のテンプレートです。バーコードがない分、伝票に記載する項目の量が多くなっています。特に規定のラベル用に調整はしていないので、使用するプリンタに合わせてサイズを調整してください。
A4用紙で6枚作成できる現品票テンプレートです。
A4用紙で8枚作成できる現品票テンプレートです。
現品票とは
現品票は、製造現場で製品や部品、材料などに添付して使用する伝票です。品名、数量、製造日、ロット番号、工程指示など、その品物に関する情報を記載します。
現品票は、製造現場における情報伝達の役割を果たします。従来の紙ベースの現品票に加え、近年ではバーコードやQRコードなどを活用したデジタル現品票も登場しており、製造現場の効率化に貢献しています。
現品票はなぜ必要か
製造現場では、製品を効率的に生産するために、様々な情報を伝達する必要があります。しかし、口頭やメモによる伝達では、情報が伝達途中で失われたり、誤解が生じたりする可能性があります。
現品票は、製品に詳細な情報を添付することで、これらの問題を解決することができます。誰でも必要な情報をすぐに確認することができるため、情報の伝達漏れや誤伝達を防ぐことができます。