このページでは、家系図のテンプレートを無料でダウンロードできます。
Excel版とWord版を用意しており、横書き・縦書きの両方に対応しています。家系図をどう書き始めればいいか迷いやすいところや、親族関係図として使うときに見落としやすい点も、あわせてまとめました。
すぐ使えるよう、レイアウトはなるべくシンプルにしています。まずは見本を見ながら、使いやすい形を選んでみてください。
家系図とは|目的と活用シーン
家系図は、親族どうしのつながりを一枚で見える形にしたものです。
たとえば、家族の記録を残したいとき。相続の話し合いに備えたいとき。あるいは、祖父母の代まで整理しておきたいときにも使えます。頭の中ではわかっているつもりでも、紙にすると関係がすっと見えてきます。
家族間の関係整理に
自分を基点にして、子ども、親、祖父母、兄弟姉妹と順に書き出していくと、頭の中であいまいだった関係が見えてきます。紙に並べた途端、急に整理しやすくなることがあるんです。
相続・財産分与の確認にも
親族関係を先に整理しておくと、家族で話すときも説明がしやすくなります。司法書士や弁護士に相談するときに、関係を伝える下書きのように使う人もいます。
家系図テンプレート(エクセル)
家族のつながりを、Excelで整理しやすい形にしたテンプレートです。
横タイプには生年月日の欄がありますが、そこは固定ではありません。続柄を書いてもいいですし、簡単なメモ欄にしても使えます。実際、あとで見返すことを考えると、生年月日より「長男」「再婚」などの補足を入れたほうが助かることもあります。
横タイプ
横タイプは、続柄や生年月日、ひとことメモを横並びで見たい人に向いています。画面で見たときにも関係が追いやすく、列を足して調整しやすい形です。
縦タイプ
縦タイプは、先祖の流れを上から下へ追いたいときに使いやすい形です。
人数が増えても、世代ごとに並びが崩れにくいので、印刷して見たい人にも向いています。名前と続柄だけを淡々と入れていきたいときは、この形のほうが落ち着いて見えるかもしれません。
縦タイプ(枠無し)
すっきりとした見た目にしたい方向けの、枠なし縦型家系図テンプレートです。罫線を使って作成しているので、線がきれいに整って印刷映えします。セルの編集には少しコツがいりますが、慣れれば自由にアレンジできます。
家系図の作り方
家系図を作ろうとして最初に止まりやすいのが、「誰を真ん中に置くか」です。祖父母から下へ並べるのか、自分から上へたどるのか。ここで迷う人はけっこういます。
どちらが正しい、というより、使う目的で決めたほうが整理しやすいです。
相続手続きや戸籍整理を目的にするなら、被相続人を中心に関係者を整理する形が素直です。一方、自分のルーツを整理したいだけなら、本人を左下か中央下に置き、上へ世代を積み上げていく形が見やすい。まずは「何のために作るか」を決めてから着手しましょう。
Excelで家系図を作る基本手順
専用ソフトがなくても、家系図はExcelでかなり形になります。
ただ、最初からセルに直接入力していくと、あとで人数が増えたときに崩れやすいです。位置を動かす前提なら、図形やテキストボックスで人物枠を置いていくほうが扱いやすいでしょう。画面の細かいマス目を下敷きにして、箱を並べていくイメージです。
- シートのセル幅・高さを均一に調整して方眼紙状にする(列幅・行高さを同じ値に揃える)
- テキストボックスで人物ボックスを作成し、名前・生年月日などを入力
- ボックス同士を「コネクタ(直線・折れ線)」でつなぐ
- 世代ごとに横一列に並べ、上から祖父母→親→本人の順に配置する
- 最後に不要なセルの罫線を非表示にして整える
最初にセルへそのまま文字を入れると、あとで地味に困ります。人数が増えたり、配偶者の位置を少しずらしたくなったりすると、一気に直しづらくなるからです。
最初は少し手間でも、テキストボックスで作っておくほうが後が楽です。ここは、わりと差が出ます。
親子・兄弟・配偶者のつなぎ方
家系図で手が止まりやすいのは、名前を書くところより、むしろ線の引き方です。親子なのか、夫婦なのか、兄弟なのか。その区別が線だけで伝わるようにしておくと、あとで見返したときにかなりわかりやすくなります。
| 関係 | 線の種類(慣例) | 補足 |
|---|---|---|
| 夫婦 | 水平の実線(横につなぐ) | 再婚の場合は二重線や別色で区別することが多い |
| 親子 | 夫婦線から下へ垂直に引いた実線 | 養子縁組などは、点線や注記、凡例で補足する方法あり |
| 兄弟・姉妹 | 共通の横線(兄弟線)から各自へ垂直に下ろす | 並べ順は、年齢順・戸籍順・見やすさ重視など、目的に応じて調整可能 |
再婚や連れ子、養子縁組など、ひと目では伝わりにくい関係を書くときは、図の端に凡例を入れておくと安心です。
たとえば「点線は養子縁組」「二重線は再婚」など、一言あるだけで見た人の迷い方がかなり減ります。相続の説明に使うなら、ここを省くと後で聞き返されやすいので、先に補っておいたほうが話が早いです。
横書きと縦書きの使い分け
家系図は、横書きでも縦書きでも作れます。どちらかが正解というより、何に使うかで選ぶほうが自然です。
| 形式 | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 横書き | Excelでの作成・データ保存・PC上での閲覧 | 横に世代が広がるので視認性が高い。PCとの相性が良い |
| 縦書き | 印刷して整理したい場合や、伝統的な見た目にしたい場合 | 伝統的な和の形式。用途や提出先によっては、縦書きのほうが見やすいと感じられることがある |
自宅で整理したり、親族どうしで共有したりするだけなら、横書きで十分です。
一方で、相続の相談や提出用の資料として使うなら、先に相手が見やすい形を確認しておいたほうが安心です。ここを後回しにすると、作り直しになることがあります。
相続や提出用に作るときの注意点
相続の場面で使う家系図は、自分だけがわかればいい、では足りません。あとから見る人が、同じ読み方をできる形にしておく必要があります。
以下は、提出前に確認しておきたい項目です。
- 氏名、生年月日、必要に応じて没年月日まで入っているか
- 養子・認知・再婚など、特殊な関係が凡例で補足されているか
- 戸籍上の表記と食い違っていないか。通称名や旧姓が混ざっていないか
- 故人であることが、注記や表記で見てわかるか
- 被相続人と相続人が、ぱっと見て区別できるか
- 印刷したときに、ボックスや線が途中で切れていないか
「省略してよい情報」については、遠縁の親族や既に詳細がわからない先祖は名前だけでも構いません。必要以上に情報を詰め込むと、かえって見づらくなる。提出先が何を必要としているかを軸に、掲載する範囲を絞るのが現場での判断です。
相続に関連して使う場合は、関係者の抜け漏れがないか、氏名・続柄・注記がきちんと読めるか。この二点を最後に確認すれば、まず問題ありません。
よくある質問(FAQ)
関連リンク
まとめ
家系図は目的に応じて自由に作れますが、ほかの人に見せたり資料として使ったりする場合は、関係が伝わりやすい形に整えておくと安心です。人に見せたり、きれいに残したい場合は、一般的な書式に沿って作るとぐっと見やすくなります。
エクセルやパワーポイントなどのソフトを使うと、あとから自由に修正や書き足しができるので便利です。
自分で整理するのが難しいと感じた場合は、専門家や関連サービスへの相談を検討する方法もあります。最初から完璧にしようとしなくてもいいのです。名前だけ埋めた状態でも、ないよりずっと役に立ちます。
■ 最終更新日


