家系図の作成には、特に決まりはありませんが一般的によく使われる書式があるので、できるだけ書式に従った方が見やすいです。
今回紹介するエクセル家系図テンプレートは、縦タイプと横タイプがあるので、使いやすい方をダウンロードして使用してください。
家系図とは
家系図は、家族の系譜を示す図で、家族間の血縁関係や婚姻関係を視覚的に表現したものです。
一般的には、祖先を起点として子孫が枝分かれしていく形で描かれ、個々の人物は通常、名前や生年月日などの情報とともに記載されます。家系図は、家族の歴史を理解するためや、遺伝学的な研究、系統学的な調査など様々な目的で利用されます。
家系図テンプレート
エクセル家系図テンプレートです。横タイプでは各人の生年月日を入力する欄があります。必ずしも生年月日を入力する決まりはないため、続柄やメモなど使いやすいような内容に決めてもいいでしょう。
横タイプ
縦タイプ
縦タイプの家系図です。世代が多い場合は縦タイプの方が1枚に入る人数が多いでしょう。生年月日やメモの場所がないので、必要な場合は工夫が必要です。
エクセル家系図のメリットデメリット
家系図は、エクセルで作成する他、手書きやツールなど様々な方法があります。以下では、エクセルで家系図をつくるメリット、デメリットについて紹介します。
エクセル家系図のメリット
・エクセルは多くの人が日常的に使用しているため、新たなソフトウェアの習得が不要。
・テンプレートを利用することで、初心者でも簡単に家系図を作成可能。
・エクセルのセルや関数を活用することで、複雑な家系図も柔軟に作成可能。
・作成した家系図はデジタルデータとして保存、編集が容易、更新や修正が可能。
・印刷や共有が簡単で、家族や研究者との情報共有に便利。
エクセル家系図のデメリット
・エクセルは表計算ソフトなので、視覚的なデザインやレイアウトに限界がある。
・家系図専用ソフトウェアに比べると機能が劣る、特に大規模な家系図の作成には不向き。
・エクセルの操作に不慣れな人は、家系図の作成が難しく感じられる。
・バージョンによっては互換性の問題が生じ、ファイルを共有する際に問題が発生する。
・スマホやタブレットでは操作がしにくいため、PCが必須となる。
まとめ
家系図には、決まった書式や書き方というものはないため家系の状態がわかれば、何でどのように描いても構いません。
しかし、他人に見せたり、ある程度見栄えを良くしたい場合は、一般的に使われている書式で作成するといいでしょう。
家系図を作成する際には、エクセルやパワーポイントなどのソフトを使うと自由に修正や加筆ができ便利です。自分で家系図を作成するのが難しい場合は、家系図作成のサービスなどもでてきているので、そういった有料のサービスの利用なども考慮してください。