直訳:方式、方法
メソッドとは
・クラスに属する関数(プログラミング)
簡単な解説
メソッドの意味とは、ある決まったやり方や方法のことです。メソッドという言葉を使う分野によって若干の違いはありますが、ほぼこのような意味で通じます。
元は英語のMethodで教え方や方式、一定の順序などを意味する言葉です。このメソッドから転じて、カタカナ英語として使われています。特にビジネス分野で使われることが多いでしょう。
プログラミングで使うメソッドは、クラスに属する関数と覚えておけばいいでしょう。
メソッドの詳細な意味
メソッドの元の意味として「やり方」や「方法」をあらわしますが、業界や分野によって意味のニュアンスが異なります。それぞれの分野でのメソッドの使い方について紹介します。
プログラミングでのメソッド
プログラムにおけるメソッドは、オブジェクト指向においてオブジェクトに対する操作のことです。
メソッドと関数の違い
メソッドの機能としては、関数とほとんど同じでどちらも処理や定義を設定したひとまとまりの命令です。同じプログラムの中では、関数はいつでも呼び出せます。
メソッドが関数と異なるのは、いつでも呼び出せるわけではなく、定義されたクラスのオブジェクトがなければなりません。また、アクセス権があるため外部から呼べるメソッドと呼べないメソッドがあります。
ビジネスで使うメソッドの意味
ビジネス分野でのメソッドは、一般的に「方法」を意味します。
例えばこのメソッドを導入することで、作業を効率化しようといったように使います。
他にも
独自のメソッドを作りあげたので提案したい
といった例文があります。
また、ビジネスメソッドという使い方をすることもあり、その場合は仕事に関しての生産性の向上などの方法論です。
ビジネスメソッドとして有名なのが、PDCAサイクルになります。PDCAサイクルは計画、実行、評価、改善の4つの英単語の頭文字を略称したものです。
このPDCAサイクルは営業マンや、製造業における品質管理などで良く利用されています。
関連用語
まとめ
メソッドは、一般的なビジネス用語では「やり方」や「方法」といった意味で使われます。プログラミングで使われる場合は、クラスに属する関数のような意味です。
関数とメソッドは似ていますが、メソッドはクラスの一部で呼び出しには制限があるというところが違います。
言葉で解説してもピンとこない部分もあるので、実際にプログラミングをしながらメソッドの使い方を覚えるのがいいでしょう。