お手伝い表は、子どもが家の中の仕事を少しずつ覚えたり、「自分でできた」を見える形にしたりするときに使いやすい表です。

このページでは、Excelで編集できるお手伝い表テンプレートを無料でダウンロードできます。お小遣い管理付き、小学生向け、1か月用、曜日別、1週間用を用意しているので、家庭のルールや子どもの年齢に合わせて選んでください。

お手伝い表テンプレートの選び方

使いたい場面 おすすめテンプレート 使い方の目安
お手伝いとお小遣いをつなげたい お手伝い表(お小遣い管理付き) 1回あたりの金額、回数、月の合計をまとめて確認できます。月末に「いくらだった?」となりやすい家庭に向いています。
小学生でも見やすい表にしたい 小学生向けお手伝い表 項目を少なめにして、できた日をチェックする形式です。低学年は親が一緒に、高学年は自分で記録する使い方もできます。
1か月分をまとめて管理したい 1か月用お手伝い表 1日から31日までを一覧で確認できます。月末に振り返るときや、兄弟で比べずに進み具合だけ見たいときに使いやすいです。
曜日ごとに決まった家事がある 曜日別タイプ 月曜はゴミ出し、土曜は玄関そうじなど、曜日で役割を決めている家庭に合います。マスが大きめなのでメモも書けます。
まず短い期間で試したい 1週間用タイプ いきなり1か月続けるのが難しそうなときは、1週間から始めると気が楽です。夏休みの最初の週だけ試す使い方もできます。

無料ダウンロードできるお手伝い表テンプレート

お手伝い表は、細かく作りすぎると親の記入が負担になります。最初は「テーブルをふく」「洗濯物をたたむ」「玄関を整える」くらいの身近な内容から始めると、朝や夕方の流れに入れやすいです。

お小遣いと連動させる場合も、全部のお手伝いに金額をつけなくて構いません。自分の食器を下げる、自分の持ち物を片付けるなどはチェックだけにして、家族の仕事を手伝ったものだけ金額を入れるほうが、家庭内で説明しやすくなります。

お手伝い表(お小遣い管理付き)

お手伝いの内容、1回あたりの金額、回数、合計金額をまとめて記録できるテンプレートです。小学生のお小遣い管理に使いやすい形式で、月末に合計を確認したいときに向いています。

金額の例は、テーブルをふく10円、洗濯物をたたむ20円、お風呂そうじ50円のように、10円・20円・50円くらいで分けると入力しやすいです。高くしすぎると月末に思ったより大きな金額になって、親のほうが少し焦ります。ここは最初に上限を決めておくと楽です。

お手伝い表 お小遣い管理付きテンプレート(Excel・PDF)無料|小学生向けの金額計算表
使うときの調整例

  • 低学年は金額欄を使わず、できた回数だけチェックする
  • 高学年は1回あたりの金額と月合計を自分で確認する
  • お風呂そうじや料理の手伝いなど、少し手間のかかるものだけ金額を入れる
  • 月の上限を500円、1,000円など家庭で決めておく
  • 支払い済み欄を作って、二重に渡してしまうミスを防ぐ

小学生向けお手伝い表

小学生が見やすいように、項目をシンプルにしたお手伝い表です。低学年なら「くつをそろえる」「テーブルをふく」「せんたくものをたたむ」など、短い言葉で書いておくと自分でも確認しやすくなります。

朝の支度前に見るより、夕方や夕食後に使うほうが落ち着いて記録できます。親が忙しい時間に全部チェックしようとすると続かないので、「寝る前に1分だけ見る」くらいの軽さで始めるのが現実的です。

小学生向け お手伝い表テンプレート(Excel・PDF)無料|低学年から使えるチェック表
使うときの調整例

  • 低学年はひらがな中心にして、項目を3〜5個にしぼる
  • 中学年は曜日ごとに担当を決めて、できた日に丸をつける
  • 高学年は料理の手伝い、ゴミ出し、掃除機など少し広い範囲も入れる
  • 兄弟で使う場合は、名前欄を分けて比べすぎないようにする
  • できなかった日を責めるより、続いた日を見えるようにする

1か月用(31日タイプ)

1日から31日までの日付が入ったテンプレートです。1か月分をまとめて見られるので、続いているかを確認しやすい形です。そのぶん、1マスはやや小さめです。書く内容は短めにして、丸やシールで記録するほうが見やすくなります。

夏休みや冬休みのように、毎日の流れが変わりやすい時期にも使えます。月末に親子で見返すと、「これは続いたね」「これはちょっと多かったね」と話しやすいです。

お手伝い表 テンプレート(Excel・無料)1か月31日タイプ|家事のチェックシート
使うときの調整例

  • 31日がない月は、使わない日付の列を空欄のままにする
  • 項目が多いと見づらいので、最初は5個前後にする
  • 兄弟で使う場合は、名前ごとに行を分ける
  • 月の途中で内容を変えたくなったら、翌月から変える
  • 冷蔵庫やリビング横など、毎日目に入る場所に貼る

曜日別タイプ

月曜から日曜まで、曜日ごとに記録できる形式です。曜日で家事の内容が決まっている家庭に向いています。たとえば、月曜はゴミをまとめる、土曜は玄関そうじ、日曜は洗濯物をたたむ、というように使えます。

マスが大きめなので、ひとことメモや金額を書きたい場合にも使いやすいです。細かい日付よりも、曜日のほうが覚えやすい子にはこちらが合います。

お手伝い表 テンプレート(Excel・無料)曜日別タイプ|大きいマスで記録できる表
使うときの調整例

  • 平日は軽め、土日は少し時間のかかるお手伝いにする
  • 曜日ごとに「掃除」「配膳」「洗濯」などの種類を分ける
  • 習い事がある日は空欄にして、無理に入れない
  • できた日だけ丸をつけて、細かい点数にしすぎない
  • 週末にまとめて確認し、翌週の内容を少し直す

1週間用タイプ

1週間分をくり返し使えるシンプルなテンプレートです。まずは短い期間で続けてみたいときに向いています。いきなり1か月続けるのが大変そうな場合は、こちらから始めると負担が少なくなります。

月曜に印刷して、日曜の夜に見返す。それくらいの使い方で十分です。表を作る前より、親も「何を頼むか」を考えやすくなります。

お手伝い表 テンプレート(Excel・無料)1週間タイプ|習慣づけに使える記録シート
使うときの調整例

  • 朝と夕方で分けず、最初は1日1回の記録にする
  • できた数が少なくても、続いた日を親子で確認する
  • 日曜に次の週のお手伝いを子どもと一緒に決める
  • 低学年はシール、高学年はチェックで記録する
  • 続けにくい項目は、次の週に少し簡単な内容へ変える

お手伝い内容と金額の決め方

お小遣いと連動させる場合は、金額を細かくしすぎないほうが使いやすいです。10円、20円、50円のように少ない段階にしておくと、子どもも親も迷いません。

お手伝いの例 金額の目安 使うときの考え方
テーブルをふく 10円 毎日続けやすい内容です。低学年でも始めやすく、夕食後の流れに入れやすいです。
食器を運ぶ・下げる 10〜20円 割れ物がある場合は、最初だけ親が横で見てあげると安心です。
洗濯物をたたむ 20〜30円 タオルだけ、靴下だけなど範囲を分けると始めやすくなります。
玄関そうじ 20〜30円 週1回くらいの頻度にすると続けやすいです。砂が多い日は少し大変です。
お風呂そうじ 30〜50円 浴槽だけ、床だけなど分けて書くと、できた範囲が分かりやすくなります。
掃除機をかける 30〜50円 家全体ではなく、リビングだけ、廊下だけのように区切ると頼みやすいです。
料理の手伝い 50円前後 米とぎ、野菜を洗う、盛り付けなど、火を使わない作業から始めると安心です。

よくある迷いどころは、「自分のこと」までお小遣いに含めるかどうかです。自分の部屋を片付ける、自分の食器を下げる、学校の準備をする。このあたりまで金額をつけると、あとで線引きに迷いやすくなります。

家庭内では、「自分のことはチェックだけ」「家族の仕事を手伝ったら金額を入れる」と分けておくと説明しやすいです。完全にきれいなルールにしなくても、最初に親子で話しておくだけで、月末のもやもやは減ります。

お手伝い表を続けるコツ

お手伝い表は、項目を増やすほど立派に見えます。でも、実際に使うと多すぎる表はすぐ止まりがちです。最初は3つくらいからで十分です。

たとえば、平日は「テーブルをふく」「洗濯物をたたむ」、休日だけ「玄関そうじ」を入れる。これくらいなら、親もチェックしやすいです。

ありがちな詰まりどころ

  • 最初から項目を増やしすぎて、親も子どもも確認しきれなくなる
  • 金額を細かく決めすぎて、月末の計算が面倒になる
  • できなかった日に印をつけて、子どもが嫌になってしまう
  • 兄弟で同じ表を使い、いつの間にか競争になってしまう

表を使う前は、「今日も手伝って」とその場で声をかけるだけになりがちです。表にしておくと、子どもも「今日は何をする日か」が見えます。親も毎回説明しなくてすむので、夕方のバタバタした時間は少し楽になります。

反対に、表の通りにできない日があっても、そこまで気にしなくて大丈夫です。習い事の日、疲れている日、家族の予定がある日もあります。現場というか、家庭ではだいたい予定どおりには進みません。空欄があってもそのまま次の日に戻れば十分です。

関連テンプレート

夏休みや家庭学習とあわせて使う場合は、以下のテンプレートも利用できます。

よくある質問

お手伝い表は印刷して使うのと、Excelで入力するのはどちらがいいですか?
低学年なら、印刷してシールや丸で記録するほうが使いやすいです。高学年で金額計算まで見る場合は、Excelで入力すると合計を確認しやすくなります。家庭で貼って使うならPDF、金額や項目を変えたいならExcelが向いています。
お小遣い管理付きのお手伝い表は何年生くらいから使えますか?
目安としては小学3年生くらいから使いやすいです。低学年でも親が一緒に記録すれば使えますが、金額や合計を自分で見るなら中学年から高学年のほうが合います。
お手伝いの金額はいくらくらいにすればいいですか?
最初は10円、20円、50円くらいの少ない段階で分けると決めやすいです。テーブルをふくなら10円、洗濯物をたたむなら20円、お風呂そうじや料理の手伝いなら50円前後など、手間に合わせて調整します。月の合計が大きくなりすぎないように、上限を決めておくと安心です。
お手伝い内容はどう決めればいいですか?
子どもの年齢に合わせて、無理なくできる内容から始めます。低学年なら「くつをそろえる」「テーブルをふく」、中学年なら「洗濯物をたたむ」「玄関そうじ」、高学年なら「掃除機」「料理の手伝い」なども入れやすいです。
ごほうびやお小遣いと連動させてもいいですか?
連動させても使えます。ただし、すべての家事に金額をつけると迷いやすいので、自分のことはチェックだけ、家族の仕事を手伝ったものは金額あり、というように分けると使いやすいです。
1か月用と1週間用はどちらから始めるのがいいですか?
初めて使うなら1週間用から始めると気が楽です。続きそうなら1か月用に変える流れでも問題ありません。すでに毎日のお手伝いがある程度決まっている家庭なら、最初から1か月用でも使いやすいです。

まとめ

お手伝い表は、子どもに家の仕事を覚えてもらうだけでなく、親の声かけを少し減らすためにも使えます。毎回「これやって」と言うより、表にして見える場所に置いておくほうが、子どもも動きやすくなります。

お小遣い管理付きは、月末の計算や支払い確認に向いています。小学生向けの表は、まず習慣づけをしたい家庭に使いやすい形式です。

きっちり全部埋めるより、続けられる形に少しずつ直していくほうが長持ちします。まずは使いやすいテンプレートを選んで、家庭のルールに合わせて調整してみてください。