このページでは、Excelで使えるToDoリスト(やることリスト)テンプレートを無料配布します。
A4縦/横・週間/日次に対応し、チェック欄・期限・優先度・担当・進捗%など実務で欲しい機能を揃えました。印刷して掲示/配布もOK。まずは比較表から用途に合う型を選択してください。
【このページのポイント】
- 無料のExcelテンプレ:A4縦/横・週間/日次を収録
- チェック欄/期限/優先度/担当/進捗%など実務機能を完備
- 定番のExcel版に加えPDF版も用意
ToDoリストテンプレートの選び方と基本
ToDoリストは、日常業務から個人タスクまで幅広く使える管理表です。
- ToDoリストの基本(何のための表か)
- Excelで作る利点(印刷・カスタマイズ・共有)
- 形式の選び方(縦型・横型・週間タイプ)
ToDoリストとは?目的とメリット
ToDoリストとは、「やるべきこと(To Do)」を一覧化し、進行状況を整理するための表です。
- 主な効果:
- 優先順位づけ:重要・緊急の切り分けがしやすい。
- 抜け漏れ防止:チェック欄で実施状況を可視化。
- 効率向上:やることが明確になり着手が早まる。
- 活用シーン:日次の業務整理/プロジェクトの細分化タスク/家庭内のやること管理 など。
Excelで作るToDoリストの特徴(印刷・カスタマイズ・共有)
- 印刷に強い:
A4縦/横で体裁を整えやすく、配布・掲示に向く。 - カスタマイズ自在:
チェック欄・期限・優先度・担当・備考・ステータス(未着手/進行中/完了)などを自由に追加。 - 見やすさ向上:
色分け・条件付き書式で期限切れや高優先度を強調。 - 共有しやすい:
共有フォルダやクラウド(OneDrive/Google Drive)で同時閲覧・更新も可能。
ToDoリストの選び方(縦型・横型・週間タイプなど)
- A4縦型(シンプル表)
- 向いている人:個人のタスク整理、紙運用中心。
- 特徴:1列に並べて管理。省スペースで記入が素早い。
- A4横型(一覧性重視)
- 向いている人:チーム共有、担当・期限・優先度など列が多い運用。
- 特徴:横方向に項目を広げ、多項目を一目で比較。
- 週間タイプ(ウィークリー)
- 向いている人:スケジュール連動で「いつ何をやるか」を決めたい人。
- 特徴:曜日ごとにタスクを割り振り、時間管理と両立。
ToDoリスト テンプレート(Excel無料)
無料のExcel版ToDoリストテンプレートを、用途に合わせてご提供しています。日次や週間でのタスク管理に対応し、A4縦と横のレイアウトから選べます。
やることリスト テンプレート(業務向け・A4縦)
カスタマイズ例:
列を追加して担当・締切・所要時間を管理/条件付き書式で期限超過を赤表示/完了率(
列を追加して担当・締切・所要時間を管理/条件付き書式で期限超過を赤表示/完了率(
=COUNTIF(チェック列,TRUE)/タスク件数
)を表示。
日次 ToDoリスト(今日やること/所要時間・締切・優先度)
カスタマイズ例:
朝のA/B/C優先度でソート→昼に短時間タスクを固めて消化→夕方に未完抽出で翌日へ繰越。
朝のA/B/C優先度でソート→昼に短時間タスクを固めて消化→夕方に未完抽出で翌日へ繰越。
週間 ToDoリスト(ウィークリー/曜日別)
カスタマイズ例:
週の冒頭で重要/緊急を判定→曜日に割当/土曜を振り返り欄に変更して改善メモを残す。
週の冒頭で重要/緊急を判定→曜日に割当/土曜を振り返り欄に変更して改善メモを残す。
月間 ToDoリスト(カレンダー形式/31日対応)
カスタマイズ例:
月末に未完タスク抽出→次月シートへコピペ/色分けで部署・案件タグを可視化。
月末に未完タスク抽出→次月シートへコピペ/色分けで部署・案件タグを可視化。
A4横型 ToDoリスト(一覧性・担当/期限の多項目管理)
カスタマイズ例:
担当列でフィルタ/ユーザー設定リストで優先度(A→B→C)ソート/条件付き書式で期限が今日・超過を色分け。
担当列でフィルタ/ユーザー設定リストで優先度(A→B→C)ソート/条件付き書式で期限が今日・超過を色分け。
カラフル ToDoリスト(おしゃれ・カテゴリ色分け)
ToDoリストの活用方法|業務・日常での活かし方
ExcelのToDoリストは、「見える化」→「迷わない順番」→「振り返り」のサイクルで使うと効果的です。以下の実務のコツをそのまま設定すれば、個人でもチームでもすぐに利用できます。
完了チェックと進捗率表示で見える化
- チェック欄に✓:
終わった行だけに✓を入れて、未完との差を一目で把握。 - 条件付き書式:
✓の行を薄いグレーに、期限超過を赤に自動色分け。 - 進捗%セル:
表の右上など、常に視界に入る場所に配置。 - 夕方の1行メモ:
「詰まった理由/次の一手」を短く残して翌日に活かす。
優先度・期限・担当者の設定で効率管理
- 優先度(A/B/C):
朝にAを3件以内で確定。ユーザー設定リスト(A,B,C)で並び替えが一発。 - 期限(日時):
今日が締切のタスクを先頭に。時間指定(10:00/14:00)で迷いゼロ。 - 担当者:
チーム利用時は担当列を追加し、フィルタビューで各自のキューを即表示。 - 所要時間:
15分/30分/1時間で粒度を揃え、短時間タスクを固めて着手ブースト。
個人/チームで使う場合のおすすめ設定例
個人用(日次)おすすめ列: No|タスク|優先度(A/B/C)|所要時間|締切(時刻)|ステータス(未/進/完)|チェック
- 朝:優先度→締切→所要時間の順で並べ替え
- 昼:15分タスクを束ねて一気に処理
- 夕:未完のみ抽出→翌日に繰越
チーム用(案件)おすすめ列: No|タスク|担当|優先度|期日(YYYY/MM/DD)|依存ID|ステータス|備考|チェック
- 依存関係のあるタスクを先頭に前倒し
- 担当でフィルタし、朝会で各自のAタスクを確認
- 期日が近い・超過は条件付き書式で強調
COUNTIF関数を使った自動進捗率の計算方法
「チェック欄がTRUE(✓)」または「ステータスが『完了』」の行数から完了率を算出します。
✓(TRUE/FALSE)で管理する場合
=COUNTIF(F2:F101,TRUE) / COUNTA(B2:B101)
- F列:チェック欄(TRUE/FALSE)
- B列:タスク名(空行は入れない運用が簡単)
- セルの表示形式を「パーセンテージ」に設定
「完了」ラベルで管理する場合
=COUNTIF(G2:G101,"完了") / COUNTA(B2:B101)
空行を含む表で、実タスク件数(未入力行を除外)を分母にしたい場合
=COUNTIF($G$2:$G$101,"完了") / COUNTIF($B$2:$B$101,"<>")
- COUNTIF("<>"):空白ではないセルのみカウント(分母が正確)
- 完了率セルを固定参照にして、シート複製でも壊れないようにするのがおすすめ
関連リンク
よくある質問(FAQ)
チェックリストとしても使えますか?
はい。ToDoリストはチェック欄付きのテンプレートを使えば、そのままチェックリストとしても利用可能です。確認作業や納品前のチェック用途にも便利です。
スケジュール表と併用した方がいいですか?
スケジュール表と併用することで「いつやるか」が明確になり、時間管理や優先順位の判断がしやすくなります。日次・週次の予定とタスクを連動させるのがおすすめです。
Excelの関数を使って進捗率を自動表示できますか?
はい。ExcelのCOUNTIF関数などを使えば、完了済みタスクの割合から進捗率を自動計算することも可能です。必要に応じてテンプレートに機能を追加してください。
チームメンバーごとのタスク割り当てに使えますか?
タスクごとに「担当者」欄を設けることで、個人別のタスク割り当ても可能です。複数人で管理する場合は、共有しやすいGoogleスプレッドシートの利用も便利です。
仕事以外でもToDoリストは活用できますか?
もちろん可能です。家事・買い物リスト・旅行準備・勉強計画など、日常生活でもToDoリストは幅広く活用できます。