「々」、「〃」などの踊り字や特殊な文字記号をパソコンで入力するときに、毎回入力の仕方がわからず「変換できない!」と困ることがありますよね。

そこで今回は、々、〃、~、・といった普段使うことの少ない、踊り字や特殊な文字記号を変換する方法について紹介します。

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「々」「〃」「~」「・」などの文字記号を入力するには

「々」「〃」「~」「・」といった繰り返し記号などの特殊な記号をWindows10で入力する最も簡単で覚えやすい方法は、「きごう」と打ち込んで変換するやり方です。

「きごう」と打ち込んで変換すると、MicrosoftIMEでもGoogle日本語入力でも、記号のリストが表示されるので、その中から入力したい記号を選ぶだけです。

MicrosftIMEでの記号のリスト

ただし、この方法だと多くの記号がでてくるので選ぶのに結構手間がかかります。

個別の記号を変換する方法

目的の記号をすぐに出したい場合は、それぞれの記号が変換される文字を覚えるのが手っ取り早いです。知っているだけで、記号を出したい時のストレスがかからずかなりスッキリします。

例えば、「々」だと”おなじ”や”どう”、”くりかえし”などを変換することで変換候補に出てきます。

「おなじ」や「くりかえし」で変換する

以下の表は、記号と入力するふりがなをまとめたものです。よく使う記号だけでも覚えておくといいでしょう。

※ Microsoft IMEで変換できる文字です。 Google日本語入力やATOKなど他の日本語入力エンジンでは一部表のとおりに変換できないものもあるので注意してください。

記号入力文字
から、なみ、にょろ
こめ、ほし
てん
おなじ、どう、くりかえし
おなじ、どう、くりかえし
おなじ、どう、くりかえし
おなじ、どう、くりかえし
おなじ、どう、くりかえし

別の単語から文字を削除する方法

多くの人がやっている繰り返し記号の入力方法は、記号を含む単語を入力して前後を消すという方法です。

例えば、「々」だと「ますます」を「益々」で変換して頭の「益」を消すという方法ですね。この方法だと、入力する記号のふりがなを覚える必要がないのがメリットです。

益々を変換して特殊記号を入力する

ただし、「々」だと単語を思いつきそうですが、「ヽ」などはどういう単語を変換すればいいのかわからないということもあるので、記号を出せるふりがなを覚えたほうがよさそうです。

  • 「々」・・・益々、時々、少々など
  • 「ヽ」・・・あゝ(ああ)、すゝめ(すすめ)
  • 「ゞ」・・・すゞ(すず)、いすゞ(いすず)

まとめ

パソコンで「々」「〃」「~」「・」など普段は使わない特殊な記号を入力する方法を紹介しました。

これらの特殊記号を入力する方法は、以下のようにいくつかのやり方があります。

  • 「きごう」を変換する
  • 各記号の変換できる文字を覚える
  • 別の単語から不要部分を削る
  • Microsoft IMEの変換機能を表示

一番スマートな方法は、各記号が変換できる文字(例えば「々」なら「どう」など)を覚えておく方法なので、よく使う記号だけでも覚えておくといいでしょう。